【選挙ウォッチャー】 新型コロナウイルス・最新情報(#151)。
僕は今、とてつもない自分のポンコツさに震えています。
ここまでポンコツな人間は、そう滅多にいるものではないし、もう他人のポンコツさを笑えるレベルではないと思います。世の中には、出川哲郎さんや狩野英孝さんのように、一般ピープルが思わず笑ってしまうぐらいポンコツすぎて、「生きているだけで面白い」という域に達している芸人さんたちもいます。しかし、それは紛れもなく「天才」であり、ある部分では努力で手に入れられないものなので、「笑いの神に愛された」としか表現のしようがありません。「生きているだけで面白い」なんて、芸人として、これ以上ない褒め言葉ではないでしょうか。
一方、僕はお笑い芸人ではありませんので、まずポンコツである必要がありません。しかも、僕はライターとして「文章の面白さ」で勝負しているつもりであり、芸人のタイプで言うなら「ワードセンス系」のつもりで生きていました。えぇ、しかし、ここまでのポンコツをやらかしてしまうと、もはや「ワードセンス系」だと思っていたこと自体が恥ずかしく思えてくるほどです。ここまでのポンコツは、滅多にいるものではないからです。
選挙ウォッチャーになって4年が経ち、これまで僕のツイキャスを聞いていた皆さんは、僕が毎年、エアコンを使わず、扇風機1本で夏を乗り越えてきたことはご存知だと思います。エアコンが壊れ、選挙ウォッチャーになってすぐにN国党からスラップ裁判を仕掛けられ、弁護士費用やリサーチ代などで、なんだかんだ1000万円近い支出をしているせいで、当然、エアコンの修理なんぞに回すお金はなく、「心頭滅却すれば火もまた涼し」の精神で、塩と麦茶を武器に、時に気絶しそうになりながら、「気合い」だけで40度に近い部屋の中で、かれこれ4年近くも格闘してきました。
ですから、僕は誰よりも地球温暖化を肌で感じ、「SDGsで、サスティナブルな社会を!」などと、しゃらくせぇことをヌカしている意識高い系の無能たちに中指を立てながらも、脳味噌が溶けて「とはいえ、ここまで暑いと、やっぱりサスティナブルだよね!」と思い、「今日はもう暑すぎて何もやる気が起きらない。FANZA見るのも、お休みや!」と言って、日本経済に貢献できない日もありました。
ところが、昨日、やっぱりこの日も扇風機1本で原稿を書いていたのですが、あまりに暑すぎて、「この調子だと、今日もFANZAに集中できない。今日も悶々としながら寝るしかないのか!」と思い、「エアコンがついたらいいのにな!」とエアコンを見たのですが、その時、ひらめいたんです。「エアコンが壊れているのではなく、もしかしてコンセントの方が壊れているだけなのでは?」と。物は試しだと、それまでついていたエアコンのコンセントを別のコンセントに挿し、さっそくエアコンのスイッチを入れてみたんですけど、もちろん、つきません。「そやそや、スイッチを入れるためのリモコンも4年以上放置していたのだから、電池を替えないと動くはずはないがな!」ってことで、物は試しに、リモコンに新しい単4電池を2本入れ、スイッチを入れてみました。
「ピピッ!」
・・・は? ・・・えっ???
まるで、ピラミッドの中にある、いにしえの石碑の窪んでいる部分に、その窪みの形とまったく同じ形をした宝石をハメた時みたいに、ゆっくりと奥の扉が開くかのごとく、「ムゥゥゥウィーーーン!」と音を立て、長らく閉ざされ続けていた口を開き、4年分の埃とともに、生ぬるい風が「ブワワワワワーッ!」と吹いてきました。まさかのエアコン復活です!
えっ? これまでの「暑くて死にそうになりながら扇風機1本で原稿を書いていた毎日は一体、何だったの?」って思うぐらいに、エアコンが絶好調にぬるい風を吐き始めたのですが、それと同時に思ったことがあります。おいおいおい、もしかして、もしかしてのもしかしてだけど、リモコンの電池が切れていただけなんじゃね???
