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【選挙ウォッチャー】 NHKから国民を守る党・動向チェック(#341)。

 参院選が終わって約2週間が経ち、あれから世間の関心が「統一教会」に集まっていることもあって、「ガーシー」こと東谷義和が参議院議員になってしまったことに対する世の中の悲壮感は、ほとんどありません。
 かくいう僕も、黒川敦彦のバカタレが「統一教会」に凸をする動画をアップしてヒーローになろうとしていることから、別の意味で「統一教会」から目が離せなくなっており、僕も「統一教会」に対する初歩的な知識を持たなければならないと思っているところです。なので、悲壮感に打ちひしがれている時間はなく、淡々と必要なマテリアルを集め、今日も「NHK党」の最新情報をまとめてまいりたいと思います。


■ これまでのマガジンの内容を振り返る

 冒頭に、このマガジンは5本で1235円という価格帯です。
 毎度のことながら、NHKの1ヶ月の受信料より10円高い価格設定となっており、N国信者が読まないようになっています。ここまで各記事で最も言いたかったことをまとめますと・・・。

1本目:NHK党が当選したことに対する僕の見解。
2本目:東谷義和が暴露しようとしている47のリスト。
3本目:これから東谷義和に起こること&つばさの党の資金繰り。
4本目:NHK党の公選法違反疑惑&東谷義和の住所爆誕について。

 ざっくりと、こんな感じになっているのですが、5本目は「公選法違反疑惑についての、さらなる証拠」を中心にお届けいたします。こうやって必要なマテリアルをコツコツと集めることで、最終的に「当選無効」にできるかどうか。こちらに希望がないわけではありません。
 現状、皆さんに納得していただける内容をお届けできているのかどうかが少し不安なので、このマガジンはあと1本を追加して、6本で1235円とさせていただきたいと思います。


■ 東谷義和の失敗しそうなマネタイズ計画

東谷義和の有料サロンの計画について話をする尊師・立花孝志(引用元リンク

 7月20日に行われた総会では、東谷義和のYouTubeのアカウントを停止されたことを受け、月額10万円の有料サロンを始める計画について語られました。
 尊師・立花孝志の話によると、東谷義和の暴露話は「切り抜き部隊」と呼ばれる人たちが10万円で素材を買い、それを自由に編集して、YouTubeでお金を稼げるシステムになるそうですが、いまや東谷義和が出ているだけでアカウントを停止されてしまう時代なので、わざわざ10万円を払ってまで素材を買う奴はいないと思われ、いくら東谷義和の暴露話が好きだったとしても、10万円を払ってまで聞きたい奴はほとんどいないと思うので、せいぜい100人取れたらいい感じではないでしょうか。今のクオリティーで100人を維持するのは大変なので、ほとんど未来はありません。
 おそらく、東谷義和のマネタイズの正解は、参議院議員として仕事をするために帰国し、国会に行きながらFC2を使って無料と有料を織り交ぜて情報を公開し、立花孝志と同様に「視聴料」という形で寄付してもらうことではないかと思いますが、「警察に不当逮捕されるかもしれない」とホザいて帰国できない「中東の遠吠え」には無理だと思うので、このまま「そういえば、最近、ガーシーって人、見ないよね?」となって終わるのでしょう。


■ 公選法違反を裏付けるような発言集

 7月20日に行われたN国党の総会では、公選法違反の疑惑をさらに裏付けるような発言が次々に飛び出しておりましたので、その発言の一つ一つをまとめたいと思います。
 尊師・立花孝志は、相変わらず、自分の作戦の素晴らしさをN国信者たちに知ってほしくて、自分から内情を暴露し、自分の疑惑をどんどん深める結果になっています。そういう意味では、7月20日の総会は、問題発言の宝庫です。

