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【選挙ウォッチャー】 NHKから国民を守る党・動向チェック(#92)。

1日2本ペースで「NHKから国民を守る党」に関するレポートをお届けしているのですが、まったく追いつく気配がありません。今日もこうしている間に大手YouTuberのシバターさんを裁判すると言い出し、またNHKと全然関係ないところでマウンティングをかましています。シバターさんがプロレスラーだということもあり、立花孝志は「プロレスに出てやろうか」とも言っていたのですが、たいして運動もしていない中年のデブがリングに立っても、アワアワするだけで何もできないので、余計なことを言わない方がいいと思います。プロレスをナメています。


■ シバターさんの住所と名前を動画で公募

YouTubeの有名配信者の一人であるシバターさんが、立川区議の久保田学の過去の話や新宿区議の松田美樹の居住実態の話など「NHKから国民を守る党」に関して動画で発言をしたため、立花孝志は名誉毀損の裁判を起こすことにしたそうです。久保田学は僕と裁判をしていて、9月19日に判決が下される予定になっているのですが、「名誉毀損で200万円払え」という裁判をしておきながら、自分がお金を払わなければならない状況に置かれる可能性があるのに、立花孝志に「シバターを訴えられませんか?」と相談し、立花孝志も立花孝志で訴えることを決めたそうなのです。

立花孝志は相変わらず頭がおかしいので、訴えようという相手に対して「住所と名前を教えろ」というメールを送っているのですが、「わかりました」と言って住所と名前を教えてくる奴がいると思っているのでしょうか。もっとも、教えなかったら教えなかったで「逃げてる!」と印象操作を続け、悪者に仕立て上げていくのが立花孝志の手なのですが、かなり気になる発言がありましたので、これは押さえておこうと思います。

「今日、また、うちのNHKから国民を守る党の渋谷区の議員の人が、まあ議員無効だとか、渋谷、新宿区だ、ごめん。新宿に住んでないとかってデマを流してるわけよ。で、あの、やっぱり登録者が100万人もいるような大手のYouTuberなんで、あの取材もせずに出されたら、これは大きな迷惑」

新宿区議の松田美樹の居住実態については、渋谷区の選挙管理委員会が「居住実態がない」ということを認め、当選無効の決定を下しているのです。行政が調査をして「住んでいなかった」と認めているわけですから、シバターさんが「住んでいなかった」と発言しても、こんなものはデマでも何でもありません。さらに言えば、久保田学の過去のことについては、僕との裁判で「元AV男優のニコ生主」という部分は名誉毀損ではないということを本人が証言しています。なので、もしシバターさんが裁判されても、いろいろとお金がかかって面倒臭いことは面倒臭いかもしれませんが、裁判で負けることはないと思います。もしご相談事がございましたら、今月は僕と直接コンタクトを取れるイベントが9月11日のROCK CAFE LOFT is your roomしかありませんので、ぜひお越しください。また立花孝志が動画でシバターさんの住所と本名を募集していたのですが、こういうやり方が「反社会的カルト集団」なのです。


■ 立花孝志vs菅野完(#1)

30分前に待ち合わせ場所である新宿駅東口に到着し、闘志をむき出しにする立花孝志。きょうび、大好きな女の子とのデートだったとしても30分前にスタンバイする人間は珍しいと思いますが、30分前からノートパソコンを開いて中継していた立花孝志は、菅野完さんがアメリカで性犯罪(実際には「暴行罪」。情弱なのでネットの適当な情報を信じている)を起こし、逃亡しているんだと言って、「次回の公開討論会はサイパンでやろう、旅費は俺が出してやる!」などとホザいていました。週刊新潮にスッパ抜かれた時に、それらを認め、カウンセリングを受けたことを告白し、現在は弁護士と手続きを進めている菅野完さん。その進捗状況などはメルマガを通じて客には伝えられていると思いますが、1年近くも遅れて「(ネットで批判されたから)真相を追及するんだ!」と息巻く冷やかしマウンティング野郎の立花孝志にいちいち説明するまでもありません。要は、「オマエが客じゃないから知らなかっただけ」の話をわざわざ追及するために、この自称・ジャーナリストで、数字の天才、選挙の天才、選挙界の秋元康、英語ペラペラ、心理学が相当できるの男が追及しにやって来たというわけです。

