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三浦春馬さんを語ろう

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いつか海外で活躍する姿を見ながら「昔からすごかったんだよー」と、ちょっと自慢気に語ろうと思っていました。かわりにここで語ります。
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記事一覧

7月18日 晴れた空を見上げて。 春馬くんを想う方へ

梅雨が明けて、一気に真夏日。 「昨年の今日の天気は。。」なんて思うことは滅多にないのですが、流石に今年は雨ばかりで太陽がほとんど顔を出さなかった昨年を思い出します。 最近は、お会いする方に春馬くんロスは落ち着いた?とたびたび訊かれ、一体私はこの1年、どれだけの方に春馬くんの話をしていたのだろう?と思っています。 私自身は落ち着きました。 忘れる訳ではなく、かといって、悲しみに襲われるでもなく 噂話のような記事を見れば心も痛みますが、いつも考えている訳でもなく、 ふとした時

三浦春馬さんを語ろう。13年間の思い出とこれから

いつか海外で活躍する姿を見ながら、新たに三浦春馬さんの魅力に気づいた方たちに、「昔から凄かったんだよー。」なんて、ちょっと自慢気に語ろうと思っていた。 職業柄、その時々の旬の芸能人やスポーツ選手を注目して見ることはあるけれど、 未来が見えていた彼には特別な思いがある。13年間の思い出と、今の思いを、ここに残しておきたいと思う。 17歳の天使初めて出会ったのは2007年の秋冬くらいだった。元々ファンだったバンドが10年ぶりに復活する動きがあったので、昼間も何となくテレビをつけ

ブロードウェイからのメッセージに想う、キンキーブーツと春馬ローラ

10月27日に「Kinky Boots Haruma Miura Tribute movie」という動画が公開された。これまで公開されていたゲネプロ映像は何度も見ていたけれど、本番の舞台映像はやはり凄かった。 「権利の問題で全編DVDや映像化は出来ない」ということで、シンディ・ローパーさんをはじめ本国スタッフからのメッセージと、舞台の流れが大体分かるダイジェスト的な約22分の映像。 日本のファンがSNSで声を上げたことでブロードウェイが動く、すごい時代だと思うと同時に、本

「表現者・三浦春馬」の舞台裏が詰まった『日本製』

「47都道府県の47メイド・イン・ジャパン」がまとめられたこの本は、日本の文化や産業、芸能、自然を知ることができて興味深い。ファンじゃなくとも、日本や自分の故郷を知ったり、働くことや仕事について考えるきっかけとして、日本人のみならず海外の方にもおすすめしたい1冊だが、三浦春馬さんが好きな人にとっては、俳優としての「表側の活動」を支える「裏側」が詰まった、とても興味深い1冊だと思う。 月刊誌で4年にわたって連載されていた記事を1冊にまとめたものなのだけれど、一緒に発売されたフ

『日本製』に導かれて

お正月休みのこと。 天気が良いので絶景ポイントまでドライブに行く途中、高校時代によく行っていた河原に寄ろうと思ったのだけど、車を停められる場所がなかなか見つからず修善寺まで行ってしまった。ちょっと行き過ぎ私の思い出の場とは違ったが、土地勘のない夫にそうも言えず車を降りた。 河原に向かう途中、見覚えのある景色に出会った。 お正月なので人影はなく、がらんとしている。 もしやここは?と思い、写真をパチリ。 家に帰ってきて、数ヶ月ぶりに開いた『日本製』 やはり、同じ景色が載ってい

「4か月以上たつのに?」 「直接話したこともない芸能人なのに?」という言葉に思うこと

バカラのシャンデリアが好きで、毎年クリスマス時期になると恵比寿に見に行く。 隣のウェスティンホテルにサルーがいて、猿彦さんを思い出し、久しぶりに「かね恋」のビデオを見た。リアルタイムの放送の時は泣けて泣けて仕方なかったのだけど、不思議とほんわか見ることが出来た。 8月以降、電話で話す方や何かの関係でお会いする方と、必ずと言っていいほど春馬くんの話をしている。最近は世論リサーチも兼ねて。 「久しぶり、元気?」 「元気は元気だけど、春馬くん好きだったんですよねー」 「あー!

