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【選挙ウォッチャー】 豊島区長選2023・分析レポート。

 4月16日告示、4月23日投票で、豊島区長選が行われました。
 意外と多くの人が忘れているかもしれませんが、豊島区は「小池百合子の地盤」となっているため、実は、都民ファーストの会が絶大な力を持っています。
 現職の高野之夫区長さんが2月にお亡くなりになり、区長選だけを単独で行う可能性もあったのですが、統一地方選のスケジュールに組み込まれ、新人4人による戦いとなりました。

高際 みゆき 57 新 自民・公明・都民F推薦
神沢 和敬  41 新 立憲・共産・れいわ支持
永野 裕子  50 新 無所属(元豊島区議)
鈴木 和夫  71 新 無所属(不動産管理業)

 最近は、だんだん女性区長も珍しくはなくなってきましたが、はっきり言って、東京23区の女性区長たちは、かなり優秀です。これは自民党に推薦されているような人でも、能力が高く、区レベルでは住みやすい環境が作られており、市長や町長がポンコツだらけの大阪とは明らかに一線を画しています。
 これは東京に「維新が入り込んでいない」ということも大きいのかもしれませんが、少なくとも「女性区長が男性区長よりも劣るということはまったくない」ということです。




■ 豊島区長選・選挙ボード解説動画


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