これから経済学・経営学を学ぶ人たちへ

 B2の癖に生意気なタイトルだと、自分でも思う。まあ、自分がなぜ経済学・経営学が好きになったかの自己分析がてら、まとめてみようと思う。

 経済学・経営学に進もうとした人のほとんどは、「社会で役に立ちそう」「就職に有利そう」という実用的な理由を持っていることが多いだろう。しかし、実際1年間経済学・経営学を学んできた人間から言わせてもらうと、あまりそうだとは感じない。経済学の基礎理論である「マクロ経済学」「ミクロ経済学」では、関数や微積なんかの数学がたくさん出てくるし、経営学は企業に関する小難しい話が入ってくる。まあ、ぶっちゃけ言ってしまうと、社会で役に立つスキルを身につけたい「だけ」なのであれば、税理士や公認会計士などの専門学校に行けばいいし、早い段階から就職した方がいい(これ以上言うと愚痴になるので、ここでやめておく)。

 経済学・経営学というのは、社会の中のいろいろな現象について学ぶ「社会科学」と呼ばれる学問の一種である。経済学と経営学は非常に似ている部分が多く、大学によっては、経済学部の中に「経済学科」と「経営学科」の2つが同時に存在しているパターンも少なくない。
 経済学と経営学の違いは、結構説明するのが難しい。簡単に述べると、「経済学」は「社会全体の経済のしくみを学ぶ学問」であり、「経営学」は「社会の中でも、企業に注目して、企業のしくみを学ぶ学問」である。まあ、B1(学部1年生)終了までに、経済学と経営学の違いを自分の言葉で説明できるようになれば、おおむね合格点であろう。

 経済学・経営学を学ぶ上で、B2の自分から少しだけアドバイスをしたい。
①数学・英語に対する苦手意識を少しでも薄くしよう!
②本や論文を読む習慣を付けよう(1か月で1冊でもいい)!
③自分の言葉で説明できるようになろう!

 ①について、特に経済学では、数学を使う機会が少なくない。ぶっちゃけ言ってしまえば、経済学は数学から逃げようと思えば逃げられる。しかし、正確な分析・理解をしようと思うと、数学から逃げることはできない。「私、文系なんだけど大丈夫かな…?」と不安に思う人は、高校の教科書や参考書を取っておくといいかもしれない。また、大学によっては「経済数学」という科目などを設けて、数学のリメディアル(再教育)を行っている大学もある。そのような科目を積極的に履修することも手だろう。その他に、数学が得意な友人を作っておくと心強い。
 英語に関して、経済学部では、B2~B3になると、「外書購読」「洋書購読」という英語の本を読む科目があることが多い。そうなると、英語も避けては通れない。TOEICや英検の勉強などをして、英語のスキルを向上させておくと、大学での学びがより充実したものになるだろう。

②について、経済学や経営学に限らず、大学はとにかく多くの本や論文を読む機会が増える。もし、読書が苦手な人は、内容関係なく、簡単で薄い本でいいので、日頃から文章を読む習慣をつけておくとよい。これは、大学生活だけでなく、自分の興味・関心を広げたり、教養を高めるきっかけにもなる。個人的には、サイエンスアイ新書の「論理的に話す技術」という本がおすすめである。文章が少なく、イラストが多いため、文章が苦手な人でも読みやすいと思う。

③について、これは大学で非常に重要なスキルになる。大学では、プレゼンやゼミ発表の機会が多くなる。自分の言葉で説明することは、そのような場面でなく、就活や院試などでも有利になると考えられる。しかし、自分の言葉で説明する力は、短期間で成長するものではない。そのため、日頃の積み重ねが重要になってくる。練習として、私は「教え合い」をおすすめする。学部レベルの経済学や経営学は、非常にすっきりとした理論が多い。経済学や経営学の理論を誰かと教え合うことで、おのずと自分の言葉で説明する力が身につけられる。また、誰かに説明するためには、自分の知識を再整理することが求められるため、自分の勉強の復習にもなる。一石二鳥である。

 今日はこれくらいにして、またゆっくりと大学の学びについて述べたい。


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しがない経済学部生 経済学と経営学を学ぶ傍ら、教育学もかじっています。InstagramやTwitterでは言い終わらないことを、徒然なるままに書いています。
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