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SWOT 分析 Nike

今回はNikeのSWOT分析をします。優れたマーケティング戦略があり、伸び悩む同業者が多い中順調に数字を伸ばしてるNikeについて今回はSWOT、財務諸表を分析してみます。

Strength

まず収益が安定して成長していることが挙げられます。投資家の目線からみても堅実に成長しているため、資金繰りにおいても有利に働くことが考えられます。営業利益率、純利益も向上しており財務的に安定して運営されていると言えます。

店舗数も2019年5月時点で、384店舗アメリカにあります。ブランド数は多くJordan、Hurley、NIKE、Converseがあり、各シューズショップ、スポーツショップ、デパート、小売店、デジタルプラットフォームというチャネルがあります。同時にNikeとConverseの自店舗、自社デジタルプラットフォームでも販売をしています。NIKE と Converse が所有するデジタルプラットフォームは45ヵ国に展開しています。

オペレーション能力も高いです。上記ネットワークが安定していることから供給が効率的に行えています。約12か国112個の工場から生産されており、主に中国、インドネシア、ベトナムで製造しています。

Weakness

2019年7月のリコールが懸念として挙げられます。批判をかわすために Air Max 1 Quick Strikeのリコールを決定し、その影響でアリゾナの知事からの投資1億ドルがキャンセルされ、デザインが類似ていることからNike Air Max 270もリコールをすることになりました。ブランドイメージへの影響も懸念されます。

Opportunity

積極的なパートナーシップ、買収により成長速度を加速させる機会があります。 Celectを買収し、小売りの予測分析、需要予測といった点からNikeのD2C戦略をより強化出来る可能性があります。 Celectのクラウドベースの分析システムに自社デジタルプラットフォームを連携させています。この買収により、提案力強化し自社デジタルプラットフォーム上の売り上げ向上と在庫管理の効率化(連携と予測)で更なる成長が期待出来ます。

全世界でのEコマースの売り上げが向上している点も追い風になります。2018年10月にJet.comとパートナーシップを契約し、Eコマースチャネルを拡大しています。同時にアマゾンともパートナー契約を結び、マーケットプレイスへのアクセスを提供しています。Eコマースの上のチャネルを拡大することでより多くの顧客にリーチすることが出来ます。

スポーツ服、アクセサリー市場が好調で成長が見込まれていることもポジティブな要素です。健康と運動への関心が高まること、Eコマースで購入障壁画下がることを背景に市場の成長が見込まれています。

Threat

まず偽物(フェイク品)が多く出回っていることが挙げられます。低いクオリティで作られた格安な粗悪品をユーザーが誤って購入してしまうケースがあります。売り上げが下がるだけでなく、ブランドイメージの低下を招く可能性もあります。

熾烈な競合との争いも脅威になります。 adidasやPuma、Lululemon Athletica、Clarus Corporation、Fitbit、Globe International Limited、 JC Penney Company、Lacoste、Ralph Lauren、Reebok、Under Armour、、、。品質、快適さ、ブランドイメージ、顧客サービス、価格、場所、チャネル、広告とマーケティング手法等の様々な要素において競合優位性を持つ必要があります。

グローバルに展開しているため、外国為替の変動が常に注視する必要があります。USドルで財務諸表を作成しているため、カナダドル、日本円、オーストラリアドル、ユーロの影響を受けます。子会社への投資、他国とのビジネス取引も影響があります。

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デジタルマーケティング、ビジネス全般、イノベーション、ベイエリアでの生活についてnoteを書きます。 フォローしてもらえたら嬉しいです。 以下のようなコンテンツを作っています。 ・SWOT分析 ・3分で読める本要約 ・日米の面白い企業紹介

コメント1件

今回の内容にぴったりの写真でしたね。Nikeの洗練されたテレビCMがまた見たいです。
この度は写真を使用いただき、ありがとうございます。
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