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国際協力の仕事

大学卒業後、大学院で国際開発を勉強しだした頃から、かれこれ17年ほどが経ちます。間に3年あまりの民間企業勤務を挟んだものの、それ以外は青年海外協力隊、NGO、そして新たに立ち上げる社会起業まで、国際協力の仕事に携わってきました。

「国際協力の仕事」は、狭いようで割と多岐にわたります。
国際協力に関わるアクターをざっと挙げると、
● 国連
● 外務省
● JICA(職員、専門家、青年海外協力隊など)
● 国際協力関連機関職員(JBICとかJETROとか)
● NGO
● 開発コンサルタント
● 政府機関・自治体職員
● 大学教員・研究職
● 民間企業
● 起業家
といったあたりでしょうか。

一口にNGOと言っても色々あり、「人道系(緊急支援や難民支援)」と「開発系」に分かれたり。1つの国に焦点を絞って活動している団体や、「教育」「水」「保健」など特定のテーマだけで活動などかなり様々です。日本の国際協力NGOは全部で400以上あるそうです。

また「国連で働く」ことを目指す方も多いかと思いますが、国連もこれまた色んな分野の色んな組織があります。国連開発計画(UNDP)、国連環境計画(UNEP)、国連児童基金(UNICEF)などの国連基金や機関に加え、最近ニュースでよく見る世界保健機関(WHO)や、国連食糧農業機関(FAO)、国際原子力機関(IAEA)、世界銀行(World Bank)などの専門機関・関連機関が各約20機関ずつほどあります。自分は難民支援に携わっていたので、仕事で関わることが最も多かったのはUNHCR(国連難民高等弁務官事務所)、そのほかUNICEF(国連児童基金)、WFP(世界食糧計画)あたりです。

他にも、外務省やJICA、開発コンサルや青年海外協力隊、研究者、ボランティア、そして最近は若い起業家もどんどん増えており、本当にたくさんの人たちが様々な分野で関わっている業界です。

一方で、「狭い業界だなー」と思うこともしばで、特にアフリカの現地とかにいると、緩やかな援助関係者コミュニティみたいなものがあり、どんどん繋がっていきます。はじめて会う方でも、大体「知り合い」の「知り合い」ぐらいで実は繋がっていることも多く、また東京のとある研修で出会った方と数年後、アフリカの難民キャンプでばったり再会、なんて話も珍しくありません。

非常にさらっとのご紹介でしたが、自分はNGO職員として働いていた時間が長かったので、また「NGOでの仕事」についてはまたもう少し掘り下げて書きたいと思います。

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