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百冊挑戦

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2021年の一年で、読んだ本を百冊挑戦しようというグループです。 今田素子、山崎亮、嶋田洋平、筧裕介、林千晶の5人で挑戦します。
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#お薦め本

6月のお薦め本

6月のお薦め本

百冊挑戦を始めて、あっという間に半年が経ちました。

本を読む。それは多くの人が普通に行っていることだと思うけれど、「百冊」という数字目標を設定することで、逆に、普段から「読むペース」がつくれるというのは、やってみて感じたことです。「読まないと」とプレッシャーに感じるかと思っていたけれど、それは思っていたよりなく(まあ、100冊いかなくても罰金とられるわけではないので笑)、毎晩、寝る前に本を読む習

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4月のお薦め本

4月のお薦め本

今月は「アタリ月」だった。読む本、読む本、すごく面白くて、「百冊挑戦をやってよかった」とつくづく実感した一ヶ月だった。

中でも、小説で心を掴まれるものが多かった。「小説」は幅広い分類で、事実ではないものは「じゃあ小説?」となりがちだと思う。でも私が心惹かれたのは、現実を精緻に調べ、ルポタージュとも思える綿密な描写で、まるで「事実以上に真実」なのではないかと思わせる作品だった。

村上春樹が、「目

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2021年3月のお薦め本

2021年3月のお薦め本

一ヶ月が経つのが早い。あっという間ではないか。1ヶ月に読んだ本を紹介するこのNOTEも、始めたばかりのつもりが気がつくと3回目になっている。

でも、本を読まなかったかというと、そんなことはない。同じく「百冊挑戦」を試みている山崎亮さんや筧さんと、同じペースでは読んでいるはず。

というか、実はこの歳になって読書にはまっているのだ。

気に入った本があったら、同じ作家の本を続けて選ぶことができる。

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2021年1月 お薦め本

2021年1月 お薦め本

読んだ本の批評や感想を書きしたためるほど、文章力に自信があるわけじゃない。でも、読んだ本は覚えておきたい(し、記録したい)。

そこで、みんなにお薦めする形で紹介をしてみようかなと思って。ネタバレはしない(という理由で、本を解説しなくても済むしね)という前提で、毎月読んだ本を振り返り、お薦め度合いを五段階で表してみることにする。

早速、2021年1月を振り返ってみる。

1. 居るのはつらいよ(

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