菅野完さんが登場するまでの約30分、尊師の勇姿を一目見ようとやってきたギャラリーに向かって生講釈を垂れる立花孝志。とにかく「逃げるな」という言葉にやたら反応し、シバターさんの話を見ても分かりますが、この人たちの価値観は「逃げる・逃げない」でしかないようです。ちなみに、僕は立花孝志が仕掛けた裁判を受けて立っていますが、立花孝志に住所と名前を教えなかったということで「逃げた扱い」にされています。これから裁判をすると言われて、そうですかと住所や氏名などの個人情報を教える奴がどこにいるんでしょうか。さて、僕がNHKから国民を守る党をガッツリとマークするようになったのは、忘れもしない昨年のエイプリルフール、立花孝志が菅野完さんに電話をかけてきて、部落差別発言を連発。その電話のやり取りを立花孝志が勝手にYouTubeで公開したことにあります。ですが、立花孝志はここでも平気な顔で嘘をつきます。

「会ったことないです、ないです、ないです。会ったことないですよ。そうです、あの電話で一度話したことあるんですけど、あの僕は公開するつもりがない電話をしたつもりなんですけど、まあ先方が、なんかもう焦って、もういろいろと言ってきたんで、まあ変な人やなと思ったんで放置してたんですけど、まあ、そうすると放置すると逃げてるっていツイッターをいっぱい書いてたんですよ、昨日見てたら」

今は非公開になっていますが、当時のやり取りは僕が克明に記録していました。当時、立花孝志は安倍昭恵夫人とFacebookで友達になったと自慢していた時期で、自分もジャーナリストをやっているので森友学園問題で情報共有したいということで、菅野完さんに電話をかけてきたのです。そこからまさかの部落差別発言をかまし、菅野完さんに詰められたのが前回の経緯。ちなみに、この記事を書いたことが、そもそも僕が立花孝志に恨まれるようになったキッカケであり、当時から「批判してくる者は全員敵である」という認識は何も変わっていなかったのです。立花孝志は公開するつもりはなかったと言っていますが、最初に音声を公開したのは立花孝志の方でした。ただ、安倍昭恵の発言に言及していたために非公開にするように言われた可能性が高いです。なにしろ、ここに出てくる人物は安倍昭恵ぐらいしかいないのですから。

立花孝志は公開討論会の冒頭、菅野完さんに「内閣が2つぐらい吹っ飛ぶという情報はどこに行ったのか」と質問したのですが、菅野完さんの答えがパズルのような感じ。「近畿財務局と森友学園のやり取り、財務省本局と森友学園、国土交通省大阪航空局と森友学園、森友学園を抜いた役所間のやり取り、これらの情報は公開されているんですね。ただ、財務省同士のやり取りは公開されていないんです」と言われて、しょっぱなから立花孝志の頭がグールグルになります。わかっているように頷いていますけど、かなり心配です。こんな時はかねてからYouTubeで展開している独自の森友学園理論「酒井康生弁護士がキーパーソン」を菅野完さんにぶつけるしかない。ということで、菅野完さんの解説を聞くことになるのですが、ぶっちゃけ、酒井康生弁護士はそこまでのキーパーソンではありませんでした。以下、菅野完さんの解説です。

菅野:「酒井さんに関しては、結局は籠池さんの利益を守る立場でありながらにもかかわらず、籠池さんの利益を守らなかった、あの人は。で、ご自分の利益を優先されたわけですよね。それはやっぱり弁護士としてはあるまじき態度なので、職業倫理的にNGだっていうのはその通りです。あともう一つ、彼は僕が聞いているのを知らずに籠池さんに電話をかけてきて、財務省の名前を出すなとかですね、あのいうことを言うてるんですね。それは僕だけではなくて、その音声データ持ってますけども、周りの編集者であるとかテレビ局の人間も一緒に聞いていたんで、たぶんあの酒井さんはその話を聞かれているというご認識がなかったんでしょうね。で、財務省は酒井さんの、ごめんなさい、佐川さんの証人喚問でも、籠池さんの証人喚問の時でも、反対尋問や佐川さんの証言の中で籠池さんに身を隠せと言ってないという答弁をしましたけど、これは完全な虚偽答弁で、確実に酒井さんの証言によると、財務省から籠池さん夫婦に10日間身を隠せという指示が来ていた」

このような菅野完さんの解説を聞いて、「酒井康生さんは籠池さん個人の弁護士ではなく、森友学園の弁護士さんですよね?」と自分が知っている情報を出して確認し、いきなり聴衆に向かって解説し始める立花孝志。たった今聞いた情報をあたかも最初から知っているように解説し、互角に知識があるかのように演出していく。とんでもない奴だなと思うのですが、N国信者はだいたい騙されてしまいます。立花孝志は森友学園問題をジャーナリストの立場で追いかけていると言っていますが、この会話を見れば、デタラメなのが一目瞭然です。

