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【選挙ウォッチャー】 「ガーシーvsひろゆき」に見るNHK党の本質。

 本日はお忙しい中、僕の記事を読みに来てくださいまして、誠にありがとうございます。なにしろ世の中は、もうすぐお盆を迎えるということで、今のうちに終わらせておかなければならないことが山積みで、今が一番忙しい時期なのです。なので、いちいち世の中の動きをチェックしている時間もないし、ましてや、NHK党というカスみたいな政党の話を追いかけているほどの時間はないと思いますので、今日は手短に、NHK党界隈で起こっていることをまとめたいと思います。
 皆さんと違って、N国界隈は、今日も「暇」です。もちろん、詐欺をして海外逃亡中の「ガーシー」こと東谷義和も、参議院議員でありながら、先日の臨時国会は「逮捕されるのが怖い」という理由で欠席したため、毎日が夏休み状態。尊師・立花孝志に約束された3億円と、年間数千万円に及ぶ議員報酬があるので、日本から7000km以上離れたドバイで、今日もイキりにイキり、「中東の遠吠え」の名にふさわしい吠えっぷり。世間様に「オワコン」と言われながらも、「東スポ」「デイリースポーツ」など、N国信者が記者をしている三流のスポーツ新聞に記事を書かせるぐらいのパフォーマンスはできています。
 最近は、小学生から「論破王」と呼ばれて親しまれている「ひろゆき」さんとのバトルが話題になっていて、ひろゆきさんの煽りに釣られ放題に釣られまくり、どんどんドツボにハマっています。壺にハマっているのは自民党の議員ですが、ドツボにハマっているのがNHK党のガーシー参議院議員だというわけです。


■ 暴露をするくせに自分の煽り耐性がゼロ

他人の暴露はするくせに、自分の煽り耐性がゼロのガーシーこと東谷義和(引用元リンク

 めちゃくちゃダサいことに、ガーシーこと東谷義和は、他人の暴露はするくせに、自分の煽り耐性がゼロなので、ひろゆきさんから「『悪党どもをはじき出す』とか『寝てる議員をシバく』とか言ってたのに、詐欺の逃亡犯だから国会には登院せず。議員としてやったのは女の子YouTuberのキス動画の暴露」などと批判をされて発狂し、ドバイまでやってきた青汁王子とのコラボ配信では、このように述べました。

東谷「ようわからん異国の地で言ってるのは、オマエも一緒やろって思ってるんですよ。ドバイで俺は言ってる。でも、俺はそれをわかっててやってるし、お金もちゃんと返してるから。でも、オマエはお金を返さずに異国の地で吠えてるだけやろと。吠えれる間は吠えといてええけど、そのうち吠えられへんようにしたるかなって、俺は思ってるから。俺と違って奥さんいるからね。アキレス腱があるから、あいつは。そこ攻められたら、あいつは終わってまうから、絶対に。だって、奥さんが『やめて』ってなるやん、精神的に、俺が詰めていったら。俺の詰め方は、みんな分かっとると思うけど、えげつないから、俺は

青汁「そうっすよね、確かに」

東谷「うん。海外いるから大丈夫じゃないから。精神的苦痛を追い詰めるぐらいまでやるから。で、これがいわゆる脅迫とか何や言われても、俺は日本にいないから。『だから?』ってなるから。オマエが最初に俺を攻撃したんやろ。オマエがじゃあ、俺を攻撃したことで、俺に誹謗中傷が来てる。俺がもし意志が弱かったら、その誹謗中傷で自殺するかもしれないし、ヘコむかもしれないと。で、オマエがやった『2ちゃんねる』って、そういうチャンネルやろっつって。じゃあ、オマエも自分がそれをされても文句言うなって俺は思ってるから」

