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2019年9月の記事一覧

AC(アダルトチルドレン)ピエロと歪んだセックス観

violetピエロです。以前、自己紹介としてnoteを投稿しただけなので、本格的なnote投稿がこれが初となります。初めての本格的な記事がセックスについてなので嫌悪感を抱かせてしまっているかもしれません。ごめんなさい。
しかし、私はこれを書きたくてnoteをはじめたといっても過言ではありません
デリケートな内容なので書いては添削しを何度も何度も繰り返し完成するまで1週間もかかりました (笑)

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【エッセイ】脳内師匠と星の見えない夜

【エッセイ】脳内師匠と星の見えない夜

私が小説家について語るとき、放課後の誰もいない小学校の、音楽室を思い出す。

バッハ、モーツアルト、ベートーヴェン。
壁一面にずらりとならんだ作曲家たちの肖像画。生きた時代も、生まれた国も、世の評価を受けた歳だって皆ばらばらなのに、彼らは一団として、ぞろぞろと教室を見守っている。
ましてや、死んでから生前の楽譜を掘り起こし、再評価され、額縁に収まった人もいるというのに。

正装に身を包んだ彼らは、

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触るな危険ー脳が震えるー

触るな危険ー脳が震えるー

 どうも氷雨斑早希です。昨日、「ハラスメントがなくならない根本的原因を心理学的に分析してみる」と題してnoteを書きましたけれども本日はその続編的な内容をおおくりしたいとおもいます。

関わるだけで脳が傷つくヤバイ奴ら 皆さんの周りに下記の条件に当てはまる人たちはいませんか?もし、いたら切れるものなら、切ってしまい、どうしても関わらなければいけない場合は最小限にとどめましょう。

・ゴシップ誌面や

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夢を語れない子どもだったわたしは、綺麗ごとを語る大人になりたい

夢を語れない子どもだったわたしは、綺麗ごとを語る大人になりたい

小学6年生のとき、クラスの卒業アルバム用にいくつかの質問に答えた。

「好きだった教科は?」「嫌いな食べ物は?」「思い出に残っている行事は?」

子どもらしい、可愛らしい問いたち。
わたしは概ね正直に回答した。

算数。トマトとピーマン。運動会。

でもひとつ、正直に書けなかったところがある。

「1年生のときの将来の夢は?」

わたしは「ケーキ屋さん」と答えた。

夢を描くことは笑われた小学1年

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私は初めて「死」を覚悟した時に見えた世界から、
初めて本物の「幸」を学ぶ。

私は初めて「死」を覚悟した時に見えた世界から、 初めて本物の「幸」を学ぶ。

――その空間は、何ともずっしりと重い、まるで鉛のような空気が私たちを大きく包んでいたことを今でもはっきり記憶している。

「先生!子供は産めない体になってもいいので、どうか娘の命だけは助けてください!」
その言葉を発した母は、主治医の前で泣き崩れ土下座しようとしていました。その母の姿をすぐそばで見ていた私は、何かで強く縛られたような胸の息苦しさを覚えました。
あれから早一年と言う月日が流れようとし

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明るいアホは最近しんどい

明るいアホは最近しんどい

初noteです。こんばんは。

私は物心つくことから人として劣っています。発達障害かな?と思っているけど診断は受けてません。ただ同い年と比べると明らかに劣っていたのでいじめられたり友達がいなかったりろくな学校生活を歩んでおりません。なぜか勉強は他の人よりできて考えることは気持ち悪いくらい理屈っぽいんですけどね。典型的な勉強ができて仕事ができないタイプ。

それでもなんとかボロボロになりながらここま

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記号と具体と抽象の話

記号と具体と抽象の話

7月の頭に家族でクレマチスの丘にある、ヴァンジ彫刻庭園美術館に遊びに行きました。そこでは、庭園にある花をスケッチしようというアクティビティがあって、うちの5歳児と4歳児(保育園の年長さんと年中さんの年、2人とも早生まれ)も楽しそうにお絵描きしていました。

それで、出来上がってきた絵をみて、その違いがとても面白かったです。
まず、こちらが5歳児(お兄ちゃん)が描いた花の絵。

そしてこちらが4歳児

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叫んでも叫んでも

叫んでも叫んでも

ここには音という概念がまるでないみたいだ。だって、叫んでみたって、誰も見向きもしないから。音がないのか、いやそれとも自分そのものがないのか。自分には何の音も聞こえない。なら、叫べば、他の人には聞こえてるのか、分かるはずだ。そう思って叫んだ。気が狂っているのか。喉が痛くなるほど、叫んだ。でも、その叫び声は自分に届いていないから、本当に叫んでいるのか確証はない。叫んでいるつもりだけれど、でももしかした

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9月7日 元住吉 日常の美を

9月7日 元住吉 日常の美を

美しいなと感じるもの。

美術館とか、高層ビルとか、ホテルとか、素敵なところとか、いっぱいある。

人が作ったものだけじゃなくて、遠くの大自然もね。

わたしは都会に住んでるから、満点の星空とか、そういうのは滅多に見ない。

でも、何処かに時間を作って出かけていかなくても、美しいことには触れられる。

大好きな人の目の白いところ。

骨や筋肉の成り立ちと動作を理解した上でそっと私の体に触れた先生の

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(再掲載)マゼンタ/シアン/イエロー

(再掲載)マゼンタ/シアン/イエロー

 スーツ姿を見たのは大学の卒業式以来だった。
 印刷の依頼に保険会社から営業の方がいらっしゃるのは事前に幸畑さんから聞いていた。この工場はデスクワーク用のスペースを通らなければ応接室に行けない作りなのだ。ここで働いている他の人すべてではないが、少なくとも私は事前に聞いていない来客があると、すごく緊張して仕事が滞る。そうならないようにの配慮である。
 梅津くんは私に気がついて挨拶をしてくれた。私は、

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03 プライドのへし折れる音。

03 プライドのへし折れる音。

17歳のわたしは親にも友達にも一切相談せず、自分で調べた美大受験の予備校の体験レッスンに申し込みます。当日の持ち物は、鉛筆と消しゴム。デッサンの1日体験でした。

さて、今でこそ「デッサンをする」「鉛筆と消しゴムを持ってくる」と言われれば、何を持っていくべきかグーグル先生がすぐに教えてくれますが、当時のわたしにそんな情報は皆無。学校の筆箱だけを持ち、住所を頼りにようやくたどり着いたのは、人気のない

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"朝鮮抑留"一般人17690名が惨死した悲劇とは

"朝鮮抑留"一般人17690名が惨死した悲劇とは

第二次世界大戦の終戦後、武装解除され投降した日本軍捕虜など抑留された日本人の約57万5千人のうち約5万5千人が厳寒環境下で満足な食事や休養も与えられず、苛烈な労働を強要され死亡した"シベリア抑留"はあまりにも有名だが、朝鮮半島で一般人17690人が惨死した事を知る人は少ないでしょう。
終戦後に起きた悲劇を元京城日本人世話会・森田芳夫氏の「朝鮮引揚史」を引用して史実を伝えているブログから一部抜粋して

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