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応急手当普及員更新しました

こんばんは、あおばさくらこです

応急手当普及員の再講習を受けてきました。
これは3年間有効で講習を受ければ、認定証は更新されます。

今回のテキストは2015年版。
しかし来月からは新しく2020年版になるそうです。
(私は更新期間の関係で、今月受講しました)
なので教わった内容は、新しい2020年版のものでした。

救命措置もコロナ対応で大きく変わりました。


全ての傷病者に感染の疑いがあるものとして対応する内容になっています。
感染と言っても、コロナだけではなく、
出血がある場合には、B型肝炎、C型肝炎などの感染リスクもありましたし、
今回、講習の中には出てきませんでしたけれど、性病も場合によっては口からうつったりするらしいので感染予防対策は必要ですね。


一番大きく代わった点は、

成人の場合には人工呼吸は行わなくて良い

という変更です。
一応、人形を使った人工呼吸の展示は行いましたけど、
実際には、胸骨圧迫(いわゆる心臓マッサージ)を行うだけになりました。


コロナ対策のため服を着ていない練習用人形

服を消毒する手間を省くため、練習用人形は服を着ていません。

ちなみに救急隊員は、バックバルブマスクを使うので、口をつけての人工呼吸は元々行いません。

前回、上級救命講習のnoteでも書きましたが、
今までは倒れている人がいて応援を呼ぶ時に「あなたは119番通報してください」
「あなたはAEDを持ってきてください」
でしたが、そこに、
「あなたは窓を開けて換気してください」(屋内の場合)が追加されました。

応急手当普及員とは教えるための資格なので、講習では、講習を受ける人と普及員役に分かれ、講習を受ける役は、わざと間違えます

たとえば、
周囲の安全を確認せずにいきなり駆け寄る、
呼吸の確認を行わずに、いきなり胸骨圧迫を始める、
意識の確認のために肩を叩く時に、コロナ対策のために、現在は距離を取って行いますが、
人形に顔を近づけて「大丈夫ですか〜?」とやるなど。

わざと間違えるので、コントみたいでおかしかったです😆

来ていた方は全員合格でした🎉
元々、資格を持っており、
中には会社から取るように言われてくる人もいますが、自分から申し込んでくるぐらい意欲のある人たちがきているので、遅刻したり、よっぽどの事がない限り、
普通は全員合格します。

最後に行った筆記試験、
私は100点でした🎊

今回の試験は全て自信がありました。
昨日は、出先でも合間を見て勉強していましたし、今日も電車の中で復習しました。
一つ大きな試験が終わってホッとしました。


☘️テキストには載っていない、あおばさくらこワンポイントレッスン👆

【問題】
ブラジャーをしている女性にAEDの電極パッドを貼る時に、ブラジャーを全て脱がせる必要があるのか?

説明と答え
⬇️
練習用の電極パッドと違い、本物は粘着性がとても高く、間違えて服の上に貼るとなかなか取れません。
なのでTシャツの中に手をいれて貼るなどすると、電極パッドが服について取れなくなったりするので、服は確実にめくりあげましょう。

ブラジャーは電極パッドを貼る部分の布をめくり、電極パッドは確実に素肌に貼ります
必ずしも
ブラジャーを全て脱がす(取る)必要はありません。
電極パッドさえ貼ってしまえば、その上からブラジャー(下着)を被せても良いのです
(その余裕があれば)

一番優先されるべきは人命救助ですが、
必要以上に裸にしたり、また公衆の面前で裸のまま放置するのは避けたいですね。


それから、最近はライブ119番というものがあって、(私はまだ経験した事はないのですが)
電話を一回切ると、折り返し電話がかかってきて、URLが送られてくるので、そこで動画を見せながら、状況把握をする仕組みができたようですね。


合格して良かった💯

私が初めて救命講習を受けたのは小学生の時です。
これからも意識を高めていきたいと思います。


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