試験演習について

 私は昔から試験演習を好む。
 試験で点数が取れない生徒のほとんどは試験演習が足りない。
 しかしそれは仕方ないと思う。
 自学自習をするときに、試験演習をするための教材が家にある生徒はどれくらいいるだろうか?
 試験は「制限時間内」にどれだけかけるかが勝負なのに「制限時間内」で練習する機会が極端に少ないように感じる。
 「制限時間内」で練習しないのは、マラソンの記録大会に出るのに一度も42,195キロを走ったことがなく、毎日ランニングだけしているようなものである。

 演習テキストにはまとめのテストのようなページがあるが、制限時間が設けられているものはそれほど多くない。
 また問題集のレベルにあったテストしかない。
 本来はできる生徒は90点、苦手な生徒は50点と学校の先生たちは作成してくださっている。
 しかし、世の中の教材のテストはそうはなっていないことが多い。
 
 試験で点数を取ることは生徒自身のモチベーションややる気をあげる。
 この点を解決出来ればさらに学習はおもしろくなるので、留意するといいと思う。

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