 まず大前提として、政治家への批判は「誹謗中傷」ではありません。
 今回、ひろゆきさんが述べているのは、ガーシー参議院議員が国会に出席しないことに対する批判であり、そして、この批判は、けっして理不尽なものではありません。国会に行って仕事をする責任を負っているのに、その責任を「逮捕されたくないから」という理由で果たしていないので、それなら国民から批判されるのは当然で、これはガーシー参議院議員に対する誹謗中傷でもなければ、攻撃でもありません。当たり前の「批判」です。
 にもかかわらず、ガーシー参議院議員は、これを「攻撃」と捉え、今度はひろゆきさんではなく、「ひろゆきさんの妻」という、まったく関係のない第三者を攻撃することを示唆しています。相手の口を封じるためなら、関係のない奥さんを巻き込み、精神的に追い詰める。まさに人間の最底辺の奴がする発言だと思いますが、これとまったく同じ発想で、まったく似たような発言をしたために、「懲役2年6ヶ月・執行猶予4年」の有罪判決を喰らうことになった男がいるのをご存知でしょうか。

 尊師・立花孝志は、中央区議の二瓶文徳さんに対し、「これ25歳の二瓶文徳は、これからもね、徹底的に叩き続けますから。俺、奥さん、この子のお母さんも彼女も知ってますよ。徹底的にコイツの人生、僕は潰していきますからね。二瓶親子、特に息子。覚悟しとけ。許さんぞ、ボケ」とYouTubeで脅迫したことで、NHKに対する不正競争防止法違反、威力業務妨害と合わせて刑事事件として問われ、有罪判決を喰らっています。

 さらに、志木市議の与儀大介さんとの対談で、「奥さんや子供を攻撃するのは当たり前」と発言したこともあり、尊師・立花孝志と東谷義和は、人間の最底辺同士、もともと同じ周波数だったということだと思います。
 ちなみに、ひろゆきさんに対し、「『2ちゃんねる』で誹謗中傷される環境を作って訴えられているオマエが俺を攻撃してくるな」という理屈は、残念ながら、東谷義和が参議院議員である以上、成り立ちません。もし、これが一般人同士のケンカであれば、「どの口で言っとんねん!」は成立するかもしれませんが、政治家とは、どんな人から批判されたとしても、それがたとえ犯罪者であっても、丁寧に説明しなければならない職業だからです。
 どうしてそうなのかと言うと、政治家は権力を持っており、その権力を暴走させると、「オマエはブサイクだから死刑!」ということができるようになります。「ブサイクは犯罪」という世の中になると、僕なんかは途端に犯罪者になってしまうわけですが、犯罪者にも「どないなっとんねん!」と言う権利がなければ、権力の暴走を誰にも止められなくなります。こうした批判さえ禁止している国がどこかと言えば、それは「北朝鮮」です。
 つまり、今ではすっかり参議院議員になってしまったガーシーを絶賛している人は、日本を北朝鮮のような国にしたいと考えているようなもので、政治家に対する批判を口封じしようという者は、民主主義を破壊する致死レベルのバカ。ましてや、今回は「国会を無断欠席してるんじゃねぇよ!」というド正論を突き付けられているので、東谷義和にとっては、返す言葉なんてあるはずもないのです。
 尊師・立花孝志や東谷義和は「国会に出席していることが偉いのではなくて、結果を出している人間が偉いんじゃ!」と言っていますが、その理屈が通るなら、オマエらが悪者にしている「寝ているジジィ議員」だって、結果さえ出せば寝ていてもいいことになるので、今のところ、女性YouTuberを精神的に追い込み、突発性難聴にして活動休止に追い込んだ以外の実績がないガーシー参議院議員に、モノを申せる資格なんぞあるわけなかろうっていう話です。はよ日本に帰って逮捕されろ、バカタレ!


■ 暴露をして優越感に浸っている男

 ガーシーこと東谷義和は、なぜ暴露をしているのか。
 青汁王子とのコラボ動画の中で、「そのモチベーションは、どこから生まれるのか」と質問され、以下のように答えていました。

東谷「戦う相手がデカいほど楽しくなってくるの。なんかもう、いわゆるそのね、まあ、名前出してええか、まあまあ、某会社の社長叩く時でも、誰も今まで日本中で叩かなかった人間を自分が叩いているという快楽はあるんです、実は。めっちゃ楽しいなと思うんですよ。勝っても負けても英雄じゃないですか」

