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魔術師のようなサッカーコーチの指導法
息子が小学生になり、地元の少年サッカーチームに入った。
よくあるボランティアのコーチがやっている小学生向けのサッカーチームと思っていたら、その本格度において想像と全然違った。
なんとメンバー数170人以上、コーチ、監督もボランティアではなくスポーツで生計を立てているプロのコーチが10人以上。前回指導してくれたコーチはなんとセリエAの2部リーグでプレーしていたと聞いてビックリ。「おいおい、こりゃ
糸井重里さんから貰ったパワーの話
とってもとっても幸運なことに、仕事で糸井重里さんにインタビューする機会をもらいました。
20年前から糸井さんが立ち上げたWEBサイト「ほぼ日」を毎日読んでいた僕にとって夢のような仕事でした。
お会いしたらどうしてもお聞きしたかったことがあります。それは糸井さんは日本の高度成長期からバブルまでの資本主義のど真ん中で最も成功したクリエイターだと思いますが、にも関わらずその資本主義とは真反対に見える
なんだか、どうしたことか、とにかく、無性に、”今”を大切にしようと思ったのだ。
特段何かあった訳じゃないが、人生にとって大事な節目になりそうな心境の変化だと思ったので、書き残しておこうと思う。
ここ2年ほどリモートワークが定番になり、通勤がほとんど無くなった分、仕事前に5キロ程度のジョギングをするようになった。もともと走るのは大好きで、ランナーズハイの原料であるベータエンドルフィンも分泌されてるようで、最近は走らないと気持ち悪くなってきた。
先日も晴天の空の下、早朝から走
分かったつもりで全く分かってなかった子育ての大切な気づき
6歳になる息子は僕に似て非常に落ち着きがない。いきなり物を投げたりパンチしたりしてくる。なるべくやりたいようにさせてやろうと思いながら、「物を投げない!」とかどうしても注意することが多くなる。
そんな日常の中、先日も息子はいきなりブロックをテレビ画面に投げつけた。いつもなら怒るところだが、なぜだかその時は「ブロック投げるの楽しいの?」と質問してみた。すると息子は「ブロックが画面に当たったらどんな
松田代表に聴く、ヘラルボニー的キャリアの創り方
「福祉✖️アート」の世界で今最も注目を浴びている、「異彩を、放て。」をミッションに掲げる福祉実験ユニット・ヘラルボニーの双子の代表のお二人に会ったのはちょうど1年半ぐらい前だった。友人の高橋龍くんが主催した色んな業界の人たちが集まった飲み会だった。(龍くん、良い出会いをありがとう!)
自閉症のお兄さんがきっかけとなり、双子の兄弟の弟2人で立ち上げたヘラルボニーという会社は、知的障害のあるアーティ
「オンライン信頼力(仮)」
約1年ぶりのブログ。
コロナで色んなことが激変する中で、久々に最近注目していることを書いてみようと思い立った。
4、5月の緊急事態宣言下に世の中のかなりの割合のビジネスマンが強制的にリモートワークになった。
11月28日現在、また予断を許さない状況になって来ているが、リモートワークの割合は一時期に比べると大きく減っている。一部のIT企業では「もう一生リモートワークにします!」なんて言ってるとこ
あの人がある日突然優しくなった理由
長い会社生活を送っていると、それまでなんとなく冷たかった人が急に優しくなったりすることがある。
特に特別なことはないし思い当たる節もない。「なんでなんだろうかなあ」と思ったりする。
推測だが、自分がいないところで、その人が信頼する人から「あいつ、結構いい奴だぜ」とか聞いたとしたら見る目も変わって、自然と接する態度も変わってくる。
そういう「回り回って」がちょっとづつ積み重なって今の状況がカタ
「何でも出来る」は「何にも出来ない」のジレンマ
プライベートで本を出していたりイベントやったり大学講師してたりする関係から「千葉さん、実はサラリーマンだったんですね!?」とよく言われて久しい。気づくとサラリーマン生活が四半世紀に届こうかとしている。続けて「千葉さんは独立しても、何でも出来そうですよね。」ともよく言われる。
「じゃあ何が出来そうに見える?」と聞くと、「いや、何でも出来そうですよね。」と返ってくる。「だから何が出来そう?」と聞くと
スクールカースト最上位のS君が僕にしてくれたこと
いまだによく憶えている出来事がある。
中学生の時、クラスの人気者、今風にいうとスクールカーストの最上位のS君という子がいた。背が高くてスポーツが万能でそれでいて優しいという絵に描いたような人気者だ。僕とは普段ほとんどを話したこともなかったんだけど、ある日の学校の帰り道に偶然会ったS君から遊びに誘われた。僕が住んでいたのは広島県の山奥のど田舎で、広島市内に出るまで列車で2時間半も掛かる。そんな環境
キャリアの悩める永遠の課題
「得意なこと」と「好きなこと」、どちらを優先することが結果的に成功するキャリアなのか?
これは40代半ばになっても、なかなか悩ましい問題だ。もちろん一番いいのは「得意なこと」でかつ「好きなこと」だ。ただそんなに人生は甘くは出来ていない。どちらから優先的に手をつけるかで、大きくキャリア設計が変わってくる。ましてやふた回り目のリカレントだと尚更である。
「好きなこと」であれば結果が出るまで夢中でや
今振り返ると僕の人生が決まった塾の先生の言葉
いきなりだけど、僕のライフワークは、「教育」だと思ってる。
と言っても、教員試験を受けて学校の先生になった訳ではない。
ゼネコンで9年働いて、メディア企業に転職して13年。教育とは縁遠い仕事をやりながら、プライベートで大学の非常勤講師をやったり、ビジネス書作家を呼んでセミナーを主催したりして、間接的に教育に関わってきた。そして、今は奇跡的なタイミングと沢山の人の助けもあり、ついに本業でビジネス
おじいちゃんのとっておきのエッセンス
僕は、小さい頃おじいちゃん子だった。父親がタンカーの船乗りで一年中家に居なかったこともあって、母方のおじいちゃんが父親代わりでもあった。
小学校の低学年の頃は、学校から帰るといつもおじいちゃんの車でドライブに連れてってくれた。自慢の車は四つ目の黒のセリカ。ライオンの立て髪のようなふかふかの茶色のシートに埋もれて、山の中や川沿いを軽快に走っていた。獣医さんであるおじいちゃんは、川縁にいる大きな白鷺