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不妊治療記録#16 転院

転院を決意して、予約を取ったところまで前回書きました。今回は転院した後の話について書きます。

D15 転院(初診)

待ちに待った初診日。どんな治療を受けられるのか、これまでの治療について、色々聞きたいことがあるなかで、この日を迎えました。
転院先のクリニックは、初診日に夫が同伴できたので、ついてきてもらいました。

第一印象

ファーストインプレッション大事ですよね。笑
まず、クリニックに着いたら、診察券番号が発券されました。すでに問診票の記入や個人情報の登録はネットで済ませておいたので、スムーズに受付完了しました。

少し待合室で待っていたのですが…
待合室からは直接診察室が見えないようになっているんですが、時折診察室から笑い声が聞こえたり、先生の元気な挨拶が聞こえてきたり。(会話の内容はもちろん聞こえません)
不妊治療専門クリニックだけど、明るい雰囲気でいいなあ。と思いました。
これが私の第一印象でした。

先生とご対面

待ち時間は意外と少なく、すぐに診察室に呼ばれました。
まずは、これまでの治療内容の確認と、検査結果の確認をし、今後の希望について聞かれました。
私は以前のクリニックで自然周期法での体外受精しか選択できなかったこと、自分の状態にはどの方法が良いか分からないので相談したいことを伝えました。
そうしたら、先生が、「時間はありますか?できれば、他の患者さんを診た後に、ゆっくりお話ししましょう。」と言って、待合室で体外受精勉強会のYouTubeを見るように勧めてくれました。

体外受精の方法について、これまで自分で調べた程度の知識しかなかったので、ためになりました。

動画を見終わった頃に、診察室に呼ばれました。

そこで、
・AMHが保たれており、卵子もまだ沢山あるのでPPOS法を勧める、ということ
・体の負担はもちろん低刺激法や自然周期法よりも大きいが、1度で終わる方が良いこと(体外受精をしたけど妊娠できなかった、という経験をさせたくない。とても悲しいので。)
・これまで卵管の検査をしたことがないということだが、体外受精をするにあたっては必要がないこと、不要な検査はやめましょうということ
・子宮鏡検査もできるが、多くの方で検査しなくても妊娠していること
・これまで妊娠できなかった原因として、検査では分かり得ないピックアップ障害や受精障害の可能性があること、体外受精ではその原因を取り除ける可能性があること
・もちろん、もう一度AIHから始めることも可能なこと
・ピルを使って1周期卵巣を休める、と言った方法は最近では否定的な意見があること

などの説明をしてもらいました。
以前のクリニックでは、「まだ若いのでそんなに早く考えなくても大丈夫ですよ!」みたいな感じに言われていたんですが、こちらの先生は「若いうちに少しでも状態の良い卵を」という考えらしく、共感できました。

PPOS、はじめました

というわけで、次周期から採卵をすることになりました。
ピルでお休みすると思っていたので、想定外の早い展開でしたが…

次回は、採卵周期について書こうと思います。
(このnoteを書いている最中、採卵周期真っ只中なので落ち着いたら書きます。)

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