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美容師なのに美容で経済を回せていない私

オーストラリアに移住してきて、13年目。日本人美容師夫婦と8歳、6歳、2歳の3人の男の子を持つママこと、モンブランです。

昨日の夜寝ているとに、末っ子ケンちゃんの爪が私のほっぺに刺さり、痛すぎて起きてしましました。

朝起きてみると爪の後がくっきり。かさぶたができていました。

朝起きたらすぐ、爪切ろうと思っていたのに、起きたら8時5分。

ちーん。

寝坊した。

8時半に家を出なくてはいけない。

歯磨きをして、昨日のチキンライスをお弁当に詰めて、フルーツは皮を剝かなくてもいい、切らなくてもバナナを弁当に入れた。

朝ご飯はシリアル早く食べやーと言って食べさせて、8時半に家をでた。

セーフ!!

すっかり、爪を切るのを忘れていて、さっき切りました。

私の顔に付いたキズ、そして年齢を重ねるたび増えるシワやシミ。

気になりますか?

鏡の前で昨日はなかったであろうシミやシワが気になって、シミ取りクリームや保湿剤、美顔器、サプリメント、高い化粧品などの広告が気になりますよね?

でも本当に効果があるのだろうか?
いつも使っているモノより高いけど、効果なかったら嫌だしな…

女性なら一度は経験したことがあるハズ。

私もあります。

しかし、結婚して子供ができてから、歳を重ねるというのがそこまで嫌にならなくなりました。

この目元のシワに子供たちとの思い出が刻まれているというふうに考えるようになったからです。

眉間のシワは子供たちを怒ったときの思い出。

というふうに、シワやシミに思い出を重ねました。

今でも、美白を一生懸命頑張るママ友もいます。それ自体、私は悪いことではないと思っているので、結果報告や化粧品のレビューを興味津々に聞いています。

でも私は使わない。

お風呂上りに、パパっと塗るクリーム1個あればそれだけで十分。

シミも防げるものはなるべく防いだ方がいいといいと言われます。

だから、日焼け止め塗ろうね。

そういうことだと思います。

しかし、日常で毎日日焼け止めなんか塗らない。ベタベタするし、ヌルヌルするし…今ではもっといいものがでてるかもしれないけど、私は素のまま太陽の光を浴びたい。

海水浴に行く日は日焼け止め塗らないと、次の日が痛いので塗りますが、普段は塗らない。

私の顔がしわくちゃになっても私が私であることは、変わらない。

私が旦那と結婚した理由、それは、顔ではありません。

人柄、性格、優しさ、思いやり、有言実行、顔、すべてです。私が結婚した理由、それが顔なら顔が崩れてきたら、一緒にいたくない。

でも、色んな理由で私は、旦那と結婚することを選んだ。きっと、旦那も私と結婚した理由は顔ではないでしょう。もし、顔なら私の顔がしわくちゃになったら、即離婚になってしまう。

きっと顔だけではないと思いたい。

だから、私は顔にシミができようが、シワが増えようが、子供につけられたキズがふえようと、全然気にならない。

日本では、新しい(若い)ものに価値が高く設定されている。

・新しい車

・新しい家

・若い女性、男性

・若い人

そして、多くの日本人は老いていくことに不安、恐怖を感じているのではないだろうか?

しかし、ビンテージという言葉があるように、新しいものよりも価値があるという意味を知っているだろうか?

ここオーストラリアでは、新築の家の方が安かったりする。築2~3年の方が高く売れたりする。新築は何か欠陥があったり、住んでからじゃないと見えない何かがあることを知っている。

そして、めちゃくちゃ古い家。日本では、オンボロと言われる部類に入る家。そんな家が新築より高く売られている場合もある。

なぜなら、今よりもちゃんとした素材を使っていたり、広さがあったり、丁寧に建てているから。

そして、若いだけの女性、男性だけでは、モテない。

肩書、女子高生。「それが?」「学生ね。お勉強頑張ってね」ってあしらわれる。

日本ではどうだろう?JKとう肩書は立派なもんだ。

学校を卒業して、初めて自分で仕事をして、学んだことを活かし、さらにいろいろ経験をして、大人として、女性として、男性として、人間力を深めていく。

そして、老後は、夫婦2人で海外旅行に行ったり、孫の世話をしたり、ボランティアをしたり、楽しく過ごしているおじいちゃん、おばあちゃんをここではよく見かける。

私は歳をとることに、ネガティブなイメージはあまりない。

歳をとっても若さに執着し、色んなものを買いあさることはしたくない。私は、魔女ではなくおばあちゃんになりたい。

白髪になったら、今までできなかった色ブロンドに挑戦しようと思っているし、おばあちゃんになっても好きなメイクや好きな服を着たい。

(美容師なのに、美容で経済を回せなくて申し訳ないけど、食費はめっちゃ使ってるからね!!)

歳だから...とはいいたくない。

何歳になっても私は私。

そして、最後の願いは、病院のベッドでチューブにつながれて死ぬのではなく、できれば、昨日までおばあちゃん元気だったのにねー。とコロっと死にたい。

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モンブラン
私の海外育児生活や今までの人生、家族、趣味について(すべて事実)をnoteに全部書いています。そして、少しでも私の記事がお役に立つことを願っています。サポートしていただいたお金は、母に軽自動車を買う費用にあてたいと思っていますのでよろしくお願いします。私に親孝行させてください。