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つみき書店に発表した自作まとめ2


詰将棋つくってみた8
(課題:1枚の守備駒を2回以上動かす詰将棋を創ってください)

2解

武田裕貴:手順前後の効かない配置が上手いと思います

松澤成俊:きびしいかもしれないがどちらもいまひとつ

まつきち:右で飛車、左で香を動かすのが良い対比。2解はかくあるべし?

太刀岡甫(Judge):持駒の桂、34桂、25角の活用先が全て対比されており、順番も入れ替わっている完璧な対比構造。各々が基本的な手順であっても対比によって価値が10倍ぐらいに跳ね上がっている。ただ、2つの舞台が交わらないので作りやすそうだとは思った。

☆34桂は捨てるor支え・25角は捨てるor詰ませる、という役割の不一致が問題点。22角成でなく22桂成で詰ませられれば良かったのだが。

☆舞台が交わらないから作りやすいと言うのはその通り。ただ、それでも結構悩んだ記憶があるので、お題と複数解形式が噛み合わなかったと思うしかない。


詰将棋つくってみた9
(課題:玉方の飛車または角の不成を含む詰将棋を創ってください)

○最終手を33銀成と43銀生で分けたのが工夫。

keima82:aとbで玉方の不成駒の対比。手順も対比で面白い。よく毎回こういうの作れるなあと思います。ただ、aは☗48香が、bは☗18角が不要駒? ツイン問題でこういうことを気にするのは野暮ですかね?

☆2手順成立させるのは攻方不成より大変で、この辺りが限界だった。テクニック不足を痛感する次第。

☆初手と2手目と最終手、この3手だけがうまく出来ていて、残りの4手がダメ。


詰将棋つくってみた12
(課題:限定移動を含む詰将棋を創ってください)

○意味付けが変化に隠れた初手の限定移動。4手目が同銀なら31香成、同桂なら32香、同飛なら33香と変化に応じて限定移動するところまでがテーマである。逆にダメな点は初手がミエミエなところと最終手非限定だが、これ以上の図が得られなかったので諦めて投稿。

青木裕一:将来の飛の横利きに備えた香限定移動だけど、最遠移動が一番お得に見える。

松澤成俊:最終手は限定したいなどと云うのは野暮か

まつきち:ストーリー性を感じる手順。最終手の成生非限定は望蜀でしょうね。

☆作者が気にしている点はやはり解答者も気になるようだ。

市島啓樹:ツインかと思って問題を探しちゃいました。ビョーキ。

☆ツインばかり作り続けた弊害が…(笑)。

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