Frank and Oak

コンセプトは「地球への負荷を最小限にしたものづくり」。
2人のカナダ人が2012年に設立した、モントリオールを拠点としたスタートアップ。

人々が本当に着たいものとは何か?何の為にその服を着るのか?
その問いの答えを突き詰めた結果、「サスティナブルな仕組みの中で、クラシックスタイル・現代的なカット・革新的な素材を組み合わせたスタイル」を作りあげることをゴールとしたブランド。

◼︎サブスクリプションモデル
スタイリストが選んだアイテムが数点入ったボックスを、月1回無料でお届けするサービス。何も購入しなかったときのみ、25$のスタイリング料が発生する。$29〜$149の価格帯のアイテムが届く。いつでもスキップ・キャンセルできる。
新たなスタイルに挑戦できることが魅力的だと好評のよう。また、クローゼットを良く知るスタイリストにより、無駄を省けるメリットも。

■実店舗との連携
カナダにローカライズしているため、各店舗によって特徴が異なる。地元の小さなカフェや、床屋などとパートナーを組んでいる店舗も。
Stores」のページでは、各店舗の特徴を丁寧に紹介。スタイリストや、スーツフィッティングなどの予約機能もあり、店舗に足を運んでみたくなる。

■服づくりのイノベーション
Innovation」ページでは、「パフォーマンス」「ミニマルインパクト」の2つの項目がある。
「パフォーマンス」ではイージーケアや洗濯可能なウールなど、繊維や生地の機能性を14個ほど挙げている。「ミニマルインパクト」では、過剰に水を使わないプロセスや、リサイクの素材を使うなど、環境に負荷を与えない方法を10個ほど挙げている。
いかに人が求める機能性を、環境に負荷のなく提供しようとしているかが熱心に伝わり、共感する。

■デザイン
シンプルで、ヴィンテージ風味を感じるデザインが特徴。ベーシックだが、野暮ったくないシルエットは、生活にさりげなく取り込んでみたくなる。素朴で遊び心のあるデザインも人気のよう。インスタグラムでは、様々な性別やスタイルの人のスタイリング画像やビジュアルに親近感が湧く。彼らのちょっとした日常のスタイルは真似してみたくなる。

■コミュニティ
約300人の従業員は、20カ国以上もの国籍の人々がいる。言葉が通じにくとも、お互いを理解し合い、インクルージョンの姿勢を保っている。また、非営利団体とパートナーを組み、いらなくなった服を回収するプロジェクトも行う。他にもLGBTQをサポートする団体など、様々な団体とパートナーを組んだり、ローカルビジネスと組み、独自のコミュニティを形成している。


サスティナブルなものづくりは、今後業界が残っていくために必ず必要になる。だが、ただ環境に負荷のない素材やプロセスでものをつくったとしても、人々に求められ、彼らの生活や意識を変えていくものでなければ、サスティナブルといえない。デザインやスタイリングサービス、コミュニティなど、人を意識し尽くしていることが、Frank and Oakの魅力である。

この記事が気に入ったら、サポートをしてみませんか?気軽にクリエイターを支援できます。

3
TO NINE、gumi-gumi
コメントを投稿するには、 ログイン または 会員登録 をする必要があります。