見出し画像

【チダイズム】 バカとは戦え(#3)。

今日の今日までほぼ毎日政治の話をお届けしてきましたが、ようやく終わりの目処が立ちましたので、ついに念願の「どうでもいいネタ」をお届けできる日が来ました。もともとネタブロガーだった僕ですが、いつしか選挙ウォッチャーなんていうものを始めてしまったため、本当にやりたいことができずにいましたが、本当にやりたいのは、たぶんコレです。今日もすこぶるどうでもいいネタをお届けしたいと思います。


■ 恋愛自由の居酒屋

最近はどこもかしこも人手不足で求人に困っていると聞きますが、福岡の居酒屋がこんな求人募集のポスターを貼っていて、いよいよ来るところまで来ていると思いました。

熱がある、おなかが痛い、ドタキャン&遅刻OK、まかない食べ放題、スタッフ恋愛自由。こんなふうに書いても、なんだかんだで勤勉に働く日本人が応募してくるのだろうと思うのですが、やはりここまで書いてしまうと、本当にこの通りの奴が来ちゃったらどうするんだろうと思うんですよね。ジャイアント白田のような胃袋を持ち、可愛いスタッフを片っ端から口説いては「彼女のことを考えるだけで体温が上がってボーッとしてしまうので、今日は休みます」とか言ってくる奴。なんなら僕が働いてやろうかと思うのですが、遅刻やドタキャンには寛容なのに、可愛いスタッフを口説こうと童貞をこじらせたキモいLINEを送っただけでクビになったりして。この店のNGも事前に聞いておきたいです。


■ 戦隊ヒーローの婚活キャラ

テレビ朝日で放送されるスーパー戦隊シリーズの最新作「騎士竜戦隊リュウソウジャー」の戦士・リュウソウゴールドが、イケメンなのにモテなくて婚活しているキャラとして話題なんだそうです。「令和」の時代の戦隊ヒーローは、レッドやブラックといったベタな色だけでなく、ゴールドも加わるそうです。さて、戦隊ヒーローと言えば、子供に見せると見せかけて、実は、小さなお子さんを持つ奥さんにお届けしているので、起用される俳優は新進気鋭のイケメンと相場が決まっているのですが、そんな男が「モテない」という設定なのだそうです。こんなにリアリティーのない話があったでしょうか。どうせ、こういうどこの馬の骨かも分からないようなイケメン俳優が僕の推しているアイドルと付き合っていたりして、しまいには、できちゃった結婚とかするんです。あのドラマのモテない設定は何だったんだと思わされること必至なんですが、どうせリアルを追及するなら、僕のような男を戦隊ヒーローとして起用するべきなんです。「いつか桐谷美玲ちゃんと結婚してやるぞ!」と言い続けて、かれこれ10年ぐらい経っているわけです。この戦隊ヒーローがどうしてイケメンなのにモテないのかって、超節約家で小言が多い頑固者だからだそうです。その点で言うなら、こちとらスラップ裁判を起こされて金がないので、毎日を貧乏臭く生きている上に、NHKから国民を守る党というクソ政党が許せなくて小言を記事に書き、和解した方がいいんじゃないかと言われても「うるせぇ!」で一蹴しとるんです。それでいて、ブサイクでオッサンなんです。こりゃ婚活パーティーに行ってもモテるわけがありません。子供たちに「イケメンなのにモテない」というリアリティーのない話を見せるぐらいなら、いっそのこと、引くぐらいモテない「ああいう大人になっちゃ人生終わりだな!」というのを子供たちに見せ、トラウマにした方がいいんじゃないでしょうか。きっと反面教師にして良い子に育つような気がします。