僕は今、とてつもない自分のポンコツさに震えています。
そう言われてみれば、エアコンが動かなくなる前、リモコンの設定温度などを表示する文字が、妙に薄くなっていた記憶があります。今、新しい電池に替えてみたところ、パッキパキにハッキリと表示しています。この4年の夏の苦しみは、もしかして、ただリモコンの電池がなかっただけなのではないか。そう思った時に、僕は自分のポンコツ加減に震えながら、今日から涼しい部屋の中で原稿が書ける、いや、今日から涼しい部屋で快適にFANZAが見られる。そんな喜びにも震えたのでした。
皆さん、部屋が涼しくなっても、今夜は「熱帯夜」です。よろしくぅ!!
■ 第6波に続き、第7波も人は多く死んでいる
まず、多くの方に知っていただきたい事実として、オミクロン株に変わった第6波、そして、今回の第7波は、デルタ株以前の第1波から第5波より多くの方がお亡くなりになっています。
医療につながらない人も出ていますので、これから致死率が上昇する可能性は否定できませんが、コロラド先生の推計によれば、死者数は新規感染者数に対して16日前後の遅行となっており、暫定的な致死率は0.13%前後だと言いますので、7月23日に初めて20万人と突破しましたので、ぼちぼち死亡者数がグングンに伸びてくる頃だということになります。その後は25万人を超えた日もありますので、25万人の0.13%は325人となり、毎日のように300人以上の死者が報告される日が続くことになると予測されています。
また、新型コロナウイルスによって臓器に影響が出て、他の死因で亡くなるようなことは増えると思われ、これらは「コロナ死」と診断されることはありませんが、どれくらい増えているのかを調べる必要があります。オミクロン株はデルタ株より後遺症が深刻そうであるという話もありますので、引き続き、「オミクロン株はただの風邪」だと思わず、この時期は特に外食を避けるだけでも感染防止に役立つのではないかと思います。
■ 全国の感染状況まとめ(8月15日版)
さて、全国47都道府県の新規感染者数と主なトピックスを1行で紹介します。スマホでご覧いただいている方は2行以上になっているかもしれませんが、なるべく短い文章で簡潔に状況をまとめております。
本日の日本全国の新規感染者数は13万8613人でした。これはお盆であることに加え、日曜日の検査の結果を受けての数なので、少なく見えても安心できません。死亡者数は204人となっています。なお、科学誌ランセットでは、日本は「老衰」のようにしていることが多く、実際の死者数は約6倍ではないかと指摘しています。
まったく個人的なことになりますが、今週は和歌山市長選と和歌山市議補選が行われており、ぜひとも取材に行きたいところではあるのですが、あまり面白そうではないことに加え、お盆休みも感染がまったく収まっていないことから、取材を見送る決断をいたしました。
今週は、NHK党関連での動きも激しく、チェックしなければならないことが多くありますので、エアコンの効いた部屋でしっかり原稿を書いてまいりたいと思っております。
■ 選挙ウォッチャーの分析&考察
お盆とはいえ、それを差し引いても、どうやら全国的に新規感染者数は減衰傾向にあり、今回の第7波はこれから緩やかに落ち着いていくのではないかと考えられています。コロラド先生の計算では8月11日前後がピークだったと推計されており、この後に「BA.2.75」による「第7波の2」が来るかどうかは、9月上旬の段階で「BA.2.75」のシェアが10%を超えるようであれば、かなり高い確率で「第7波の2」に襲われることになるだろうとしています。9月下旬から10月頃には医療負荷が発生するのではないかという予測です。
日本より1ヶ月先行しているというインドでは、「BA.5」とのシェア競争で「BA.2.75」が勝ってしまったことから、日本でも同じことが起こる可能性は高いと見るのが一般的で、わずかに消滅やマイナー株になる可能性はあるものの、それでも9月上旬に10%を超えるようなことがあると、スーパーリーチがかかる状態だということです。あんまり息をつく余裕はなさそうです。
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