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わたしも、表現者でいたい。 書道 https://www.instagram.com/rei_0gasawara 舞台 映画

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  • 書道に関すること

    書道を大好きなまま、役に立ち続けること。 商業書道家・小笠原麗についての記事です。

  • 超言葉術に関すること

    阿部広太郎さんの著書『コピーライターじゃなくても知っておきたい 心をつかむ超言葉術』を読んで考えたこと、その先。

最近の記事

わたしの名前だから、解釈する。ー『それ、勝手な決めつけかもよ?』を読んで

麗。 名前を褒められることは少なくない。 でもずっっっと、コンプレックス。 コンプレックス苗字3文字+名前1文字という字面は無駄に格好がつく。便利。覚えてもらいやすいとか、名簿で見つけやすいとか。 一方、字が持つイメージがあまりに自身とかけ離れているので損してるなあとモヤモヤすることは多々、でも実際に損をしたことはない(と思う。気づいてないだけかもしれない。) 名付けの権利を得たのは母親、なぜなら生まれたのが女子だったから。若いころX線の研究をしてみたかった(X-ray

    • こころの準備ー『それ、勝手な決めつけかもよ?』を読む前に

      まだ読んでいない。マジで読んでいない。 わたしのことばの師匠である、阿部広太郎さんの新刊『それ、勝手な決めつけかもよ?』。 わたしの人生がおもしろくなったきっかけの映画『自分の事ばかりで情けなくなるよ』のコピーを担当されていたというところからファンになって早5年(!)。 ファンとして、推しの新しい作品は楽しみ以外の何物でもない。 ネットで最速ゲットじゃなくて、今回はどうしても本屋さんで買いたくて。購入報告を兼ねてインスタストーリーをあげたのが5月30日。 ・・・で、こ

      • 笑顔の奥にあるものー蒼木陣ファースト写真集「夏音」を見て

        蒼木陣さま こんにちは、いつもありがとうございます。 いつも、と書きましたが・・・初めてお手紙いたします。 ファースト写真集「夏音」発売、誠に誠におめでとうございます! わたしは維伝からファンになったまだまだ新参者ですが、写真集が形となったことがとてもとても嬉しくて、その気持ちをお伝えできたらと思い、いまこれを書いています。 1冊通して見て、ここち良い風が吹き抜けたような・・・ 大切に選ばれたであろう1枚1枚のショットから感じられる、陣くんと制作チームの空気感や想いを、

        • 人が創る祭りーわたしとにいがた総おどり

          忘れられない半年間がある。 にいがた総おどり祭と生きた日々のこと。 わたしは、にいがた総おどり祭が大好きだ。 踊り子ではないから、主に心を踊らせることでお祭りに参加している。 最高の踊りを魅せてくれる踊り子のみんなに、手拍子足拍子心拍子を贈る。 踊らないわたしでも受け入れてくれるこのお祭りが大好きだ。 そして、お祭りとお祭りに関わる全ての人たちに、心から感謝している。 総おどりとの出会い出会いは2010年。大学3年の春。 インターンシップ先に選んだのが、お祭りの実行

        わたしの名前だから、解釈する。ー『それ、勝手な決めつけかもよ?』を読んで

        • こころの準備ー『それ、勝手な決めつけかもよ?』を読む前に

        • 笑顔の奥にあるものー蒼木陣ファースト写真集「夏音」を見て

        • 人が創る祭りーわたしとにいがた総おどり

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        • 書道に関すること
          4本
        • 超言葉術に関すること
          2本

        記事

          大好きなまま役に立ち続けるー商業書道家になるまで③

          商業書道家の小笠原麗と申します。 こう自己紹介できるようになるまでのこと。 書はライフワークだと思えるようになるまでの、約15年間のこと。 技術を安売りするな社会人になってからも細々と続けていた書の活動。 趣味といえばちょっと物足りなく、かといって仕事かといわれれば、生活のためにやってるのではないし…と思ってピンとこない。 そんな話を、会社で雑談程度にぼやいていた時に言われたひとこと。 「技術を安売りしちゃだめ!」 ベテラン上司からのこのお叱り。 心配してくださっ

          大好きなまま役に立ち続けるー商業書道家になるまで③

          「アルバムのチカラ」を信じたい

          楽しみにしている映画「浅田家!」の予告で、目の奥がツンとした今朝。 わたしは、学校アルバムをメインに印刷・製本をしている印刷会社に勤めています。 まだ新人の頃(2014年)、「浅田家!」の原案「アルバムのチカラ」の著者である、編集者・藤本智士さんの講演を聞きました。 講演は、学校アルバムを制作する写真館さん向け。 当時はまだ「アルバムのチカラ」が刊行される前でしたが、震災の写真洗浄のお話もありました。 最近は、写真をデータで保存する人が多くて、ここ十数年の写真(プリン

          「アルバムのチカラ」を信じたい

          同じ夢をみて闘ったーファンアートが届いた話

          『菊とギロチン』という日本映画をご存知ですか? 兎にも角にも、まずは予告を何卒。 ああ・・・何度観ても滾る・・・ッ!!! ビジュアルや予告からただならぬものを感じて観に行き、予想以上に圧倒され魅了された、大大大好きな一本。 ちなみに初見は、テアトル新宿でのトークショー付上映回でした。 わたしも、たくましく生きたいと思った。 きれいに生きるって、実はあんまりかっこよくないのかもしれない。 弱いもんは弱いなりに、がむしゃらに、あがいてあがいて、生きていこう。 これ

