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ホーチミンの空気の悪さに負けない為に オススメ鼻うがいアイテム+注意事項

ホーチミン、とっても美味しいし楽しいし大好きだけど、空気が悪い…orzなので年中うがい・手洗いは欠かせませんが、私は鼻うがいも併用してます。でもやったことない人には怖いですよね。

そこで比較的簡単に鼻うがいができるアイテムをご紹介。初めてトライするにはやりやすいかも?

鼻うがいって怖くない?

ええ、怖かったですとも(笑)
私が最初に習ったやり方は、カップに生理食塩水を作って片鼻を指で押さえて塞ぎ、もう片方から自分で吸い上げるというもの。

蘇ったわよ、プールに飛び込んだ時に鼻に水が入った時のツーンとするあの痛みが(苦笑)

そして鼻から水を吸う、という感覚に慣れてないので、最初は溺れるかと思った。。。洗面所で。。。でも慣れるとさほどのこともない。正しくやれば痛くもなんともないどころか、利点の方が今の自分には多い。

というわけで続けてるのですが、ある時手に入れたグッズで、格段に鼻うがいがしやすくなったのでご紹介。


病院でもらった鼻うがいキット

過去に4つの病院から、ちょっと鼻炎気味の時期や鼻喉の不調や花粉症などには鼻うがいが良いという指導を受ける中、こんなものを処方してくれた先生がいました。

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もう使いすぎて印字が薄れてきてますがw、鼻うがい用ボトル。この中に生理食塩水を作ってべこべこに柔らかい容器を手でぎゅーっと押すと、黒キャップのてっぺんにある穴から生理食塩水が押し出されるという寸法。

キャップの部分を鼻の片方の穴にしっかり密着させておくと、容器から押し出された生理食塩水が鼻の片側の穴に流れ込み、流れ込み続けると押し上げられて、喉をしっかり閉じて入ればもう片方の鼻の穴から水が流れ出ます。

もしくは、アーーーと軽く声を出すイメージで喉を開いておくと、喉の方に流れ込み、口から流し出してしまうこともできます。

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この時、シンクなどに向けて首を曲げ、俯き加減で口から流すと、

鼻や喉を流れて菌を含んだ水を飲み込まなくて済む

と思います。

まぁ。。。あまり人に見せられた姿ではないので、実演画像を載せる勇気がありませんが、自分で水を鼻の穴に吸い込むよりもずっと楽。めっちゃ優れものだと思ってる。

自分で吸い込む式でやるときは、鼻から水分を吸うと言う、生涯それまでやったことがない上に「鼻に水が入ると痛い」と言うプール時のイメージがあるため、まずその段階で恐怖と戦わねばならない上に、鼻から喉までが水で満たされると言う恐怖にも対応しなければならず、忙しいんですよね。。。

あと、うがいだとガラガラやって菌がいる水が口内に残った状態から吐き出す=菌がまだ残ってるような気がするのですが、これだとドンドン押し流すので気になりません。

しかしながら、うがいももちろん有効なので、これはあくまで個人の好みなのですが、ドンドン流せる方がスッキリできる。もう小さい容器に入ってるやつをチュッと鼻に流し込んで湿らす程度のやつでは満足できないっっっ。

でもこれ、ボトルにも書かれてますが、衛生面や耐久性の観点からか三ヶ月に一度替えて下さいとある。しかしこれをもらうためだけに病院に行くのもなんだしな、ってことで探してたんですが、やっと最近出会えましてね。


生理食塩水って作るの面倒?

