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【選挙ウォッチャー】 2021年5月の総括と6月の計画。

2021年5月も、特に大きな事故もなく、無事に取材を終わらせることができました。レポートは「東京都議選2021・全42選挙区事前分析レポート」が好調な売上を記録したものの、月の約半分が「なまはげパック」と題した地味なレポートだったため、トータルの売上としては、あまり良いものにはなりませんでした。その代わり、初めてのクラウドファンディングで大変多くのご支援をいただき、取材費が減免されただけでも、僕の生活が少しだけ安定することになりました。6月もコツコツと頑張っていきたいと思います。


■ 2021年6月の取材計画

6月は、船橋市議補選と魚沼市議選にN国関連の候補者が立候補する予定となっているほか、尼崎市議選、あきる野市議選、静岡県知事選など、注目度の高い選挙が目白押しです。お届けするべき選挙レポートがそれなりに多いこともあって、まずまずの売上になることを見込んでおります。

6月 6日:尼崎市議選(兵庫県)
6月 6日:三木市長選(兵庫県)
6月 6日:和泉市長選(大阪府)※
6月 6日:尾鷲市長選(三重県)
6月 6日:尾鷲市議選(三重県)
6月 6日:半田市長選(愛知県)
6月 6日:半田市議補選(愛知県)
6月 6日:白子町長選(千葉県)
6月 6日:境町議選(茨城県)
6月13日:あきる野市議選(東京都)
6月13日:志木市長選(埼玉県)
6月20日:静岡県知事選(静岡県)
6月20日:静岡県議補選(静岡県)
6月20日:船橋市長選(千葉県)
6月20日:船橋市議補選(千葉県)
6月20日:三浦市長選(神奈川県)
6月20日:三浦市議補選(神奈川県)
6月20日:魚沼市議選(新潟県)
6月27日:横須賀市長選(神奈川県)
6月27日:杉戸町長選(埼玉県)

基本的には、選挙の翌週にレポートをリリースする計画なのですが、6月27日の横須賀市長選と杉戸町長選はリリースの時期を後ろに回したいと思います。取材の約半分が6月6日投開票なので、前半を乗り切れば、あんまり忙しくありません。


■ 2021年7月の取材計画

7月は、とにかく東京都議選です。非常に注目度の高い選挙であり、注目の選挙区では売れる可能性が高いので、とにかく頑張って取材したいところであります。クラウドファンディングの成功により、東京都議選の取材には潤沢な予算がありますので、高速道路や駐車場代などをケチケチせず、なるべく多くの取材をこなしたいと思います。

7月 4日:東京都議選(東京都)
7月 4日:国分寺市長選(東京都)
7月11日:飯能市長選(埼玉県)
7月11日:三郷市議選(埼玉県)
7月11日:奈良市長選(奈良県)
7月11日:奈良市議選(奈良県)
7月18日:兵庫県知事選(兵庫県)
7月18日:淡路市議選(兵庫県)
7月18日:清瀬市長選(愛知県)
7月18日:旭市長選(千葉県)
7月25日:富岡町長選(福島県)

何と言っても注目は、7月18日の兵庫県知事選です。しかし、その前に行われる三郷市議選と奈良市議選にはN国党の候補が出てくるため、これもチェックしておきたいです。7月25日の富岡町長選が行われるなら、8月1日の仙台市長選と合わせて取材することになると思います。


■ 2021年8月の取材計画

8月はまったく選挙のスケジュールがありませんので、東京都議選のレポートを鬼のようにリリースしていくことにしたいと思っております。8月はひたすら原稿を書いていくのみです。

8月 1日:仙台市長選(宮城県)
8月22日:横浜市長選(神奈川県)
8月29日:渋川市長選(群馬県)
8月29日:渋川市議補選(群馬県)

仙台市長選は1泊ぐらいするかもしれませんが、横浜と渋川は日帰りで終わると思いますので、あんまり取材経費がかからないと思います。東京都議選のレポートがたくさんありますので、8月の収益については、そんなに心配はいらないのかもしれません。


■ 2021年9月の取材計画

衆院選を控え、面白そうな選挙が全然ないのが9月です。選挙の注目度で収益が大きく変化する水商売の「選挙ウォッチャー」なので、最も収益が心配される月です。なるべく月の始めで、衆院選の全議席予測のレポートをリリースすることで、どうにか収益をマシにしたいと思います。

