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【選挙ウォッチャー】 日本の防衛大臣と防衛副大臣がアホすぎる話。

今年は11月3日にアメリカ大統領選があるのですが、選挙ウォッチャーの僕は日本を飛び出し、アメリカ大統領選を現地で取材をしようと思っています。なので、今から少しずつでもアメリカ大統領選についてはまとめておこうと思うのですが、現在、トランプ大統領は最大の試練に立たされていると言っても過言ではありません。というのも、ライバル候補を蹴落とすための材料を手に入れるため、ウクライナの大統領に調査を依頼。調査に応じてくれたら軍事協力の凍結を解いてあげてもいいと、外交を私物化した疑惑で弾劾裁判にかけられることになったからです。弾劾裁判とは、大統領をクビにするかどうかを決める国会裁判のこと。クビにするのかどうかを決めるのは上院・下院の議員たちということになります。今のところ、下院でクビにすることが決まっても、上院で止められるだろうと言われています。アメリカの上院議員は100名なのですが、3分の2以上の賛成がないと大統領をクビにできません。そして、この100名の内訳は、そのうち52名がトランプ大統領を支持する共和党が多数派です。だから、トランプ大統領はクビにならないというのが一般的な見方なのです。しかし、この裁判の中で「これはもうトランプ大統領が完全に悪いわ!」という証言や証拠が出てきてしまうと、さすがの共和党の議員たちもトランプ大統領をかばいきれないかもしれません。とにかくトランプ大統領としては、この弾劾裁判を乗り切ることがすべてなのです。ということで、このレポートではトランプ大統領の置かれている現状と、日本の防衛大臣や防衛副大臣の酷さについて、わかりやすく解説することにしました。


■ トランプ大統領の声明

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昨日は、トランプ大統領が「明日の朝にも声明を出してくれるわ!」と宣言していたので、アメリカの朝、つまり日本の深夜遅くまで起きて、トランプ大統領の声明を待ちました。ホワイトハウスの壇上に立ったトランプ大統領ですが、結局、何を言うのかと思ったら「イランから攻撃を受けたけど、アメリカ人にもイラク人にも死者は出ず、基地のダメージも最小限にとどまったので、このくらいにしといたるわ!」ということでした。アメリカかイランのどちらかが池乃めだか師匠のようにならないと、このまま深刻な戦争に突入してしまうかもしれなかったのですが、最終的にトランプ大統領の方が池乃めだか師匠になり、戦争の一歩手前まで行きかけたものの、どうやら深刻な戦争に突入することは回避することになった模様です。戦争にならなくて何よりですが、めちゃくちゃダサいジジィです。ただの老害です。


■ 日本の防衛大臣の対応

トランプ大統領が実行した「イスラム革命防衛軍」のソレイマニ司令官の殺害は、一歩間違えれば本格的な戦争に突入してもおかしくない状況でした。世界中が心配し、世界の投資家たちもリスクに備えて、ここで一旦、利益を確定させるために株を売ったほど。一時的に株が大暴落したのですが、今は大暴落したところを買うのが一番お得だということで、大幅に反発しています。今回の危機的状況は、飛行機で言えば胴体着陸に成功したという感じです。墜落したら最悪だったけど、どうにか胴体着陸できたため、被害を最小限に食い止めることができました。しかし、最低でも胴体着陸になることが決まった段階で、普通の人はシートベルトを締めるのです。そうじゃなくても普段からシートベルトを締めておいてほしいのですが、この時、日本の防衛大臣・河野太郎センセイは一体、どんなツイートをしていたのか。皆さんにご覧いただきましょう、コチラです。

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「タローを探せ」をしていました。そんなことより、もっとつぶやくことがあるだろうと思うのですが、日本の防衛大臣がコレなのです。しかも、クソツイートをしていると呟いたら、河野太郎防衛大臣にエゴサーチされてブロックされてしまいました。メンションを送ったわけでもなく、ただみんなにそう呟いただけでブロックです。僕は日本人ながら防衛大臣の発信する情報を遮断されてしまったようです。我が国の防衛大臣でありながら、こんなしょうもないことでわざわざブロックするアホです。ろくすっぽ国民を守るつもりのないアホが防衛大臣をやっていると言っても過言ではございません。この事実は皆さんに知っていただきましょう。


■ 日本の防衛副大臣の対応

防衛大臣がアホなのは分かりました。この国の防衛のトップがアホだというのは、この国の危機管理の根幹に関わることですが、せめて防衛副大臣はまともな人であってほしい。大臣がアホでも副大臣がまともなら、まだこの国にも救いようがあるかもしれません。頼む、まともであってくれ!