(18分35秒~)
立花「あとですね、いろんなサービスを展開していく中で、YouTubeでも言っていますが、請求書の受け取りサービスね、NHKの。これについては随時拡大をしていきます。まあ、一旦止めてたんですけども、NHK側からいろいろと司法書士法違反だとか、司法書士会にいろいろな懲戒をしてくるんじゃないかと、いろんな懸念があったんで、一旦止めてたんですが、これはもう再開をします。ということで、今、ホームページ、今日明日中には出来上がると聞いています。でもあの、いわゆる、あの、加陽さんの所でね、あさなぎ司法書士事務所は、永田町司法書士事務所に名前変わってるんですけど、そっちの方のホームページでも出ますし、うちの方にNHKからの請求書を受け取るということで、もう既に、あれ、ざっくり100通ぐらい来てるのかな。ちょっと見たけど、50か100ぐらい来てますけど、NHKの請求書を受け取って、で、その請求書の宛名に、こういう司法書士の受け取りサービスもありますよとか、あと、NHKが映らないテレビですよね、いわゆる契約しなくていいテレビの案内を入れたりとか、そういう形で、いただいた書類に対して、こちらが司法書士のサービスとか、NHKが実際、契約しなくていいテレビについても、そんなものもありますよということをコチラが返していくっていうサービス。こういうのも、なんだかんだで郵便代もかかるし、司法書士さんに払うべきお金もかかってくるしということもあるんですが、このサービス、つまり、請求書を受け取らなくていい、2ヶ月に1度来るNHKの嫌がらせのような請求書が止まる。もちろん、裁判の時ももう司法書士事務所の方に裁判の通知が行くので、裁判になったっていうお知らせも行かない。もう裁判になったらコッチでお金を払ってしまうというんで、まさに。で、もう集金人は来年の秋から来ませんと。電話ももちろんかかってこないということで、本当に国民とNHKの接点を完全になくしてしまうというサービスになります。まあ、ここらへんもね、2%を取れたので拡充できるかなと思ってます。ちなみに、あの、裁判になってお金を払ってるっていうのは、これは、えー、裁判になって裁判費用、今日もね、実は101万円とか払ってます、NHKに。全部で8人分かな。で、これについては、NHK党からNHK党会派にお金を入れてます

 尊師・立花孝志は、8人分のNHK受信料、約101万円を支払ったと明言しています。さらに、これらの代行手続きをしているのは、永田町司法書士事務所の加陽麻里布であることも明言しています。
 これらの「お金を払った事実の話」に加え、かなり興味深いのは「NHK党からNHK党会派にお金を入れた」と、どのようにマネーロンダリングしたのかをバラしているところです。何でもゲロるでお馴染みの立花孝志なので、こうやって自分から塀の向こうを目指すスタイルです。
 もう一つ、貴重なワンシーンをピックアップしておきましょう。

(22分11秒~)
立花「まあ、あの、だから、あくまでもNHK党からNHK党の会派、参議院会派っていうのがあるので、まあ、議員の人は知ってると思うけど、会派っていうね、法人格のない、まあ、あの、まあ、任意団体から払うっていう形にしているので、そこはあの、皆さん、ご理解いただければと。だから市議会議員とか区議会議員とかの人が払うっていうわけじゃないので、皆さんは裁判になった人がいれば、こちらの方に紹介していただいて、簡単に言えば党本部の方で払ってるということなので、皆さんが公選法に引っかかるようなことがないようにしています」

 尊師・立花孝志は、あくまで法人格のない会派から払っているけど、「簡単に言えば、党本部の方で払っている」という認識をしています。また、公選法に引っかからないために、こういうことをしていると言っており、本来は公選法違反に引っかかる話だが、このようにすれば「脱法できる」という認識をしていることもわかります。


■ 第33回総会での内容のまとめ(#1)

 今回の総会は、ざっくり2時間ぐらいあるんですが、大半はどうでもいい話をしています。なので、すべてを確認するのは非常に面倒臭いですが、この苦行をするのが『チダイズム』です。動画を見るのも面倒臭いと思いますので、簡単に箇条書きでまとめました。

