見出し画像

【選挙ウォッチャー】 NHKから国民を守る党・動向チェック(#182)。

今月は、大量に送られているパンフレットが中心ということで、1本あたり99円の5本保証ということでお届けしており、今日がその5本目です。来月は「梅雨号」をお届けし、引き続き、パンフレットを中心にまとめてまいります。このパンフレット問題もいよいよ大詰めに差し掛かっており、証拠を積み上げていくのみです。楽しいことになることは間違いないので、ぜひチェックしていただければと思います。


■ 東京都知事選を前に知ってもらいたいこと

6月18日から東京都知事選が始まりましたが、僕の取材の動きを封じる狙いがあるのか知りませんが、6月17日頃から1日60冊以上のパンフレットが届くようになりました。どうせNHKから国民を守る党の立花孝志が東京都知事になることはありませんし、供託金の没収は確実ですが、立花孝志に投じられる1票ほど無駄なものはなく、それなら誰が別の人に投じた方がよっぽど有意義だと思いますので、パンフレットが送られれば送られるほどNHKから国民を守る党がどれだけクソなのかということを皆さんに伝えていくことにしたいと思います。犯人に言いたいことは、むしろ「逆効果」であると言うことです。ご苦労様です。

画像113

皆さんが気になっていると思うので、今日は選挙ポスターの話をしたいと思います。まず、選挙を3連にしていることに問題がないのかということですが、3つで1セットという形でなければ公選法違反にはなりません。この場合は「連動制がある」と言えなくもありませんが、おそらく立花孝志の方はつながっていないと主張してくると思われ、価値観に委ねられる部分もありますので、立件するのは難しいかもしれません。選挙にまったく関係のない堀江貴文さんや籠池泰典さんを出すことも問題はありません。当選する人は1人しかいないのに公認候補を3人出すことにも問題はありません。立候補しているのに候補者の名前がどこにも書いていないというのも問題はありません。つまり、この3つのポスターが並んでいることには「違法性がない」ということになります。こうなると「ひょっとして立花孝志は天才なんじゃないか」と錯覚して、脳味噌が「アハッ!」ってなっちゃうアホがいるかもしれませんが、そんなことはありません。都知事選に立候補するための供託金は300万円ですが、このポスターをやりたいがために3人立候補するということは900万円かかります。それにポスター代の印刷代が加わりますので、少なくとも1000万円以上はかかるということになります。選挙ポスターに顔も名前もない人間に票が集まるとは思えませんので、供託金の没収は確実で、いまや立花孝志は在宅起訴された「犯罪者予備軍の反社会的カルトおじさん」でしかありませんので、立花孝志を含めて900万円が没収されることは確実です。さらに、堀江貴文さんにとっては強烈なイメージダウンは避けられません。なにしろ、このポスターを見る限り、堀江貴文さんは立花孝志の両サイドで「応援してます!」みたいな感じになっているオジサンなのです。本人がどれだけ否定しようと、堀江貴文さんは立花孝志を応援しているように見えます。少なくとも、こんなふうに顔写真が使われることを承知していないはずがありませんから、立花孝志と堀江貴文さんはガッツリとつながっていると言えます。立花孝志と堀江貴文さんはワンセットになっているのです。「犯罪者予備軍の反社会的カルトおじさん」と選挙を一緒に戦うほどズブズブに仲良しだというのは、今後のイメージに大きく関わることでしょう。


ここから先は

3,559字 / 112画像

¥ 495

いつもサポートをいただき、ありがとうございます。サポートいただいたお金は、衆院選の取材の赤字分の補填に使わせていただきます。