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牛を預かって育てる「預託事業」のはなし。6月からの新メンバー(牛)も募集中です!

こんにちは。千葉ウシノヒロバの日々を届ける「牧場つくるマガジン」をお届けします。

さて、最近、こんなお知らせを出しました。

簡単にまとめると、「牛を預かって育てる仕事を、千葉市から千葉ウシノヒロバが引き継ぎましたよ。これからも続けていきます」ということです。

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預託事業=お乳が出る状態まで牛を育てるサービス

ご存知のとおり、牛乳は仔牛を育てるための母乳です。つまり、人間と同じように、出産した「お母さん牛」からしかお乳は出ません

なので、酪農では、妊娠・出産できる年齢になるまで「保育」をしたり「育成」をしたりする仕事があります。仔牛の育成まで手掛ける酪農家の方もいらっしゃいますが、労力がとてもかかるため、「預託」というかたちで、適齢期まで預けることができるサービスもあります。それが「預託事業(育成事業)」です。

ちなみに、千葉ウシノヒロバが預かるのは、生後4ヵ月〜6ヵ月の牛。その後、適齢期まで育成し、人工授精も行い、最低でも妊娠5ヵ月までは預かります。その後、牛たちは農家さんの元に帰り乳牛として働くわけです。

預託事業に関しての作図3.001

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52年続いた乳牛育成牧場から千葉ウシノヒロバへ

……と、いう、牛を預かって育てる預託事業を、千葉ウシノヒロバでは4月1日に千葉市から受け継ぎました。

千葉市が牧場を運営してたの? と驚かれる方もいるかもしれません。そうなんです。運営していたのです。「千葉市乳牛育成牧場」の設立は昭和43年(1968年)。52年も続く歴史ある牧場です。

長い間、千葉市の酪農を支えてきた大切な事業を千葉ウシノヒロバは承継しました。だから、しっかり預託事業を続けていきたいと考えています。そして市営時代に経営が苦しかった点を見直し、観光や商品開発、その他のさまざまな事業を組み合わせることで、もっと発展させていきたい。

これまで預託事業に関わられてきた方、新たな事業パートナー、農家の皆さんのご協力を得ながら頑張っていこうと思います。どうぞよろしくおねがいします。

*そこに込めた思いは、去年秋に代表の川上が書いた記事でも触れました。

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6月からの新メンバー(牛)も募集中です!

そして、最後にお知らせです。

千葉ウシノヒロバでは、預託事業でお預かりする新たな牛も募集しています。すでに多数の応募をいただいていますが、千葉市で酪農を営む方はぜひご検討いただけたら嬉しいです。よろしくお願いいたします。

そして牛の飼育に関わる新メンバー(人)も、近々に募集開始予定です。こちらもよろしくお願いいたします!

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