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嫌な思いをした事を吐き出している私‥‥その時は仕方なかっただけなのか?

=第14話=

覚えてる事が断片的で、時系列がおかしいけれど‥

たしか手術の翌日夕方にK先生が回診の時に『実は昨日は私の誕生日でした!なので何がなんでも成功させたいと頑張りました!』的なことを仰って、娘が『そうだったんですね〜🥰なんかすご〜い!ご縁を感じます🙏』みたいな事を言っていた‥

母以外はだいたい夕方から夜にかけて誰かがお見舞いに来てくれていた‥

旦那は仕事帰り来た時に手術当日の事を事細かに説明した!
摘出した『腫瘍』の実物を見たらしい🙄先生が直ぐに病理検査に回すとの事で、見れたのは俺だけと‥
ほんまに小指の爪位でピーナッツみたいやったらしい!(私も見たかったぁ〜😅)

術後4日目だったと思うけど‥
朝からナースさんたちが『今日CT検査何時ですか?』『確認してみます!』『9時から9時半の間に行けそうです!』とバタバタしている!
『CT検査ってこのまま(寝たきり)で受けるんですか?』と私が聞くと『そうですよ!ベッドのまま運びますので』と言われたのでゆっくり待機していたら、5分後位に『車椅子で行くことに変わりました!』と言われて他のナースさんたちも慌てている!
『車椅子に移動しましょか?』と言われて『えっ!あっ🤭はい‥』って言うか車椅子♿️初めてなんですけど‥立ち上がるのも術後初ですけど大丈夫かなぁ〜とドギマギしていると‥
『脳髄液の袋は大事なのでしっかりと手で抱えておいてね!』と言われた!『えっ!自分で持つんですか?』と聞いたら、『そうですよ!落とさないようにね!』と言われる😳

そして術後初めてゆっくり地面に足を下ろす🦵びっくりするほど力が入らず(まるで産まれたばかりの子鹿のように)ワナワナとバランスを崩す‥右手に袋、左手で車椅子に手をかける!足に力が入らないとこんなに不安定になるとは‥🥺
必死で車椅子にしがみつき何とか座れた!


この一連の流れの中ナースさんたちはペチャクチャ喋りながら一切手を貸してくれなかった😤

何でなん!!ちょっとでもバランス崩して転けたら髄液の中身こぼしてしまうかもよ!患者のサポートっていつするの? 今でしょ!!
と心の中で怒りながらも冷静に『病院着だけじゃ寒いので、そこのカーディガン取ってもらえます?』と頼んだ!


ペラペラの病院着の下には何も着ていない!ベッドのままなら布団をかぶっているので問題なかったけど‥急に車椅子に変更になったから、流石に外来患者の人たちと同じ場所で待つには寒すぎるし、ノーブラで大衆の面前に出る勇気はない!
そのまま車椅子を押され出発されそうになったから、慌てて上着を取ってもらったのだ!

私がモタモタしているから時間に間に合わないみたいな空気感の中、若いナースさんが『行ってきます!』と車椅子を押し始めた!『ちょっと急ぎますね』と言われた‥あまりにもスピードを出され(私にとっては)頭がぐわんぐわんなり吐きそうだ😵
コーナーを曲がる時も小回りをきかせて鋭角に曲がるため気持ち悪くなる‥

流石に『ちょっと目眩がします😫』と言っても『もうすぐです!』とスピードを落とさない😠
車の運転と同じで何故か危険を察知した私はエレベーターを降りて、CT室の廊下に合流する瞬間に『危ないっ!』と叫んだ!廊下の右手から同じく車椅子の人が来ていて、危うく衝突するところだった‥
急ブレーキがかかり、またもや頭がぐわんぐわんなり吐きそうになる‥🤮
CT室の前に着いても場所がなくて、何度も切り返して駐車した(あまりの切り返しにまたまた気持ち悪くなる‥)
ヘロヘロになってたけど『ちょっと車椅子のスピードが早すぎて、気分が悪いんですけど😡』と伝えた‥
『急いでたんで!ごめんなさいね!』
とだけ言われた‥

そのあとCT検査の時もナースさんは見守るだけで、車椅子から降りるときも手を貸さなかった(スパルタ主義の病院なのか?)ゆっくりベッドに移り大事な袋を抱えたまま検査を受けた!


その同じ日かどうかは忘れたけど、『命の次に大事な袋ですから』と言ってたナースさんが、『私がこれを(髄液の袋)持ってますから、点滴とレーザーの機械を移動させますので』的なことを言いながら、母ともう一人のナースさんと喋っている!ベッドサイドで機械を移動させているナースさんに気をとられていた私は何気に髄液の袋の方に目をやると、なんと先端が折れ曲り、髄液がポタポタ漏れていた!
『髄液!漏れてる!溢れてるよ!」と叫んだ!『あっ!すみません』と慌ててるナースさん『この程度なら大丈夫ですから』と顔が引きつっていた!

そりゃそうでしょ!あんたが『命の次に大事な袋です!』と釘を刺した張本人ですから!
話しに夢中になって持っていた手が疎かになって、大事な髄液が漏れてしまいましたよね😡
やらかしましたね!


このように、私はここの病院のナースさんたちに不満を抱き(そんなことない人もたくさんいました)術後を過ごしていた‥
そんなある日、歳がひとつ上の従姉妹がお見舞いに来てくれた!
彼女も阪大病院のナースなのでここぞとばかりに不満をぶちまけた!
彼女はこう言った!
『医師は患者の命を救うのが仕事!
そのあとのケアは私たち看護師の仕事やけど、ここは耳鼻科の病棟やからある程度仕方ないわ脳外科病棟なら慣れている看護師が多いからそんな目にあってなかったと思うけどなぁ!』と
『術後は脳外科病棟で入院します!って訳にはいかへんよなぁ〜』『それは無理やわ!手術したのが耳鼻科の先生やったからね』と‥
妙に納得しかけたが、イヤ!にしても酷くない!と‥

入院していると、色々な目に遭い、色んな思いを経験しました!

続く‥



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