青汁「確かにね、わかりますよ」

東谷「自分より弱い奴イジメたら弱い者イジメになっちゃうから。じゃなくて、自分より強い敵に対してガンガン行くのが楽しいんですよ、優越感ですよ。で、俺が攻撃してる対象は大なり小なり絶対理由があるんですよ、ちゃんと。自分の中で理由があるんです。理由あってやってるから、それが理解できなくて叩かれても全然平気なんですよ。いや、オマエら何も知らんやろと。だから、俺がある女の子を叩いて、俺に対して言われても、その女の子が普段何してるかわかってるのかとか、このタレントが裏で何やってるかわかってるかと。じゃあ、こいつがInstagramで裏アカ持ってること知ってるかとか。オマエら、知らんやろと。そこで行われてることとかも、わからんやろっていうことも俺は全部分かってるから、まわりから叩かれようが何しようが突き進むだけなんです。自分の障害になるものは全部なぎ倒していく

 まず、楽天の三木谷社長の件に関しては、「優越感」でした。今まで誰も叩く奴がいなかった人間を叩いている俺、勝っても負けても英雄になれるという気持ちで、楽しんでいたことをゲロっています。
 続いて、YouTuberの女性を叩いたことについては、「彼女が普段、何をしているのかを知っているから」で、例えば、「裏アカで何を言っているのかを知っているから」だそうです。最後に「自分の障害になるものは全部なぎ倒していく」と言っているので、結局は「自分のため」でした。
 改めて言いますが、仮に女性YouTuberが裏アカを持っていて、そこで誰かの悪口を言っていたり、何か酷い書き込みをしていたとしても、だからと言って、4年前のキス動画を流出させていい理由にはならないし、ストレスで活動休止に追い込むことを正当化できるわけでもありません。ましてや、国民を守るべき立場の国会議員が「公約」として暴露しているので、事態は非常に深刻であることを多くの国民にご理解いただきたいと思います。

 なお、このレポートは無料でお届けしていますので、せめて宣伝ぐらいはさせていただきたいと思いますが、これこそが「NHK党」の本質です。国民を守るとは名ばかりで、国民を傷つけ、ネットリンチをすることを最大の喜びとしている「反社会的カルト集団」。しかも、自分たちの快楽のためなら、無関係の妻や子供にも危害を与えると堂々と言ってのけるぐらいの「人間のクズ」です。

尊師・立花孝志も番組で三木谷社長の名前を連呼したことを満足気に語った(引用元リンク

 ガーシー参議院議員に正義がないことは明らかです。
 なにしろ、まもなく開設されるという有料のオンラインサロンで、最初に暴露する内容が、政治の闇でも何でもなく、女優の浜辺美波さんだと予告しているのです。しかも、ガーシー参議院議員と浜辺美波さんは面識がないというので、金稼ぎのために浜辺美波さんを犠牲にすることさえ厭わない人間たちだということです。
 こんなクソどもに議席を与え、かつ、年間3億3300万円もの血税を流すようにさせてしまった一部の有権者たちは、こうした一般人に対する暴露行為に力を与えていると言っても過言ではありません。


■ 選挙ウォッチャーの分析&考察

 待望の「ガーシー参議院議員」が誕生し、これまでにやったことと言ったら、23歳の女性YouTuberのキス動画を流出させ、突発性難聴を起こし、活動休止に追い込んだこと。衆議院議員の中曽根康隆さんが議員になる前に飲み屋みたいなところで2人の女性に肩を回してカメラ目線をキメている写真を流出させたが、まったく話題にもならず、ノーダメージだったこと。そして、今度は21歳の女優の浜辺美波さんの暴露を予告して、有料サロンにアホの会員を集めようとしていること。
 こうやって見てみると、政治家に対しては何一つダメージを与えられていないけれど、50歳の中二病のオジサンが若い女性たちの秘密を暴露することで、女の子を精神的に追い込み、金を稼ごうとしているだけです。日本を良くするための動きは何一つありません。

花王の前で立花孝志が迷惑行為を行った動画の年齢層がアナリティクスで判明

 一体、どんな奴が「ガーシー」とかいう中二病のオッサンに喜んでいるんだという話になりますが、これを喜んでいるのは、40代から50代のオッサンたちでした。うだつの上がらないオジサンたち。彼らが日頃の鬱憤を晴らすかのごとく、23歳の女性YouTuberや21歳の女優が苦しめられている様子を見て、「いいぞ、もっとやれ!」と言っているのです。地獄やで!

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