見出し画像

【選挙ウォッチャー】 富士見市長選2020・分析レポート。

7月19日告示、26日投開票のスケジュールで行われた富士見市長選は、残念ながら、選挙をやる前から結果が決まっているような選挙だと言っても過言ではありません。というのも、どこにでもある「自民・公明推薦の現職vs共産推薦の新人」という構図になり、相変わらず共産党は良いことを言っているのですが、ネトウヨによる日頃の活動の成果もあって、世の中の人には共産党というだけで支持されないため、どんなクソやポンコツであっても自民党が勝つという構図になっているからです。もちろん、自民党にも良い人はいるので、クソやポンコツでないことを願うばかりですが、選挙公報を見ても、現職の市長さんからは若干ポンコツのニオイが漂っており、これから大変な時代に突入するのに大丈夫かなと思います。

画像1

星野 光弘 62 現 自民・公明推薦
石川 良枝 62 新 共産推薦

本当だったら、選挙事務所に行ったり、少なくとも現職の演説ぐらいは聞きに行くところなのですが、新型コロナウイルスの感染が再び拡大し、僕の中では「緊急事態宣言」が出されていてもおかしくない状況になっておりますので、僕自身の感染を防ぐため、選挙をやる前から結果が決まってしまっていることも含め、選挙ボードの写真を撮り、概要を簡単に解説するだけにすることにしました。なので、このレポートは100円です。


■ 本当は「緊急事態宣言」が出されるレベル

画像4

Rt.Covid-19Japanさんが提供してくれている実効再生産数のグラフ(7月23日17時現在)によると、京都府、福岡県、愛知県、大阪府の4府県で実効再生産数が1を超えていると考えられ、感染が拡大傾向にあることが推測されます。政府がゴリ押しで進めている「GoToトラベルキャンペーン」は、今のところ、東京都だけが除外されていますが、どう考えても大阪府が組み込まれているのが一番ヤバく、この4連休をキッカケに全国的にクラスターが発生してしまい、日本全国に地獄が広がる可能性があります。もし全国的な流行となれば、ますます日本経済へのダメージはより深刻なものになってしまい、日本が先進国の枠組みから外れる可能性すら出てきます。この状況を乗り切るためには検査数を圧倒的に増やす以外にはなく、「コロナはただの風邪」とか「検査をすると経済が止まる」などと言っているバカに惑わされることなく、しっかりと検査に取り組み、感染者が抑えられることを願うばかりです。


ここから先は

5,162字 / 3画像

¥ 100

いつもサポートをいただき、ありがとうございます。サポートいただいたお金は、衆院選の取材の赤字分の補填に使わせていただきます。