① コールセンターの機能と作業員を参議院会館に持ってくる。
② 党の車を買った(予約をした)。今後はスタッフが運転をする。
③ 300万円の自腹組である服部修に対して、金は払い尽くした。
④ 服部修については、現在、党の関係者ではないと認識している。
⑤ 斉藤健一郎は、今後、当選を目的とした選挙には立候補しない方針。
⑥ コールセンター長は、久保田学を含めた2人体制となる。
⑦ 久保田学は、好きな所から立候補できる。品川区とは限らない。
⑧ 今後、地方選に立候補する場合には、候補者の自己負担とする。
⑨ 当選しそうな人にはお金を貸すが、当選しそうにない人は貸さない。

 ここまでまとめたところで、今後、非常に重要になるかもしれない発言をしていたので、この部分をマークしておきたい。

党のYouTube広告やビラは、基本的に候補者の自腹となる(引用元リンク

(41分28秒~)
立花「で、今のところ、ちょっと全額、あの、皆さん、政党のいわゆる、政治活動費なので、党の方でYouTubeに払ったりとか、ビラの印刷代は出しますが、党の方で払いますけども、その同額を党の方に寄付してもらうって形で、考えて考えてやってください。政治活動用のビラなので、NHK党として出します。つまり、裁判になった時にはNHK党がお金を出しますみたいな文言とか、あの、生活保護の人に対しての一時的なお金を貸したりするみたいなことも入れることが可能になるので、それは候補者がやることではないので、あくまでもNHK党の政治活動用のビラとして、で、松戸担当は中村典子ですみたいな感じのビラを作ってもらうということになります」

 候補者にお金を出すというのは、あくまで「政治活動用」ということでNHK党で作るが、「そのお金を負担するのは候補者である」と明言しています。現時点では、そのお金を候補者が負担したという例が存在するかどうかは分からないのですが、今後、このあたりは検証されることになるのではないかと思います。候補者がお金を負担しているかどうかは、ある意味、重要なファクターになり得ると思います。


■ 選挙ウォッチャーの分析&考察

 こうしている間に、東谷義和のチャンネルが復活し、さっそく「#ロリ谷ただいま」がトレンド入りを果たしたのですが、それから数時間程度でBANされたようです。「今度はBANされないと思う」と自信満々に語っていましたが、余裕でBANされていましたので、東谷義和がYouTubeから永久追放されていることがわかりました。
 あれやこれやと、YouTubeにBANされない手を模索し、今度という今度は大丈夫と思った矢先、すぐさまBANされているので、オワコンは決定的だと思います。このまま国会に出席することもなく、忘れ去られていく運命でしょう。「#さよならガーシー」です。
 なお、新チャンネルで語っていた内容は、綾野剛さんや新田真剣佑さんなど、これまで自分に謝罪してこなかった人間は引き続き暴露するという宣戦布告のようなものですが、YouTubeは使えないので、独自に開設したサロンで細々と暴露をしていくしかなくなり、影響力はほとんど皆無です。ちなみに、トライストーンの山本又一朗社長とも話をしたといい、「ガーシーではなく、立花孝志にムカついている」として、引き続き戦う姿勢を見せていたようです。東谷義和は「?」だと言っていましたが、こうなるのも当然の話で、当事者はともかく、立花孝志に対しては「オマエ、誰なんだよ!」という話ですから、徹底的に訴訟で争うことになるでしょう。きっちりと賠償金を巻き上げていただきたいと思います。

どうやら東谷義和はホテルのような場所にいるらしい(引用元リンクはBANされた)

 なお、一時的に0.8~0.9%程度に上昇したNHK党の支持率は、再び0.3%程度にまで下がりました。ここから先、ネガティブなニュースが出てくるだけになると思いますので、改めて、NHK党の連敗記録を1から築き上げていくだけだと思います。頑張りましょう。

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