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〈第30章〉 人生に必要な知恵はすべて、五十の手習い大人ピアノで学んだ (1) 〜ピアノの練習と英語学習について [前編]

ピアノの練習を続けていて、とてつもなく重要な法則を発見しました。

「ピアノの前に座り、自分の指で鍵盤を押し下げる時間を作らなければ、1ミリも上達しない」

楽譜を眺めていても(そもそも読めない)、ショパンのプレリュードを聞いていても(気持ちだけは豊かになります)、レッスンがある時だけ、教室のピアノに触っていても(あるあるですが笑)、僕のピアノ習得への年表は初心者時代のままで、新しい時代の夜明けを迎えることはないのです。

しかし、逆も真なり。

たまたま置いてある電子ピアノでも、なんなら通勤途中のiPadでも、とりあえず鍵盤を押している時間を増やせば、スローながらも時代は少しずつ前に進んでくれます。

本当に不思議でした。

始めはリハビリのようにしか見えなかった指先が、とりあえずハノンのフレーズを弾けるようになります。同じフレーズでリズムを変えたり、無駄に気持ちを込めたりすると、無機質っぽいハノンの音符でも、僕の指が楽しんでいます。

もし隣にショパンが座っていたら、苦悶の表情を浮かべながら部屋を出て行くようだったノクターンのイントロ8小節が、とりあえず音楽らしきものに変化していきました。

しか〜し、忙しかったり、忘れていたりで、ピアノに向かう時間がなくなってしまうと、悲しきかな、悲しきかな、僕の指先はまたリハビリセンターに搬送されてしまいます。そんなことの繰り返し(悲)

ふと、あることに気がつきました。

「これって、英語学習と同じじゃないか」

1 1週間に一度、レッスンに通うだけでは、上達するはずがない。

2 ピアノの練習も、英語の会話も、自分の体ひとつでは根本的に不可能だ。

ピアノも会話も、その本質はリアクションです。指先で鍵盤を押すと反作用で音が鳴ってくれます。自分の言葉を発すると、その反応として相手の言葉が帰ってきます。

違いはひとつ。

ピアノはどこにでもあります。その気になれば自分の時間を、ピアノ時間にすることは可能です。お金を出しさえすればスタジオで鍵盤を叩けますし、電子ピアノなら音を気にせず何時間でも練習できます。(もちろん、音楽性などという崇高なレベルではないので)

しかし、日本で普通に生活している限り、日常的に英語の相手をしてもらうのは原理的に不可能でしょう。国際結婚したとしても、家庭内での会話だけで、ビジネスの現場で通じる丁々発止の英語力をマスターすることはできません。(バイエルを終了したら、すぐにベートーベンのソナタが弾けるわけでないのです。)

じゃ〜、英語無理なの〜〜。

その、壁を破る方法は、、、やはりピアノが教えてくれました。

To Be Continued. 

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