三浦海岸で想いを寄せる 10回目の18日

すっかり三浦春馬さんを語るブログになっていますが、X JAPANファン歴32年です。先日、5月2日はhideさんが旅立ってから23回目の命日でした。 この10か月、「可哀そう」と言われることもありましたが、そうとは思っていません。でもまあ、なかなか貴重な経験ではありますね。 今日の話題は読むのが辛い方もいれば、賛成できない方もいるだろうな、と思って書くのを控えていたことです。まだ受け入れられない方、辛い方はこの先読まないでくださいね。 報道に心痛める方が一人でも視点を変

『ブレイブ-群青戦記-』 2人の物語

アニメ原作で完全なフィクション映画なのに、リアルな物語が織り込まれているような、不思議な感覚。 新田真剣佑さん初の単独主演。そして三浦春馬さん最後の撮影となった映画。 そんな意味で作ったのではないはずなのに、交差する2人の姿がずしんと来る映画でした。 2つのストーリースポーツ強豪校が校舎ごと桶狭間の合戦の直前にタイムスリップ。今川軍の偵察にやってきた織田信長(松山ケンイチさん)の家臣に襲われ、人質を取られてしまう。その後、やってきたのは松平元康(後の徳川家康:三浦春馬さん

人生初の2度見。映画 『キンキーブーツ』 に心奪われる

ブロードウェイミュージカル『キンキーブーツ』の映画を観に行ってきました。 しかも2日連続で。同じ映画を翌日にまた観に行くなんて、人生初です。 映画終わったらランチして、お買い物して、、なんて思っていたのに、真っ直ぐ帰ってきて動画を見て、次の日朝早く目が覚めて再びGO。こんな経験初めてです。 日本版ミュージカルは2回ともタイミングが合わず、映画でもいいから観たい、と思っていたのと、昨年、世界のキンキーブーツチームの映像をあれこれ観た際、イギリスのウエストエンドチームのパフォ

「三浦春馬さんを語ろう」の続きを綴ります

noteに「三浦春馬さんを語ろう。13年間の思い出とこれから」を投稿してからもうすぐ3か月。 年が明けて、他のクリエーターさんの記事も読ませていただく余裕ができ、noteには春馬くんへの愛が溢れていることに気づきました。 何度かコメントを下さったはるまふじさんの「素敵な三浦春馬をあなたに」という期間限定企画が素敵だな、と思い参加させていただいたものの、いざ、書こうと思うと出てくるのは作品レビューより、あの記事を書く際に大幅に削除したことばかり。 作品レビューは他の方の文

猫 と 君スイ と 三浦春馬さん

昨年の10月初頭、YouTubeのおすすめで出てきたDISH//の「猫」 何気なくクリックして以降、時々無性に聞きたくなる時があります。 つい先日、この曲が出来た経緯を知って、そこから猫熱が再燃。 2月22日は猫の日だそうで、いつもに増して「猫」の日でした。 猫を聞くと春馬さんを思い出す家でPCに向かっていることが多いので、休憩時間のBGMは大抵You Tube。 といっても、この半年はもう開き直って、最低限のやらなければならない事と、依頼があった仕事だけにして、あとは動

三浦春馬さんを語ろう。 30歳 未来へ

30歳の春馬くんはまだ続いていて、思い出になっていません。 今までも半年くらい姿を見ないことは多々あったし、1年以上前に撮影した映画の告知が流れては「別人みたい」なんて呟くことも多々。だから、またふらっと現れてくれるんじゃないか、なんて思う時があります。 誕生日 『日本製』 発売30歳の誕生日に、4年かけて取材を続けてきた『日本製』が発売。 25歳から続けてきた集大成。そして、走り抜けた29歳の1年間の活動記録とも言える写真の数々と、30歳を迎えるにあたってのロングインタビ

三浦春馬さんを語ろう。 成熟の29歳

2019年の僕にプライベートはない、と言っていた春馬くん。『罪と罰』から2か月後に『キンキーブーツ』。映画、ドラマ、歌手デビューと、昨年に続きエネルギッシュな年になりました。 『キンキーブーツ』 再演とても嬉しそうに、誇らしそうな姿が印象的だったキンキーブーツ再演。 4月16日〜5月12日 東急シアターオーブ(渋谷) 5月19日〜28日 オリックス劇場(大阪) 公開前日のゲネプロ囲み取材での春馬くんコメント要約。 半年前から計画的に体作りをしてきました。前回はドラァグク

三浦春馬さんを語ろう。 28歳 これが自分

誕生日2日前に『キンキーブーツ』の2019年再演の発表もあり、NHK『世界はほしいモノにあふれている』のMCも始まり、映画の撮影も続々。 「この年の僕は将来のために尽力出来る人でありたい。」と言うメッセージで始まった28歳はエネルギッシュな年になりました。 初MC 『世界は欲しいモノにあふれている』4月12日にスタートした、こだわりの商品を探して世界中を旅するバイヤーさんに密着するNHKの紀行番組。 歌手のJUJUさんと異色のコンビで初のMCに挑戦!初回は緊張がひしひ