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【選挙ウォッチャー】 江戸川区長選2019・分析レポート。

連日、NHKから国民を守る党のレポートをお届けしているうちに、2019年4月の統一地方選のレポートが1年以上経った今も塩漬けにされたままになっていましたので、これから半年かけて、しっかりリリースしていきたいと思います。どうせしばらくの間、自粛生活を余儀なくされ、どこにも行けないのですから、ひたすら選挙レポートを書いていきましょう。

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斉藤 猛   56 新 現職の後継指名
沢田 俊史  68 新 日本共産党推薦
姫路 けんじ 67 新 選挙大好きおじさん

江戸川区長選は4月14日告示、4月21日投開票だったのですが、新人3人が立候補しています。現職の多田正見区長が2018年11月に引退を表明し、斉藤猛さんを後継指名。沢田俊史さんは共産党、姫路けんじさんは東京都知事選にも立候補している選挙好きの泡沫おじさん。新人同士の戦いなのに、こんなに選挙をやる前から結果が決まっている選挙も珍しいです。江戸川区は問題が多いため、かなりの手腕が求められる自治体です。


■ 斎藤猛候補の主張

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これまで江戸川区長だった多田正見さんは、1999年から2019年まで5期20年にわたって区長を務めてきた人物です。1956年に江戸川区役所に入庁し、1995年に江戸川区教育長に就任。83歳と高齢だったこともあり、引退を表明。後継指名したのが斉藤猛さんでした。斉藤猛さんも江戸川区役所に入所し、2018年から江戸川区教育庁を務めてきました。多田正見さんが早稲田大学第二政治経済学部卒、斉藤猛さんが早稲田大学社会科学部卒。同じような経歴だったことに親近感があったのでしょうか。選挙公約は「多田区政の継承と時代にあった新しい江戸川区の構築」で、少子高齢化や災害への備えをしたいとしています。


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