■ 恐妻家の千ちゃん

僕の数少ない親友の一人に「千ちゃん」という男がいます。千ちゃんは売れない小説家の男で、小説がろくすっぽ売れないので、いろんな記事を書くバイトをしているんですけど、千ちゃんの嫁さんがとんでもない「鬼嫁」なんです。なんでも子供が生まれる前はとっても優しくて可愛らしい奥さんだったらしいんですが、子供が生まれた直後から性格が激変。かつての優しい雰囲気はどこへやらで、その鬼嫁ぶりがハードモードらしいのです。ある日、千ちゃんが風邪を引いて布団で寝込んでしまった時のこと。そういうツラい時ほど「大丈夫?」みたいな優しい言葉をかけてもらいたいものですが、鬼嫁から「使えねぇな、オマエ。私もそうやって風邪引いて寝込みたいわ!」とキレられ、なんだか寝込んでいるのも申し訳ない気分になって、熱があって体をブルブル言わせながら、嫁さんがポイントを集めている「フジパン本仕込」をスーパーに買いに行ってご機嫌を取ろうとしたそうなんですが、風邪をひいて寒いもんだから厚着してスーパーに行ってしまい、「どんだけ服着てんだよ、その服を洗濯するのは私なんだけど!」とキレられることになったそうです。毎日が鬼エピソードの連続で、これこそ小説にしたら全国のお父さんたちに売れるんじゃないかと思うのですが、とりあえず「バカとは戦え」の中で紹介させていただきたいと思います。


■ 千ちゃんの卵焼き

鬼嫁の住む家で暮らしている恐妻家で小説家の千ちゃんなんですが、先日、たまには何か家事を手伝うことができないかと思い、「俺も何か料理を作ろうと思うんだけど」と鬼嫁に相談したところ、「料理をしないアンタに何が作れるのよ!」と言われ、「せめて卵焼きだけでも」と言ったら、「卵焼きを作ってテフロン加工のフライパンを壊さないでくれる?」とキレられたそうです。まだフライパンを壊したわけでもないのに、未来のことでキレられる。「まだ壊してないじゃん」と口答えをすると、「テフロン加工がどれだけ大切か分かる?」とキレられ、「テフロン加工は命より大事だ!」と教えられたそうです。この世に命よりも大事なものがあり、それがよりによって「テフロン加工」だったとは思いもしなかったそうですが、「あ、今、テフロン加工がダメになっても新しいフライパンを買えばいいと思ったでしょ。アンタの収入で新しいフライパンは買えま・・・?」とフラれ、千ちゃんは「ぐぬぬ」と思いながら、それでもギリギリのところで「す」「せん」で悩んだそうなんですが、ぐぬぬぬぬぬ・・・「せん!」と答え、「はい、正解!」と返されたそうです。命より大事なテフロン加工のせいで卵焼きも作れず、壊してもいないのに未来のことで怒られる。そんな話を出汁巻き卵を食べながら居酒屋で僕に話してくれた千ちゃん。小説が売れて、テフロン加工のフライパンが100個ぐらい買える日が来るといいなと思いました。


■ 亭主関白を断念した日

あまりに嫁に頭が上がらない恐妻家の千ちゃん。ある日、世の中には「亭主関白」と言われている人もいる。他の人にできるということは自分にできないわけがないと思って、その日から亭主関白を目指すことにしたのだそうです。どうすれば亭主関白になれるのかと考えた結果、鬼嫁が何を言ってきても、折れずに自分の信念を突き通せばいいのだと思い、その日の晩、メシを食べていたら「メシ代も稼げない奴がいつまでダラダラ食べてんだよ!」と言われたので、千ちゃんは「ここだ!」と思い、「あ?」と返したそうなんですが、0.1秒の間もなく、千ちゃんの10倍威圧的な声で「あ?」と言われ、追い打ちをかけるように「今、『あ?』って言った?」と聞かれた千ちゃんは、瞬間的に防衛反応が働いて、「言ってないです」と言ってしまったそうです。「あ?」の後の「あ?」の返しがフェンシングの一流選手を上回る反射神経だったと言い、今になって考えてみると、瞬間的に返されたから大事には至らなかったものの、3秒ぐらいの間を持って「あ?」と言われた時には命がなかったと後悔したそうです。結局、千ちゃんは亭主関白を目指してから1日も経たないうちに断念することになったのでした。


