マガジンのカバー画像

百冊挑戦

42
2021年の一年で、読んだ本を百冊挑戦しようというグループです。 今田素子、山崎亮、嶋田洋平、筧裕介、林千晶の5人で挑戦します。
運営しているクリエイター

#読書

10月に読んだ本

10月に読んだ本

9月は張り切って読んだのだが、10月はまた停滞してしまった。年間に100冊読もうとすると、1ヶ月に8冊か9冊は読まねばならないはずなのに。今月は3冊。そろそろ終りが見えてきた。100冊、達成できる気がしないw。

▼『被抑圧者の教育学』

パウロ・フレイレが書いた本書は、ワークショップ界隈では比較的有名な本だ。教育関係者の多くが知っている本でもある。アクティブラーニングとか、対話的な学習ということ

もっとみる
今年に入って6月までに読んだ、文化や人の生活を探る書籍を紹介するよ。百冊挑戦!ルポルタージュ編

今年に入って6月までに読んだ、文化や人の生活を探る書籍を紹介するよ。百冊挑戦!ルポルタージュ編

ー 濃密な取材に基づいて書かれているノンフィクション小説やルポルタージュが好きだ。文化人類学的な書籍も。自分が好んで手に取る書籍はほとんどこの部類に属する。

ー 文章でのアウトプットがものすごく苦手だが、このnoteは百冊挑戦の仲間にこんないい本あるよ!って一生懸命書いていた。なんなら4人のためだけに書いていたと言っても過言ではない。しかし、前回のイベントで衝撃の事実を知った。なんと!私の紹介す

もっとみる
6月に読んだ本

6月に読んだ本

1月から始まった「百冊挑戦」。いよいよ前半の最終月である。前半が終わるということは、この段階で50冊に到達していなければ「百冊挑戦」が順調とはいえない。ところが、怖くて数えられない。たぶん足りていないw。でも気にしない。「読まねばならない」ということになると、読書が楽しめないからだ。楽しめないと続けられない。続けられないと、「百冊挑戦」すら挑戦しなくなる。それは嫌だ。だから、「冊数」は届いていなく

もっとみる
5月に読んだ本

5月に読んだ本

4月から建築学部の教員になったので、なるべく建築系の本を読みたいと思っている。そう思って読書を続けたら、今月は2冊ほど建築系の本を読むことができた。やはり建築本はスラスラと読める。改めて、私はここが故郷なのだと思わせてくれる分野である。とはいえ、興味の対象は故郷の外に広がり続けている。いまは資本主義や民藝についての本に興味がある。外の分野の本を読むと、母国語ではない言語の本を読んでいるような気分に

もっとみる
2月から5月までに未来を思考するために読んだ本ービジネス書編(1)2030年から2060年まで一気に思考するよ。【百冊挑戦!】(追記あり)

2月から5月までに未来を思考するために読んだ本ービジネス書編(1)2030年から2060年まで一気に思考するよ。【百冊挑戦!】(追記あり)

・いつもタイトル(1)で(2)がない。(2)を書こうと思って(1)とつけるのだが、(2)が書けたためしがない。

・なんか考えているときにビジネス書を読む。読んでいると自分の考えが急にまとまったりするのだ。アイデアが生まれてくることもある。そして、ほとんどの場合において、まとまったり、生まれてきたりした「それら」は本の内容そのものとは全く関係ない。関係ないが、お世話になった本をいくつか紹介しようと

もっとみる
2月と3月と4月、なんなら5月に入って読んだ本までも時系列バラバラに紹介するよ。(1)百冊挑戦!主に小説編

2月と3月と4月、なんなら5月に入って読んだ本までも時系列バラバラに紹介するよ。(1)百冊挑戦!主に小説編

あっという間に初夏ですね。(写真は5月に撮影したもの)

もう、いつ読んだか時系列で把握するのは極めて難しくなってきた。そもそもコロナが始まって以来、時間や日付の感覚がますます曖昧になり、多くの出来事を比較する際にどちらが先に起こったことかはっきり断言できない事が増えたと感じる。これも全てコロナのせいとしておきたい。