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山本朋広さんのところに「アメリカとイランが戦争を開始した場合は日本は参戦するのでしょうか?」という質問が寄せられたのですが、そこですぐに答えて、国民の不安を払拭するのが防衛副大臣の仕事だと思いますが、「真面目な問い合わせは連絡先を添えて事務所にしろ!」だそうです。真面目な質問こそ、ちゃんと答えるべきだと思うのですが、このアカウントでは全国のアニメ好きから寄せられるコメントに答えるばかり。この対応を見た有権者が、めちゃくちゃガチのクレームをつけるのですが、それに対してもこんな対応です。

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ダメだ、こいつ。自民党の丸山穂高とでも呼んでおきましょう。「そういうどうでもいい話をしたいなら別アカを作れ!」と怒った人に、ご覧のスラングで返すクソっぷりです。この国は防衛大臣も、防衛副大臣も、ダブルで終わっています。有事の際にこんなアホどもにこの国を守れるはずがありません。ちなみに、河野太郎さんは神奈川15区なので、平塚市や茅ヶ崎市の皆さんが選んでいます。山本朋広さんは神奈川4区で、横浜市栄区、鎌倉市、逗子市の皆さんが頑張って落選させてくれているのですが、ゾンビのように比例復活を遂げています。山本朋広さんに関してはもう少しなので、これからも引き続き頑張っていただきたいと願わずにはいられません。僕はけっして自民党が嫌いなわけではありません。ただ、アホを議員にしてはいけないと思うのです。もし自民党が当選するのだとしても、もう少しマシな奴に当選してほしいだけです。


■ 自衛隊の派遣中止は検討されるのか

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今回のソレイマニ司令官の殺害は、イランではなく、イラクで行われています。これはイラクに対しても迷惑な話だし、明確な国連憲章違反となっています。昨日は自衛隊の中東派遣問題に対する野党合同ヒアリングが行われ、日本政府としてどう考えているのかと官僚が問い詰められました。そこで明らかになったことは、ざっくり以下の通りです。

1.ソレイマニ司令官殺害の前にアメリカ様から通告はなかった。
2.現地で戦争が起こる可能性があるかどうかは、答えたくない。
3.アメリカとは集団的自衛権を結んでいるので、アメリカが国連憲章違反をしているかどうかの検証はしない。

日本は同盟国でありながら作戦を知らされていないし、今回、アメリカは国連憲章違反を起こしているわけですから、日本はアメリカに対し、「そういうことは困りますよ」と言わなければならない立場なんですが、集団的自衛権を結んでいる同盟国ということで、アメリカのやることは基本的に肯定していくというのです。こうなってしまうと、もしアメリカが悪いことをした時には日本も一緒になって悪いことをすることになり、そこに「正義」はありません。

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野党から質問されても、いざとなった時には「アメリカとの軍事機密なので答えられません」と言ってしまえばいいということで、野党の質問をのらりくらりと交わす官僚。こんなところでヘマをこいてしまった日には出世できなくなってしまい、どこかに飛ばされることになれば、子供も転校しなければならないかもしれません。家族の人生がかかっているもので、官僚もその場をしのぐことしか考えていません。結局、安倍晋三総理は「危なそうだから中東に行かない!」ということになったのですが、自衛隊の皆さんは安倍政権に言われるがままに派遣されます。なんてったって断ることはできませんので。

