見出し画像

七夕の日に綴る 『 設立1周年のご挨拶 』


わたしの人生において7月7日は、初心を思い出させてくれる日となりそうです。

2021年7月7日
おかげさまでnicomamaは、設立1周年を迎えることとなりました。

これもひとえに、皆さまの温かな支えがあってこそと深く深く感謝申し上げます。


思えば起業準備期には想定していなかった、気づきのギフトがたくさんありました。

仮説は仮説でしかなく、わたしにとってはやはり事業を開始しはじめてからの「生の声」そして「通い合う心」が心地よく、それが軸となって土台を丁寧に重ねた1年だったように感じます。

・・・

「大変なことが100あれば、喜びが1」

この感じたままの言葉は
きっときっと生涯忘れないと思います。

たったひとつの喜びの中に
描きたかった世界がみえて

むしろ描きたかった世界以上の
しばらく余韻が続くような…
そんな体験
をさせてもらいました。

そのひとつの深い喜びが派生されていく循環に
心地よさを感じています。

nicomamaは「新しく命を迎えるご家族に、いつどこにいても引き継がれる安心を届けられるよう、全国に助産師の輪をつくり、信頼が土台となるセーフティネットを築きたい」と思っています。


その目標の軸が歪むことはありませんが、

先の仮説としては「産前産後の不安の蓄積が心身の不調を引き起こす→それを防ぐために個の専門家の能力・想いを発信→困っている人に救いの手が行き届く」
この仮説しか想定していなかったのですが、

信頼でつながるセーフティネットは、それ以上のシナジーをもたらしてくれました。

nicomamaを知り、繋がってくださった
全国の赤ちゃん、パパママ、ご家族の皆さまに心から感謝を申し上げます。

そして温かな想いを持った
全国の登録助産師さんには
日頃よりご利用者さまへ愛情を届けてくださり、感謝してもしきれません。

・・・
最近、起業したいと相談を受けることが増えました。
会社を起業して1才よちよち期のわたしでも
伝えられることがあります。

「心のまんなかにある想いのままに行動してみること」


先述したように、仮説は仮説でしかなく、むしろ前提をちょっと横に置いて、白紙から描いていく方が唯一無二の道に出会えると信じています。

1年が経とうとしている近頃は、いつか挑戦したかったことに思わぬ方向から近づけたり、かけがえのない出会いが巡ってきたりと、そんな体験ばかりです。

なので"行動あるのみ"と思います。


起業にはスタートやゴールはないと思っています。
よくスタートしてからが本当のはじまりと言いますが、
設立したらスタートなのか?
事業を起こしたらスタート?
ゴールの姿は?

これまでの想いや経験から業が生まれているとすると、スタートやゴールは過程でしかなく、起業は人生そのものと捉える方がむしろ自然かなと感じています。
なので、喜びにも困難にも夢中になれるのだと。

・・・

心の根っこにある変わらぬ想い

自分の人生
何度でも七転八起

今そして未来のため
あらゆる場のすみずみまで手を差し伸べ
まごころがすーっと浸透していく
そんな心が通い合う
未来を描きたいと思います。

これからも皆さまからお寄せいただく温かい言葉を大切に、

「暮らしの中で人と人がつながり、妊娠・出産・子育てに本質的な安心を生みだすこと」

そして


「人の想いが心地よく通い合い、愛情と希望がめぐる子育て社会を未来に残すこと」をコンセプトに歩んでまいります。


次のプロダクト開発が要となりそうです。
挑戦と加速の1年にします!

これからも現場で寄り添う助産師として、nicomamaを生み出した創業者として、
未来に残す経営者として、命あるかぎり邁進します。

出会い支えてくださる皆さまへ
心より感謝を込めて
ありがとうございます。


2021年7月7日
株式会社 nicomama
江釣子千昌

妊娠したらnicomama

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?