というわけで、読んで心に残った順に書いていくことに。

まずはずっと待っていた

もっとみる
4月に読んだ本

4月に読んだ本

4月は新たなことが始まる季節。しばらくお休みしていた大学での教育も、この4月から再開させることにした。今回は建築学部で教えるので、少しは建築系の本でも読みたいと思いつつ、なかなかそこにたどり着けなかった。今月は早々に9冊読破したのだが、そのなかに建築系の本は含まれていない。来月以降は少しずつ建築系を狙いたい。

▼『ノルウェーの森(上)』

先月の「百冊挑戦」イベントで、仲間からオススメされたのが

もっとみる
二月と三月に読んだ本(1)。百冊挑戦

二月と三月に読んだ本(1)。百冊挑戦

このメンバーで一緒に挑戦している百冊挑戦。課題図書も始まった。二月の課題図書まだ読めてないけど。(今、4月3日)まあ、無理をせずに読みたいものを読みたい時に読むのが続けるコツなはず。たぶん。

気を取り直して、二月と三月に読んだ本。

「クレイジーを最高のイノベーションにする ルーンショット」サフィ・バーコール著

著者自身がバイオテク起業家、そして物理学者。普通のビジネス書とは全く視点が異なる。

もっとみる
遅ればせながら、1月に読んだ本一挙公開!(ってくらい張り切っていこう。)【百冊挑戦!】

遅ればせながら、1月に読んだ本一挙公開!(ってくらい張り切っていこう。)【百冊挑戦!】

最初なので手当たり次第、読みたい本と読まなくちゃいけない本を読んでみた。

たぶん、この本に関してはプチリアル口コミインフルエンサーになってるのでは?と思うくらい、読んだ後みんなにおすすめしまくってる「チョンキンマンションのボスは知っている」アングラ経済の人類学。小川さやか著

香港にいるタンザニア人の生活やビジネスのやり方について、実際にそこで暮らした著者の目を通して語られる。もともと、ドキュメ

もっとみる

「みんな彗星を見ていた」星野博美著 百冊挑戦の一冊。



1月から始めた一年で百冊本を読む百冊挑戦。楽しく好きな本を自由に読み進めているのだが、一緒に読んでいる仲間が毎月読んだ本をnoteにまとめているのを尻目に、全く記録していないのである。とにかく読書感想文的なものがとても苦手なのだ。

でも、とにかく気に入った本のことだけでも書いてみるようにと林千晶ちゃんに勧められたので、しぶしぶ書いてみることにした。PCを開けるのは億劫なので、ベッドの中でごろ

もっとみる
Notionに100冊リストをメモ。

Notionに100冊リストをメモ。

Notionに読んだ本をメモっていってます。Notionすごい。90年代始まった頃に初めてMacを触ったWIZIWIG(What You See Is What You Get)の感覚と同じ。自由度も高くて洗練されている。どの情報をどんな形で掲載しようかいろいろやってみよう。

関係ないけど、トップ画像は最後に行った海外、バンガロールのフラワーマーケット。国の至る所にみられる社会課題の解決をビジネ

もっとみる
百冊挑戦

百冊挑戦

僕はいくつかのコンプレックスを抱えている人間ですが、なかでも代表的なのが「本を読むのが遅い」というものです。本当に遅い。理由はいくつかあると思っています。まず、読んでいて思うところがあると赤ペンで傍線を引いたり、そこにメモを書き込んだりする。速読の方々に言わせると、これがダメなんだそうです。読書のリズムを損ねる。書き込んだって、どうせそれを見直すことはない。だったら読書のリズムを大切にせよ。そうい

もっとみる
百冊読むよ。

百冊読むよ。

仲良しの林千晶ちゃんとなんだかんだ話している間に、今年は本を100冊読もうということになりました。

海外に行けない、旅行にも思うように行けない、人とリアルで会えない。当たり前に思っていたことがどれだけインスパイアリングだったか思い知らされた一年。

今年は本を読んで旅に出よう。