立花:「やっぱり被害を受けている学校法人森友学園の、まあ、当事者、今で言ったら籠池町浪さんになると思うんですけども、が、えー、弁護士倫理、職務規定違反、いわゆる依頼者が損をするような助言をした、ということについて、懲戒請求を出してもらわないとなかなか進まないかなあと、言われていると、だから、籠池さんが元に戻られるかね、それとも、町浪さんがそれをやられるのかっていうところなんですけども、そこらへんは菅野さん、どう思われますか?」

菅野:「まあ、どっちにしても裁判が動いている最中にゴタゴタまわりの人間が言うことやないしね。裁判が、裁判を動かしていた方がええわけで」

立花:「ただ、今の裁判っていうのは、あの、森友学園事件とはまったく関係のない、そのいわゆる小学校の土地の問題ではない、その幼稚園や保育所の補助金っていうものに対しての詐欺ではないんですか?」

菅野:「違う。違う、それだけじゃない」

立花:「ということは、えー、ごめんなさい、い、い、その、控訴、控訴されている件において、学校の土地に関するものも入っている?」

菅野:「校舎の、校舎の工事とかね。で、校舎の工事の助成金をもらうのに、誰が助成金を見つけてきたのか。その申請は誰がやったのかというのが今、裁判の一つの争点なんですよね」

立花:「だから、だから、ただ、あのもう少し細かく言うと、今回の事件の大きなポイントっていうのは、僕の認識ですけども、あの、9億数千万円の土地が1億円になる、いわゆる8億円値引きになったことであって、校舎の補助金とかっていうのは、本筋外だとは思ってるんですけども、そこは何か関連があるんですか?」

菅野:「まああの、土地の申請、土地の値引きの申請の窓口になってたのも、えーっと、建設会社、および設計会社なので、まあそこは証人として出てくるわけですから、そこの証人の矛盾、証言の食い違いっていうのは見ていかないと、事件の真相を究明するという材料にはならないですね」

立花:「なるほどね。まあ、あの僕もそこは菅野さんと同じ意見で、今の刑事事件が解決っていうか、一応、判決が出て、まあ、上告、あ、控訴するかしないかを含めて、今の詐欺事件が確定しないと、動けないだろうなというのは僕は認識も一緒なので、あの、そういう意味では、あの、まあ菅野さんが僕のことをどの程度のレベルかと思っているのは分かりませんけども、僕は菅野さんに一度お電話差し上げたのはね、お互いの情報をこうリンクさせながらね、この多くの方が森友事件の土地が8億円安くなったことについて関心を持っておられるわけだから、何か情報交換できないでしょうかっていうのが前々からあって、で、現在もその気持ちは変わってないです!」

このやり取りだけで、めちゃくちゃヤバい奴だというのが分かる思います。実は、立花孝志は森友学園について、ざっくりとした概要以外のことは知りません。あまりに適当なことを喋っているので、認識も間違えているし、実は会話がまったく成立していません。立花孝志は菅野完さんと同じことを話しているように見せかけて、全然違うことを話しています。だから、「そこは菅野さんと同じ意見」とか言っているけど、その後に話していることが、めちゃくちゃふんわりとした「今の詐欺事件が確定しないと、動けないだろう」になるのです。だいぶ何言ってるのか分かりません。で、これくらいの知識しかないので、菅野完さんからいろいろ教えてもらいたいんだと思いますが、情報というのは「等価交換」なので、同じくらいの情報を持っている人と補い合うのが原則で、立花孝志のように何も知らない人間に教えてあげるものは「情報交換」ではなく「情報提供」になります。この場合、立花孝志が菅野完さんにお金を払わなければならなくなります。立花孝志はジャーナリストを自称していますが、この程度の仕事レベルでジャーナリストが成立しているのでしょうか。そういえば、立花孝志がジャーナリストとして発表している記事を一度も見たことがありません。


■ 選挙ウォッチャーの分析&考察

こんなデタラメ野郎が世の中に通用してしまい、たくさんの信者を従え、国会議員をやっている日本のレベルの低さは、だいぶおかしいです。今日もワイドショーは、韓国の文在寅大統領の側近の娘が不正に大学に入学していた疑惑を延々と報じていましたが、日本の国会議員の娘の話ならともかく、韓国の大統領の側近の話をどうしてこんなに長々と報じているのでしょうか。仮にその疑惑が真っ黒だったとして、僕たちの生活には1マイクロメートルも影響しません。それなら立花孝志の頭がだいぶイカれているという話をするべきですし、横浜のカジノや東京五輪の暑さ対策を手厚くやった方が、よっぽど日本の問題として考えさせられます。韓国のどうでもいい話を放送している暇があったら、日本のヤバい奴を報道しろ! そう強く言いたいです。

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