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社労士試験とは

証書が届き、合格が確定したので今後は社労士試験、受験対策などについて投稿していこうと思います。

独学5年、予備校利用4年、合わせて9年かけてやっと合格を勝ち取ることができました。

いくつもの出版社、予備校を利用し、様々な勉強法を実践してきたからこそわかることがあると思います。

まず、社労士試験とは沼です。長くいればいるほど引きずり込まれ、抜け出すことが困難になる沼地獄です…

この世の地獄と化してしまっているその原因は、試験制度にあります。

他の国家試験はおおむね、大まかな区分内での合計点がそれぞれ合格基準を満たせば合格という形になっているのに対し、社労士試験は選択式、択一式でそれぞれ合格基準点を満たし、かつ、各科目で最低点以上を得点していなければならないという文章だけではなんともわかりにくい合格基準ですが、オールマイティに得点しつつ合格レベルの得点までとっとけよ!というジェネラリストの極みみたいな芸当をやってのけないと合格できないなんともアクロバティックな試験なのです。すみません、何年もかかったので少し熱くなってしまいました…

とにかく、得意科目で大量得点しといて苦手科目は捨てる、なんてことができないすべてにおいて7割以上、いや合格発表まで精神的にラクになりたいとなれば8割以上はとらないと合格できない試験なのです。

ちなみになんとか合格を勝ち取った私の今回の得点は

択一式48点

選択式29点(うち社一2点、健保2点)

でした。

今回はコロナ下での試験ということで、去年までとは試験形式が異なっており、マスク着用、席を離して受験、受験会場のスペース確保のため受験地を変更するなど特別な措置がとられたこともあり、また、受験生の多くを占めるであろう社労士事務所勤務の方々が助成金関連で仕事に追われ、十分な学習時間の確保が難しかったり、コロナリスクを考慮して受験を控える方も多くいたというような例年にはない要素が重なったこともあってか、選択式で3科目について救済措置がありました。

おかげでなんとか合格できたわけですが、twitterなどを見ると救済がなかった科目で1点足りず不合格という方も散見され、本当に紙一重だなと痛感…

労基安衛で読み込んでも推測が難しい判例問題があったり、労一で奇問があったり、今年もとんでもないこの世の地獄みたいな試験でしたが、なんとか合格できて一安心でした。

今後どういった方向で仕事をやっていくにしても、二度と受けたくはありません。が、これから受験される方々に向けて、効果的な学習法や予備校の実際のトコロを詳しく書いていければと思います。

よろしくお願いします。

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