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【最強の外国語習得法】多言語話者への憧れが募る

外国語は超苦手だ。今では大学入試の名前は共通テストというらしいが、私はセンター試験世代だ。200満点のリーディングと、50点満点のリステングのテストからなる超絶苦痛な大学入試の英語試験だ。

具体的に何点だったかなんて覚えちゃいないが、酷い点数をとった。私の点数を見た担任は私に対して、
「俺の見間違いかと思ったわ!^_^」
と言ってきたほどだ。

英語のコンプレックスは尽きない。どれだけ英語ができないか、どれだけ恥をかいてきたかはそれだけで記事が書けそうである。

そんな英語弱者の私が、Kazu Langueges さんという人を知った。英語のみならず、さまざまな外国語で世界の人たちと楽しそうに話している様子をYouTubeで見かけた。12ヶ国語を操るバケモンである。(※敬意を込めて言っていますo(^_^)o)

その人が本を出したということで、気になったので読んでみた。図書館で予約して、ようやく順番が回ってきた。

内容のアウトプットというよりは、本を読んでいて「著者すげえな」って心動かされたことを書こうと思う。


最強のモチベ本

この本とは別の、よくある外国語学習系の本を読んで思うことは、「学校教育アンチ過ぎる」のだ。
本当に上達したいことや、成長したい分野で「できないのは仕方ない」と言われると虚しくなるんだが、私だけだろうか。

同情されても気分が良くない。私は今営業の仕事をしていて、「営業大変ですね、、」なんて言われることもあるが、それを言われると萎えるのだ。

何か能力を身につけさせる手引書のような本で、“できないこと”への同情に重きを置いてほしくないという個人的な願望がある。この本はそれをクリアしている。ちゃんと前向きな気持ちになれることが書かれている。

総じて、著者のKazuさんが外国語学習をすごく楽しんでいるのが伝わるから、自分もやってみたい憧れの気持ちが湧いてくる。

音の「響きの良さ」への関心

私は音に対してそこまで関心がない。言語や音楽を通して、「この響きがいい」みたいな感想はあんまり持たない。歌は音よりも歌詞を重要視する派である。

本の著者、Kazuさんは違うようだ。

外国の方が話してる言葉の響きや、外国語の音楽に魅力を感じるらしい。意味がわからなくても、音で興味を持てるのは流石だと思った。

外国語が得意な人は音の感性が強いのかな。

現実的なことが書かれてる

「これさえやれば英語はできます」みたいな過激なことを言うYouTuber英語講師がたまにいる。でもKazuさんはそういうことは書いていない。

地道な道のりであることや、習慣化するために意識すること、などが書かれている。「12言語習得者」というバケモンじみた人でも、魔法のような言葉で読者を引きつけるのではなく、ちゃんと現実的なことが書かれていて安心できる。

英語から離れてみる選択肢

その発想、なかったな。

英語は日本語と結構違う言語だ。文法も文字も全然異なる。この本では、じゃあいっそにてる言語に手を出してみれば?という選択肢を示してくれている。

私は英語すら全然できないから、「ほかの外国語なんて手つける資格なんてない」みたいに勝手に思い込んでいたけど、そんなことないって勇気をもらった気がする。

比較的日本語に近いと言われているトルコ語かヒンディー語でトライしてみるの、アリかもな。


もしも、外国語を勉強してそこそこ操れるようになったならやりたいことがある。
大好きなインド映画を字幕なしで見ることと、字幕がないインド映画を見まくることだ。

ヒンディー語やテルグ語、タミル語を十分に聞き取れるようになったら、そりゃあ楽し過ぎるハッピー映画ライフがあるでしょうねぇ、、、。

その時はnoteでマニアックインド映画の記事を書きまくりましょう。
お楽しみに。。。

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