9月 5日:松田町長選(神奈川県)
9月 5日:いわき市長選(福島県)
9月 5日:八潮市長選(埼玉県)
9月 5日:八潮市議選(埼玉県)
9月12日:箱根市議選(神奈川県)
9月26日:真鶴町議選(神奈川県)

今年の8月と9月は比較的まったりとした毎日を過ごすことになろうかと思いますので、記事はもちろん、本の原稿も量産していきたいと思っているところです。書いて、書いて、書きまくります。


■ 2021年5月の取材経費報告

クラウドファンディングで取材費を集めたため、飲食などの経費を除き、ガソリン代や高速代、ホテル代、駐車場代などの経費を報告いたします。最終的に集まった金額に達するまで、報告を続けます。

【河内町長選(5/16)】
・駐車場代 ¥370
・ガソリン代 ¥980
【松伏町長選(5/16)】
・駐車場代 ¥1586
【さいたま市長選(5/23)】
・有料道路代 ¥150
・駐車場代 ¥288
・ガソリン代 ¥670

松伏町長選の取材後にそのまま「さいたま市長選」を取材したため、当初予定していた高速道路代やガソリン代がかかりませんでした。駐車場代も想像以上にリーズナブルだったこともあり、当初は6160円の予算を計上していましたが、帰りも下道で節約したこともあって、取材経費を1108円に抑えることに成功。5052円を節約したことになります。また、常陸太田市長選を取材するために7660円の予算を立てていましたが、こちらは無投票当選になりましたので、マルッと繰り越されることになりました。

【和光市長選(5/23)】
・高速道路代 ¥1280
・駐車場代 ¥1707
【日光市長選(5/23)】
・高速道路代 ¥8280
・駐車場代 ¥1422
・ガソリン代 ¥1740

当初の予定では、和光市長選が3560円、日光市長選が1万0860円で予算を立てましたが、結果的に和光市長選が2987円、日光市長選が1万1442円となり、1万4420円の予算に対し、使った金額が1万4429円となったので、ほぼ予算通りとなりました。

【名古屋市議補選・南区(5/23)】
・高速道路代 ¥10560
・ホテル代 ¥5751
・PCR検査&抗原検査 ¥3000
・駐車場代 ¥2595
【島田市長選・島田市議選(5/23)】
・高速道路代 ¥3280
・ホテル代 ¥4455
・駐車場代 ¥1114
・ガソリン代 ¥2000
【伊東市長選(5/23)】
・ガソリン代 ¥2920
・有料道路代 ¥870
・高速道路代 ¥6620
・コロナ対策消毒液 ¥437
・駐車場代 ¥431
・新聞代 ¥83

名古屋市議補選、島田市長選&市議選、伊東市長選の予算の合計は4万4950円でしたが、PCR検査や計算に入れていなかった駐車場代などもあって、実際に使った金額は4万4116円となり、ほとんど事前の予算と変わらない金額となりました。1泊分のホテル代を浮かせることに成功しましたので、節約はできています。

【八千代市長選・八千代市議補選(5/23)】
・駐車場代 ¥800
・車内清掃代 ¥200

5月の取材経費の合計は6万3589円となりました。達成率が564%となりえ、約90万円近くが集まりましたので、6月後半の静岡県知事選、7月の東京都知事選や兵庫県知事選、さらには8月の仙台市長選や横浜市長選まで賄えるのではないかと考えております。今後もかかった取材費は報告してまいります。


■ 2021年6月の取材予算計画

6月6日までの取材予算は、5月の計画で発表しておりますので、6月13日以降の予算計画を発表いたします。今回は、静岡県知事選と静岡県議補選を取材する関係で2泊を予定しておりますが、これが唯一の大型取材となる見込みで、それ以外は日帰りの計画です。それほど大きな金額になることはなさそうです。

【あきる野市議選】
◎柏IC→日の出IC ¥3280
◎日の出IC→柏IC ¥3280
◎駐車場代 ¥2000
◎ガソリン代 ¥1000
【志木市長選】
◎柏IC→浦和南 ¥1580
◎浦和南→柏IC ¥1580
◎駐車場代 ¥2000
◎ガソリン代 ¥1000
【静岡県知事選・静岡県議補選】
◎柏IC→静岡IC ¥6140
◎静岡IC→柏IC ¥6140
◎ホテル代 ¥12000
◎駐車場代 ¥4000
◎ガソリン代 ¥4000
【船橋市長選&船橋市議選】
◎駐車場代 ¥5000
◎ガソリン代 ¥2000
【三浦市長選&三浦市議補選】
◎柏IC→衣笠IC ¥3320
◎衣笠IC→柏IC ¥3320
◎駐車場代 ¥2000
◎ガソリン代 ¥2000
【横須賀市長選】
◎柏IC→横須賀IC ¥3120
◎横須賀IC→柏IC ¥3120
◎駐車場代 ¥2000
◎ガソリン代 ¥2000