そういえば、最初に病院でもらった時は、こんなものも容器と一緒にもらいました。

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言うたら、塩です。

生理食塩水とは、0.9%をの塩分濃度の塩水のこと

しかし一々計量するのは面倒なので、容器上部にあるガイドラインまで水を入れたら、これを1袋溶かすだけ。そしてこれは溶けやすい仕様にしてあるのか、速やかに溶けます。あら簡単。

自宅でやる時は、食卓塩でも構いません。ただ量は測った方が良いので、計りはあった方がよいと思われます。もしくは一度必要量がちょうどになるような小さじなどを使って大体の分量を覚えるか。

※あと、この病院でもらった堤には塩だけでなく重曹も入っているそうです。(2019年12月5日追記)

でも。。やっぱり計りはあった方がよいかな。私、適当にやって、どうやらちょっと濃すぎたみたいで、いつものようにブチュー!っと鼻に注ぎ込んだ後、鼻の付け根・眉間の下を押さえて七転八倒しましたから(。-_-。)

鼻に入ってツーンとするのは、体内を巡る水分とは違う、異質なものが混じった水が鼻に侵入するから。もともと体内を巡る水分に近いものにすれば、抵抗なく受け入れやすいと言う寸法。


簡単だけど、生理食塩水を作るときに気をつけること

というわけで、生理食塩水を作るには製品としてパックされたお塩でも、台所にある塩でもオッケー、と言いましたが、問題は水。

生理食塩水に使う水は、飲料水を使用してください

日本のように水道水=飲料水のところならよいのですが(最近の配管の老朽化を考えるにつけ、日本の水道水もどうなんだろうという気はしますが)そうでないところは、必ず飲料水を利用してください。

飲料用に手入れをされていない水道水の場合、体内に取り込まれたら危険なものを含んでいる場合があるからです。

例えば鼻うがいの例でいうと、水道水に含まれていたアメーバが、鼻に近い脳にまで侵入し、確か命を落とされた例があったんじゃないかな。

Nose Washerスクリーンショット 2019-11-27 16.19.32

生理食塩水を作るといは、飲料水を使う。
これは鉄則です。


更に痛くない鼻うがいをするために

鼻うがいを楽にするためには生理食塩水を使うことと、その

生理食塩水を作るときに、ぬるま湯を使うことがポイント

我が家は冷水・常温水・温水が出るウォーターサーバーがあるので常温水と温水を混ぜて適当な温度にしています。適当な温度というのはなるべく人肌に近い温度で、熱すぎても冷たすぎても鼻への刺激の原因に。

人肌、と言うのは、鼻に入れても温度差がない=違和感がないと感じる程度の温度ということ。逐一測る必要はないと思いますが、体温前後?と覚えておいてもらったら良いと思います。

とはいえ、そこまで神経質になることはなく、慣れれば、常温でもそんなに痛さを感じることはありません。ぬるま湯にできたら、より快適ですよ、という話。

逐一お湯を沸かすのが面倒臭い場合は、使う水を軽くレンチンする、という手がありますが、この容器はレンジ対応はしていないと思われるので、別カップで軽く緩くしたものを容器に入れる、が正解かな?


鼻うがいの後は強く鼻をかまない

もう一点、鼻うがいをした直後、どうしても鼻の奥に水分が残ります。気持ち悪い、スッキリしたい。ので鼻を軽くかむわけですが。。。

このときは、ぜひそっとかんで欲しい。ブシャー!!っと勢いよくやってしまいたい気持ちは良くよくわかるのですが、粘度の低い食塩水のことなので、あまり瞬間的に強い圧力をかけると、鼻や喉に通じている耳に水分が追いやられてしまう可能性が。

それに水分が十分行き渡っている=粘度が低い状態になっているので、そんなに力を入れなくても排出しやすくなっています。

もし耳に、元来必要ない水分が行ってしまうと痛んだり、中耳炎の元になるので要注意。鼻うがい直後に鼻をかむときは、ティッシュを当ててどちらの穴も塞がないようにそっとやるか、片方ずつやるときはもっとそっとやるか。気をつけてくださいね。


で、それどこで買える?いくらくらい?