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ネトウヨの皆さんは「野党は反対ばかりしている」と言いますが、野党は自衛隊のことを心配しているのです。なにもこの状況で派遣しなくても、もう少し落ち着いた時に派遣をすればいいではないか。なぜリスクの高い時期に派遣して自衛隊の命を無駄に危険に晒すのかということを問うています。自衛隊はそういう仕事なんだから犠牲になってもいいというわけではないということを、僕たちは肝に銘じなければなりません。あと、ネトウヨの皆さんが事実に基づかずに適当なことを言っているのですが、これは閣議決定でもそうなっているので、ぜひ確認してください。今回、自衛隊が中東に派遣されるのは、あくまで「調査・研究目的」となっていて、タンカーなどの商船を護衛するためではありません。「自衛隊が行かなければ誰がタンカーを守るんだ!」などとホザいていますが、そもそもタンカーを守りません。野党合同ヒアリングの中継などもあるんですから、せめてファクトをチェックしてからツイートしてもらいたいものです。そんなだからネトウヨになっちゃうんですけど。


■ 日本もアメリカも政治は腐っている

僕は「選挙ウォッチャー」として、日頃から日本の政治や選挙を取材しているのですが、今回、アメリカがどうなっているのかを調べてみて、日本もアメリカもそんなに変わらないことを知りました。ソレイマニ司令官の殺害について、アメリカの野党議員たちはこぞって批判しているのですが、与党の議員たちは何を言っているのか。

「イランの挑発に対するトランプ大統領の大胆な行動を評価する。アメリカのために立ち上がってくれてありがとう」(リンゼー・グラム上院議員)
「イランとの戦争は望まないが、敵対勢力が我々の軍を攻撃した場合、大統領は防衛し、可能であれば防ぐ義務がある」(マルコ・ルピオ上院議員)

共和党の議員たちはこぞって、トランプ大統領の突発的な殺害を称賛していました。国のトップがやることを何でも絶賛してしまう光景は日本でも見られますが、日本もアメリカも議員の腐り方は変わらないのかもしれません。ちなみに、中東の専門家はイランのソレイマニ司令官が殺害された時、同時にイラクのカタイブ・ヒズボラの指導者であるムハンディスさんも殺されていて、イラクのシーア派は「ムハンディスの復讐をする」と言っているそうです。トランプ大統領が池乃めだか師匠のように「今日はこのへんにしといたるわ!」と言っても、完全にリスクがなくなったわけではないということです。


■ トランプ大統領のライバルは?

アメリカは、トランプ大統領のいる「共和党」「民主党」の二大政党制です。トランプ大統領を批判している民主党からは、これまでに27人が立候補していますが、早くも12人が脱落。現在は15人が最終決戦に向けて熾烈な争いをしています。現在、この争いのトップにいるのがジョー・バイデン前副大統領(77)。次いで、バーニー・サンダース上院議員(78)、エリザベス・ウォーレン上位議員(70)、マイケル・ブルームバーグ前ニューヨーク市長(77)です。どいつもこいつもジジィばっかりです。若手ではインディアナ州サイスベンド市のピート・ブダジェット市長(37)が期待されているそうですが、2月3日から本格的な戦いが始まり、7月の民主党大会で正式に決まると言います。最終的にトランプ大統領と戦うのは、一体、誰なのかという話です。今後も見守っていきましょう。


■ 選挙ウォッチャーの分析&考察

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アメリカ全土でのトランプ大統領の支持率は40%前後だと言われていますが、共和党支持者を対象にした2019年12月の世論調査ではトランプ大統領の支持率は89%に及んだそうです。今の日本でもネトウヨは「安倍さん以外に総理大臣をできる人がいるのか?」なんて言ったりしますが、アメリカでも同じようなことが起こっていて、トランプ大統領以外に大統領になるべき人がいるのかということになっています。トランプ大統領は日本をはじめ、世界の国々にパワハラ的に自分たちの条件を飲ませる一方で、自国では減税政策をして好景気を実現しています。貧困層も含めて、人々の暮らしに余裕が出れば、みんなが買い物をしてくれるというわけです。一方、日本はどうなっているのかと言うと、貧富の差をどんどん拡大させ、1割の人はさらに金を持つようになり、9割の人がどんどん貧しくなった結果、1割の人が好景気を実感し、9割の人たちが不景気であると感じるようになっています。それでも安倍晋三総理をはじめ、ポンコツの防衛大臣や防衛副大臣を当選させているのですから、アメリカに比べて日本の方が病理が深いと言えるかもしれません。みんなが政治や選挙に関心を持たないと、日本の復活はあり得ないということだけは書いておきたいと思います。

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