■ クーン

元KAT-TUNの田口淳之介くんが大麻所持で逮捕され、300万円の保釈金を払って釈放された時、田口くんがマスコミのカメラの前で、教科書に載せたいレベルのパーフェクト土下座を見せていて、僕は思いました。確かに大麻を吸ったのは悪いことだけど、タイルにおでこをつけながら20秒も土下座するなんて、罪と土下座の大きさがマッチしてないだろうと。「どうもすみませんでした」と深々と頭を下げるだけでいいだろうに、よりによって土下座をしたあげく、床のタイルに20秒もおでこをつけるなんて、そこまで行くと面白くなってしまいます。ただでも一緒に逮捕された女優の小嶺麗奈さんが警察の取り調べに「これは私のもので、二人で共有していたわけではありません」と田口くんをかばう姿勢を見せていたのに、田口くんはあっさりと「二人でやりました」と供述。この時点で軽くダサくなってしまっているのに、300万円もの釈放金を払って出てきたと思ったら、あの土下座です。単純に田口くんがどこまでもピュアだということなのかもしれませんが、今後、あれほどパーフェクトな土下座を見ることはないでしょう。世の中、もっと謝らなければいけない人がたくさんいるだろうに、そういう奴は謝らないで、田口くんは大麻でパーフェクト土下座。どう考えても釣り合っていません。しかし、これでKAT-TUNは赤西くん、田中くん、田口くんが消え、「A」と2つの「T」がなくなってしまったので、これはもう「クーン(K-UN)」です。寂しい犬の鳴き声みたいに「クーン」だったら、みんなも許してくれるのでしょうか。


■ 原田龍二さんの不倫

俳優の原田龍二さんが複数のファンと不倫をしていたそうなんですけど、ファンにとっては最高の時間だっただろうなと思いました。だって、僕で言うところの桐谷美玲ちゃんと不倫しているような感じだと思うので、不倫だろうが何だろうが、ファンにとってはまったく関係ないと思うんです。原田龍二さんの奥さんにとっては「ファンに手を出すなんてバカ野郎か!」という怒りもあろうかと思いますけど、そんな原田龍二さんの不倫騒動によってお蔵入りになってしまったテレビ東京の番組が「寺脇&原田のハダカでふれあい旅」で、原田さんは日頃からハダカでふれあい旅をしていたんだなと思うと、とても感慨深いものがありました。


■ 東海道昼特急

春休みや夏休みであれば1日2350円で移動できる「青春18きっぷ」という魔法のアイテムが使えるのですが、ほとんどの期間では「青春18きっぷ」が使えません。となると、最も安く移動できる手段は「バス」ということになるのですが、先日、初めて「東海道昼特急」という昼行バスに乗ってみました。料金は大阪から東京まで6200円。新幹線の半額以下で移動ができ、結局、ジェットスターなどのLCCも空港利用税やクレジットカード手数料を払うことを考えると、やっぱりバスの方が安いということになってしまいます。だから、体力の消耗具合などを一切考えず、とにかく値段だけ安く抑えることを考えればバスに乗った方がいいことになるのです。大阪から東京までは途中のサービスエリアで休憩などを挟みながら約8時間ちょっと。スマホをイジるにも飽きるぐらいの長さで、Wi-Fiに接続すれば映画を4本ぐらい観られる計算です。どうせ8時間あっても酔うことさえなければ、ひたすら原稿を書き続ける「ポメラジャンキ-」が僕なので、これくらいの移動時間もまったく余裕です。ただ、やたら隣の人には気を遣うというのがバスのデメリット。僕の隣に座ったのは中東から来たらしき外国人で、疲れたから少しだけ寝ようと思ってシートを倒し、ふと体を横に向けると目の前に現れるのがアラブ感満載のオジサンの顔。ここだけ完全に外国。いまや日本は外国人によって支えられていると言っても過言ではないので、これからどんどんこんな感じになっていくのでしょう。ネットで「東海道昼特急」を検索すると、かなり過酷で苦痛であるという情報がいっぱい出てくるのですが、どうせずっとポメラで原稿を書いている僕は、まったく苦痛ではなかったので、これからも積極的にバスを利用することになると思います。


■ 選挙ウォッチャーの分析&考察

本当は書籍化できるくらいにガンガンに書き進めていく計画だったのに、このままだと10月末ぐらいまで選挙分析レポートを毎日出すことになりそうなので、この「バカとは戦え」はお預けです。「ネトウヨの処方箋」も書き進めなければならないのですが、これも11月以降に持ち越されることになりそうで、やりたいことが全然進みません。とにかく起きている時間は遊ぶことなく、コツコツと原稿を書いていくしかなさそうです。

いつもサポートをいただき、ありがとうございます。サポートいただいたお金は、衆院選の取材の赤字分の補填に使わせていただきます。