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vol.9 夫くんがパパになるのを感じた時

こんにちは、コズです。このnoteでは、1年のうちに「フリーランス独立→婚活→結婚→引っ越し→妊娠(Now!)」を怒涛に過ごしてきた38歳♀(2024年時)の経験談を書き綴っています。

今回は、「妊婦の私が感じた、夫くんがパパになる時」について書いてみようと思います。以前から、男性のキャリアと出産について気になることがあり、果たしてうちの夫くんは妊娠と出産をどう受け止めているのか… 


一般的に、妊娠がわかってから物理的な変化を感じる女性に比べて、男性は1年遅れて「親になる実感」が湧くと言われているようです。赤ちゃんがこれから生まれてくる、という実感に差があり、夫婦の関係がギクシャクすることもあるようですが…夫くんを見ていると…それなりにパパになろうとしていることや、出産めっちゃ楽しみにしている姿勢も見えるので、結構早めにパパになりかけているんじゃないか?と思うんです。うちの夫くんがレアケースなのか?いや、結構レアだと思う…んだけど、今後こういった男性も増えてくる&実はたくさんいるんじゃないかと感じます。ということで、夫くんがパパになっていくの感じた経験をいくつか紹介します!


1.胎動を一緒に感じて喜んでくれた時

妊娠中、一番「あ、パパになってる!」と感じたのは妊娠6ヶ月目あたりでしょうか。性別も分かり始めた後、少しずつ胎動も力強くなってきた時です。最初こそ、胎動を感じるのは私だけだったので夫くんは「ずるい・・!」と言っていたり、夫くんがお腹を触った時に限って赤ちゃんは全然動かず、夫くんが拗ねていたこともありました笑 彼としては、赤ちゃんの「実体感」をとても欲しがっていたんだなぁと思います。そんなある日、胎動のパワフルさ増してきた頃、お腹のモニュモニュに気づいて「ほら、動いているよ!」と夫くんに伝えてお腹に手を当ててもらったら、「ポコンっ!」と大きな胎動が。私と夫くん、2人で「おぉおお!!!」と同時に声を上げていました。その時の、夫くんの驚きと笑顔は初めて見た顔で、今でも忘れられません。男の人って胎動を感じただけでこんなに嬉しいんだ、と夫くんへの驚きも大きかったです。このとき、「2人で赤ちゃんを感じられた」ことは一緒に妊娠している経験を共有でき、夫くんがパパになっていくのを強く感じました。

2.妊婦健診への同行

これは本当にレアだと思うのですが、うちの夫くんは1回を除き、全ての妊婦健診に同行しています。(すごい) このあたりは夫くんの仕事の向き合い方とも関係しており… 夫くんとしては仕事行くよりこれから生まれる赤ちゃんへの興味の方が優っている=あまり仕事へのこだわりが無かったりするようです。ま、夫くんの仕事の向き合い方は今回は置いておくとして…。
全部の同行とまで行かなくても、やっぱり妊婦健診に誰かが一緒にいることは頼もしいものです。何より、産科医や助産師さんの言葉を、夫婦同時に・同じ温度感で聞けることはパパになることを意識しやすい時間だったと思います。これが健診終わってから、私の口から伝えるのとでは緊張感が違いますよね…。それに、エコーを一緒に見ると動いている赤ちゃんが見れるんです。白黒のエコー写真だと、大きくなった赤ちゃんが1画面に入りきらないこともあり…持ち帰って見ても意外と何が写っているか分からないことがあります。だけど、一緒にエコーを見ると、これが動いている心臓、胃、膀胱、腕で、膝で、足の間に見えるのが…と説明されながら、赤ちゃんの動きや仕草もその場で見ることができます。2人で同じ映像を見るので、その後の会話も弾み、赤ちゃんがいる実感も湧きやすいです。なので、妊婦健診はただ検査するという目的だけではなく、まだ見ぬ赤ちゃんを2人で感じられる貴重な経験として夫婦で足を運べるとめっちゃくちゃ良いと思います。

3.同僚の先輩パパに情報リサーチしていること

どうやら夫くんは職場の先輩パパに話を聞いているようで、私の知らないうちに粉ミルクの作り方とか教わっていました。妊娠中に気を付けることや、職場の方の出産エピソードを聞いたり… 夫くんなりに、情報を集めていたんです。 ちゃんと男の人も調べたりするんだなぁと。どうしても、ネットの体験だと夫が妊娠・出産について無関心すぎる、という話をよく聞いていたので… そりゃ実際は父親になる不安があるだろうし、子供ができたことが嬉しかったら色々調べるよなぁ… 男性だって、なんとか妊娠と出産に向き合おうとしているのを感じました。


いかがでしたか??
実体験も含め、男性がパパになるのを感じられるのは、妊娠中に「赤ちゃんの実感」をどう作るかかなぁと思います。妊娠していない男性が分かるわけない!と思うかもしれませんが、私としては100%共感は難しいとしても、少しは同じ体験はできると感じています。私自身、男性が妊娠・出産にどこまで共感できるか分からなかったですし、分からなくてもしょうがないと思っていましたが、夫くんを見ているとそうでもないんだなぁと。思いの外寄り添ってくれたり、興味を持ってくれることを知りました。(自分が男だったらできていただろうか。。。。)
この記事を書いていて、夫婦それぞれの妊娠・出産のエピソードがあるにも関わらず、結構ネガティブな意見や思い込みがいつの間にか刷り込まれているように感じました。最近は、人気Youtuberの方が次々と結婚・妊娠・出産の報告も増え、妊娠や出産へに積極的に参加している男性も多く見られるようになっています。(みんな幸せそう)こういった姿も後押しして、夫婦一緒に妊娠生活を経験すること、出産後も2人で育児をしていく様子など、ポジティブなイメージも表に出てくるのではないでしょうか?

この記事を書いた方がどう思うか…気になるところですが、これが私の実体験でした!自分自身が母になること、と同じように夫が父になることへの興味もまだまだ続きそうです。

それではまた次回!

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