          同じ夢をみて闘ったーファンアートが届いた話

          1,600枚の色紙ー商業書道家になるまで②

          商業書道家の小笠原麗と申します。 こう自己紹介できるようになるまでのこと。 書はライフワークだと思えるようになるまでの、約15年間のこと。​ ことば選び一浪してなんとか入学できた書道科。 周りは当然、”書ける”人ばかり。みんなそれぞれ得意な書風があって、研究したいテーマがあって、書道が大好きな人たち。 授業やゼミとは別に、年2〜3回の展覧会を中心に1年が回っていた。 思い出といえば、展覧会にまつわるあれこれがほとんど。 『月 営を照らす』(2009年冬) 『生きる(夏

          1,600枚の色紙ー商業書道家になるまで②

          出会いー商業書道家になるまで①

          商業書道家の小笠原麗と申します。 こう自己紹介できるようになるまでのこと。 書はライフワークだと思えるようになるまでの、約15年間のこと。​ 習字教室時代習字教室に通い始めたのは、小学校2年のとき。 きっかけはなんだったんだろう?自分からやりたいと言った訳ではなかったと思う。 習い事がひとつ増えたな〜くらいの感覚。 教室が開いているのは火曜と土曜。 どっちに行っても良いのだけど、わたしはいつも土曜日。 同級生の男の子がふたり通っていて、ちょっかい出しながら2~3時間書く

          出会いー商業書道家になるまで①

          わたし と ことば を つなげたい

          最近受けた、阿部広太郎さんの著書『コピーライターじゃなくても知っておきたい 心をつかむ超言葉術』に関連する講義を忘れないための記録。 ①Schoo 心をつかむ超言葉術 第2回 忘れられない「自己紹介」のつくり方 「あなたの仕事をどう自己紹介しますか?」というワーク。 ★どんなことを目指して働いてますか? ★どんな思いで仕事と向き合ってますか? ★どんな夢をそこに抱いていますか? 阿部さんからの問いかけを心の中で何度も何度も繰り返して、10分。 わたしが出したのは2つ。

          わたし と ことば を つなげたい

          筆文字素材 ひらがなの回

          前々からやってみたかった、筆文字素材作り。 パソコンを買い換えたこと、おうち時間が増えたこと、 商業書道家らしい(?)活動にチャレンジしてみようと思ったこと、 何より、もっと自分の作品に自信を持とうと決めたこと、などなど。 とりあえずやってみっか!と言うことで、ひらがなを書いてみました。 一文字ひともじ、おもしろくなるようにがんばりました。 無料か有料か・・・ とっっっても迷いつつ、今回はワンコイン(500円)で設定してみます。 むかし「技術を安売りするなよ」とお叱り

          有料
          500

          筆文字素材 ひらがなの回

          イエローブラックホール-感想③

          わたしが生まれ育った山梨(甲府)は、テレ東の番組が普通に見られる。 とくべつ好きな番組があったわけじゃないけれど、普通に映るから意識もしていなかった。 だから新潟に移り住んで、そっか見られないのか・・・ってしょんぼりしたり、くぅ〜〜〜またテレ東かよ〜〜〜ってやきもきすることもあったり。 今はもう配信やBSで観られるから、そのモヤモヤ感が懐かしくもあるし、そういうちょっとした不便さが愛おしかったりして。 世の中の流れを見ていった時に、もう「語れないコンテンツ」は終わってい

          イエローブラックホール-感想③

          想う、ということ

          わたしは、想う、という行為がとても好きだ。 それをエネルギーにして生きていると言っても良いくらいに。 家族、友人、表現者、作品。 ああ、わたしはこれらのおかげで生きているな、と思えるもの。 心を寄せることで、胸の奥がきゅっとなるもの。 こんなこと書いちゃうくらいに、片思いが、好きなんだと思う。 いや片思いじゃなくて・・・ファン、というポジションが好きなのかも。 きっと、自分の中にある気持ち、ほとんど届いていない、と思う。 言葉や態度で示さないと、相手はわからないよ

          想う、ということ

          イエローブラックホール-感想②

          TIFF2019で初めて『37セカンズ』を観た時。 ボロッボロに泣いてるところにPOPなエンディングが流れてきて、 最初はんんん?!て驚いたけど、 もう今じゃあの曲以外考えられないもんなぁ。 ユウキ アーティストなんて星の数ほどいる中で、誰かの真似をしたくないし、真似されたくもない。じゃあ、自分たちだから言えること……ミュージシャンとしての強みは何だろうって考えた時に、それは「負の感情をアートに昇華させること」じゃないかなって。 わたしの表現方法は書(筆文字)で、 この

          イエローブラックホール-感想②

          『コピーライターじゃなくても知っておきたい 心をつかむ超言葉術』を読んで

          阿部広太郎さんの著書 コピーライターじゃなくても知っておきたい 心をつかむ超言葉術 を読んだ。 阿部さんの文章は、いつもやさしい。そして熱い。 こんなわたしでも何かできるのかも…?と思わせてくれる。 今回もすっかり心をつかまれたので、この心地良すぎる勘違いの魔法がとけてしまう前に、いま思うことを。 【わたしにとっての”書く”】 わたしの表現方法は、書。 大好きだ!読んで欲しい!と思ったすてきな言葉たちを書いている。 https://cherurira.tumblr.

          『コピーライターじゃなくても知っておきたい 心をつかむ超言葉術』を読んで

          イエローブラックホール-感想①

          大東駿介さんが、新しいインタビューメディアを始めました。 大東さんが表現・発信するものの中で、"言葉"に最もしびれてしまうわたしにはたまらなく嬉しくて、もーほんと、そういうとこよね…すきです。 大東さんの言葉や考え方に、これまで何度、ワクワクさせられ気づかされ、救われたことか。 中には、ずっと引っかかり続けているものもあってモヤモヤするけど、それはそれですごく有意義なことで。 「戦うように楽しもう」とかさ、いつまで経っても、めちゃくちゃ難しい。 イエローブラックホール

          イエローブラックホール-感想①