スーパーやコンビニ、ドラッグストアなどに車を止めさせてもらった場合、何か安い物でも買わせてもらうことにしております。そのため、選挙事務所や街頭演説のたびにチョコチョコと買い物をすることになり、なんだかんだで2000円くらいになることもありました。なので、今回から駐車場代を多めに予算計上することにしました。それで、6月13日から27日までの取材にかかる予算は、合計で7万5580円となりました。6月25日から東京都議選の取材が始まりますが、ざっくり1日2万円ぐらいを考えております。すべて高速代、ガソリン代、駐車場代で、新型コロナウイルス感染防止の観点から毎日帰宅するつもりなので、ホテル代などは計上されない見込みです。計画が立てにくいこともあり、経費はきちんと報告しますが、予算計画は省略します。あと、都議選の取材をスムーズに進めるためのリサーチをお願いする計画を立てており、人件費(時給1500円×8時間×9日=10万8000円×1人)を考えています。これは当日の取材が行き当たりばったりにならないように、直前に発表される候補者のスケジュールを追いかけて、街頭演説の予定を調べたり、駐車場を調べたり、選挙事務所を調べたり、事前にスケジュールを立てるためのスタッフです。


■ 2021年5月の設備投資

5月24日、いつも通りに選挙のレポートを書こうとSDカードを入れたところ、初期化しなければ始まらない形になってしまい、仕方がないので初期化をしたらデータが失われてしまったため、データ復元ソフトを購入しました。こうなってしまったのは初めてではなく、これからもデータを復元しなければならない機会がたびたび訪れると考え、一生使えるライセンスプランを1万9690円で購入しました。予想外にかかってしまった経費になりますが、データを復元しなければレポートを書けないということで、必要経費だと考え、クラウドファンディングの取材経費に計上させていただくことにしました。なるべくこまめにデータをバックアップしつつ、いざとなった時には活用したいと思います。


■ クラウドファンディングの残金

このたび、クラウドファンディングが達成率546%となる90万1600円になりました。5月31日までに取材費の合計が6万3589円、緊急で必要になった設備投資のデータ復元ソフトの1万9690円で、使った経費は8万3279円となりました。残金は81万8321円です。余裕があると思って使ってはいけませんが、取材には行き放題です。


■ 選挙ウォッチャーの分析&考察

5月に入り、『チダイズム』は完全に選挙レポートばかりをお届けするサイトになってしまいました。5月16日にN国関連の無料記事を1本アップしましたが、それ以外は5月19日の東京都議選の予測記事ぐらいで、あとはすべてが選挙レポートになっています。そして、これまでに取材したレポートをどんどん出していかなければならないことを考えると、年内はほぼ毎日のペースで選挙レポートを出していかないと間に合わないという状況になっています。本当は、旬の無料レポートをどんどん出していきたい気持ちもあるのですが、それをやっている余裕がないのです。そして、こんな状況に陥ってしまったので、無駄口はツイキャスで叩くことにして、Twitterに書くことは選挙の話と業務連絡程度に留めようかと思い始めました。僕の表現の場は、イベントとツイキャスとYouTubeにして、Twitterで意見を述べるのは選挙の話だけにするという作戦です。そんなことにしたら、いろいろとストレスが溜まるかもしれませんが、既に選挙レポートしか書けなくなってストレスが溜まっているので、こうなったら同じです。「選挙ウォッチャー」がだんだん形になってきましたので、ここからは少しずつ進化と迎合をしていくことが大切だと思います。まもなくブレイクポイントを迎えることになると思いますので、これは受け入れなければならない現実です。最後に、クラウドファンディングにご協力いただいた皆様、ありがとうございました。これからも現場から生々しい情報をお届けしてまいりたいと思います。よろしくお願いします。

いつもサポートをいただき、ありがとうございます。サポートいただいたお金は、衆院選の取材の赤字分の補填に使わせていただきます。