で、今回このアイテムに出会ったのはこちらのお店ですが、タンディン市場近くの薬局街の中の一件。

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住所的には、361 Hai Ba Trung Q1。
斜め向かいには丸亀製麺があります。

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しかしこののお店の専売特許ってこともないでしょうから、もしかしたらみなさんのご近所にある薬局にもある可能性は十分あるので、下の写真を見せてみてください。

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箱入り、大人用の方にはお塩が10回分、子供用(写真右奥・くまちゃんマークのやつ)もあって、そっちには30回分のお塩がついているようです。

価格は大人用しか聞きませんでしたが、270k。1300円ちょい。でも繰り返し使えるので、使い捨てタイプのものよりも経済的かもしれません。

またホーチミンって、同じ薬でも薬局によって全然値段が違ってたりするので、よその店舗で買うと多少上下するかもしれません。が、まぁ大体このくらいですよと言うことで。

お塩を使い切ったら、それだけを売ってもらうことも可能。

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この日試しに10回分を買って見たら、45kでした。結構高いな。
でもこれがあると、旅行先なんかでも、容器さえ持って行っておけば楽ちんですよね。流石にお塩と計りまで鼻うがいのために持っていくのは効率悪い。。。(笑)

あと、いちいち測るのが面倒臭いという方にも便利。手間はコスト。いやいややるとか、いやいやが原因で、本当は自分に合ってるかもしれない鼻うがいやらなくなった、となった時のロスと照らしてどっちが高いかという話。


鼻うがい・まとめ


・自分に合った鼻うがいの方法を選ぶ
・生理食塩水を使う
・生理食塩水には飲料水を使う
・生理食塩水は体温に近いぬるま湯の方がベター
・鼻うがい後は強く鼻をかまない


これを守れば、鼻うがいはずっと楽になると思います。色々試してきた結果、最初の一歩としては、この容器を使うの、とっても有効だと思います。

残念ながら空気を浄化するのは簡単なことではありません。ってか、無理ですよね、個人個人の力では。よしんばベトナム国内をなんとかできたって、別の国から流れて来てるものもある。

なので個人ができる対策を積極的にやるしかないですよね。季節の変わり目でもあるからか、最近は風邪ひきさんが多いようにも聞いていますし、手洗い、うがい、鼻うがい。無理ない範囲でやるに越したことはない。

というわけで、鼻うがいアイテムのご紹介でした。
未体験の方はお試しアレですよー。

2019年11月27日
ちぇり


追記

この記事を書いた後、こんなご返信が。

え。こちらの方、日本にご在住なんですが、日本でも買えるの?!

ってことで調べてみたら、めっちゃメジャーな商品だったみたい。うはは、今更な記事だったのねwww

「ニールメッド」のワード検索で、出てくる出てくる。日本語の公式ページ貼っておきますー。

↑、タイトル未定、とかいう愛想のないカードになってますが、開けるはず。。開けないときはこちらでどうぞ。
http://www.neilmed.com/jp/index.html

詳しい使い方も図解や動画入りで説明してくれているので、よかったらご参考まで。なんだ日本でもポピュラーなのか。

そうそう、伝えきれてなかったことの的確な言い回しがこちらのページにあったので、これも貼っておきます。

「上咽頭を洗おう」というキャッチフレーズ。そうなんです。鼻先にチュッと水分入れる程度では鼻の穴付近のみ、そしてガラガラするうがいだけだと喉のみの洗浄になるのですが、これを使うと鼻と喉をつなぐ部分、上咽頭までスッキリする。

鼻炎持ちの私なんかは、(汚い話で恐縮ですが)鼻の奥部分にこう、鼻水がべったりついてる感があったりして気持ち悪いことがある。そんな時に、これでザザーっと流すわけです。あらスッキリ。

価格はホーチミンで買うのと大して変わらないかな?割に手軽な価格で買える上に、継続経費も安く上がりそうなので、鼻先だけの鼻うがいや喉うがいを習慣とされてる方、もう一つ違う方法のこのうがいを試してみてはいかがでしょ(^・^)

2019年12月5日
ちぇり


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