【選挙ウォッチャー】 栄町長選2022・分析レポート。
5月10日告示、5月15日投票で、千葉県の栄町長選が行われることになり、新人3人が立候補しました。現職の岡田正市町長が74歳ということもあり、不出馬を表明しているため、12年ぶりに新しいリーダーを決めることになります。
栄町の人口は、約2万人です。成田市と印西市の間にある利根川添いの農村地帯で、街並みはとってもコンパクトです。僕の住む千葉県柏市からは車で1時間もかからないのですが、どうしてわざわざ取材をしたのかと言ったら、それはもちろん、N国党のクソ、いや、N国党のハゲが立候補してくるからです。
先日の春日部市議選では、公選法違反が疑われるようなことになっていながら、次点が共産党だったせいで異議申し立てが行われず、当選が確定してしまいました。なので、せっかく92まで伸ばした連敗記録が止まってしまいました。
そんなわけで、また栄町長選からコツコツと落選記録を伸ばし、前回の92連敗を上回る大記録にしていきたいと思っております。なお、チェックできていませんでした、幸田町長選に須沢秀人、幸田町議再選挙に小山日奈子が立候補していたため、全員が落選すると記録が一気に「3」まで伸びることになります。
■ N国党のハゲの主張
加藤孝は、「パーシモンHAGE」を名乗り、「ハゲ党」なる政治団体を立ち上げ、表向きは「薄毛で悩む人たちへの差別をなくす」とホザいているハゲです。最近はマッチングアプリで出会う男女も多いと聞きますが、ハゲている時点で1次選考で落ち、出会うことすらままならなくなるので、アイドルのように可愛い女の子とデートをするなんて夢のまた夢。ただでもモテないのに、ハゲが加わると「絶望」しか感じなくなるくらいにモテなくなるので、ハゲの哀愁は多くの男性の共感を集めます。僕の友達は、デリヘルを呼んだ時、ただ「ハゲている」というだけで、玄関を開けた瞬間に女の子の方から「チェンジ!」と言われ、帰られたことがあるそうです。
ただ、こうしたハゲの悩みは、政治でやることではありません。ハゲの素晴らしさを伝える啓蒙活動、改め、「啓毛活動」は、テメエがYouTubeか何かでやっておけばよろしいのです。
きょうび、「NHK党公認」の文字を書くことに何の抵抗もないところがアホですし、「農業党」は5月23日の野田市議選にN国党から立候補する渡辺晋宏のこと。「内部告発者を守る党」は、元NHK集金人からN国党員になった斉藤忠行が立ち上げた政治団体です。いずれも、どっぷりN国党の人間たちで、まさに「反社会的カルト集団」の一員です。
細かいことをいろいろ言いたくなるのですが、簡潔に一つだけ。このハゲは今夏の参院選にN国党から立候補する予定です。つまり、参院選にエントリーしながら、栄町長選にも立候補しているというわけです。そうなってくると、最初から本気で栄町長になりたいわけではないということなので、成田市民のくせに、そんな奴が栄町長選に立候補してくる時点で、厚かましいという話です。
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