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vol.85 うちのちょっと特殊な母の教育

おはようございます。

新潟出身、田舎育ちの私。
三姉妹の末っ子で生まれすくすく育つわけですが、大人になればなるほど幼少期の教育が特殊だったのでは?と思うことが多い。

ざっと書き出してみてもこんな感じ

・般若心経を全部覚え、毎朝唱える
・言霊が人生を創るから「ありがとう」とたくさんいうこと
・トイレでは感謝のおまじないを言うこと、そして運が逃げるから必ずトイレの蓋はしめること
・宇宙の法則で人類は成り立っているということをザ・シークレットを見ながら学ぶ
・週に1回以上、必ず図書館へ行き本に触れる
・3人娘新聞を毎月発行
・ユニークな自由研究から社会を学ぶ(言霊実験から始まる他も面白い内容)
・朝の習慣(詩の暗記・漢字教育・10年日記の継続・7ヶ国語の語学番組視聴)
・百人一首を全て覚える
・テレビゲームの代わりにボードゲームや家の中だけで作られた「のの字ゲーム」
などなど、
教育ママならぬ教養ママとして、ジャージ禁止・炭酸禁止・ポテチ禁止・テレビゲームやらない・キャラクターはダサいなど(マジ偏見)、今思うとかなり偏りがあったが、それでも大切なことを幼少期に教えてもらったと思う。

まず、忘れもしない思い出は三人娘新聞の発行。
毎月発送されるその新聞は、出版・編集・発送などは全て自分達。

【ファイト2001】とか【キラキラ新聞】とか毎年の新聞の名前を決め、1人1枠が最低必ず与えられ、毎月の出来事を何かしら記事にする。

・運動会でリレーの選手になったよ!
とか
・ピアノの発表会があったよ!
とかとか。

レイアウトや大まかなデザインは次女担当。私は字も絵も末っ子で下手だったため与えられた枠に必死に文章を考えて手書き。おかげさまで、文章を書く力はこの自社出版社で身についたと思う。
これを全国にいる母親の友人や親戚約30宅に届けていた。20年前にSNSがあったら母親はどんな活用をしていたか気になるところ。
おかげさまで、今でも手紙を書くことや想いを伝える時は手書きが染み付いている。何が良し悪しではないが、私にとってこの新聞の発行は人生においてプラスに働いていることが多い。


もう一つうちがユニークだったと思うのは潜在意識について幼少期から教え込まれていたこと。
ありがとうという言葉のパワーの大きさについてたくさんの講演や本、お話会に連れてかれていた。

思考は現実化するということで、小学校の時にビジョンボードを作ってモーニング娘のチケットが当たるようにと思考を巡らせながら祈っていたことは今でも鮮明な記憶。(実際に当たって行った笑)そこから小学生ながら思考は現実化するんだなと潜在意識に刷り込まれた。

汚い言葉は人を汚くする
良い言葉は人を良くする

ベースがポジティブな性格になったのはこの潜在意識の刷り込み教育のおかげさまだと思う。

そんな形で、わたしは母からかなりいろんな、社会の不思議な法則や勉強からでは学べないことをたくさん教えてもらえた。30歳になった今も13歳までに学んだことの大きさは計り知れない。

アドラー心理学では、今の状況は過去は一切関係ないと言っているが、私はアドラーには共感し難い。同じ親から生まれても性格が全く違う3姉妹なので、もちろん関係はないと思う私も半分、しかし、ほぼ関係してるとも思っている私も半分。

兄弟や家族関係って血縁関係にあるからこそ面白くて興味深い。きっと前世の何かの課題を今回何かしらの形で持ってきているんだろうなぁ。

てなわけで、社会に出ると、この教育は少しユニークだったんだなと思うことが増えたので記憶のあるうちに記録してみた。みんなの家庭ルール面白いのあったら知りたいな。

ではでは。

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