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第2章くすぶっている結婚運を上向きに

Q 19.バツ3の女(ひと)
「結婚・離婚を3度経験しました。現在は、4度目の結婚中です。過去の3人に比べれば良い旦那だと思いますが、満足できる結婚生活は送れていません。また離婚を選んでしまいそうで自分が怖いです。結婚生活をうまく続けるコツがあったら教えてください」(40代後半/既婚/女性)

うっすらとした記憶の中ですが、過去のお客様でバツ4の方が2人いらしたように思います。多分、2人とも5回目の結婚をしていたと思います。

さて、彼女の場合も、相談内容からもわかるように、離婚が頭の中をよぎっている状態です。気持ちの切り替えが早い人でないと、結婚を3、4度重ねることは難しいですし、勇気がないと出来ないでしょう。

結論から言えばこの彼女は私のところに背中を押してもらいに来たようなもので、実際は離婚を考えていました。なぜなら、しっかりと彼女の今の年齢のところに恋愛線が刻まれていたからです。「新しく好きな人ができた?」と尋ねると、こくりと頷きました。

ただ、今の旦那に不満はなく「新しく好きな人が出来た」自分に少し気まずさを感じていたようです。彼女のような生き方を真似できる人がどれほどいるでしょうか?

自分に素直に生きていけるというのは羨ましいことですし、世間体やしがらみに縛りつけられている一般の人には理解できないでしょう。「自分に素直になったほうが良いよ!」というのが精一杯でした。彼女は黙って頷いていました。

これから嫌いでない旦那と別れ、また新しい彼とスタートを切るわけですから、大量のエネルギーを消費しなくてはなりません。もう、彼女は後ろを振り返ることはしないでしょう。決して彼女が特別な体質の持ち主であるとも思えません。「後悔しない人生を実践しているだけ」です。
失敗体験を元に考え方を改める方が多い中で「自分に素直に生きる」道を選んだ彼女。色々な見方があるでしょうが私は彼女に対して素直に脱帽です。
 
ここからは離婚に関していくつかの例を上げてみます。
🌻 ケース1 🌻
「子供がもう少し成長したら離婚を考える」という方、少なくありません。旦那さんに対する愛情は取り返しがつかないほど冷めています。ただ「離婚する理由がない」という理由で結論は保留。
 
🌻 ケース2 🌻
旦那さんとはうまくいっているものの相手の両親との折り合いが悪く、居心地が良くない。また、子育て等にも口出しをしてくることも許しがたい。
何も応援してくれない旦那さんに不安。
 
🌻 ケース3 🌻
離婚は決意しているものの「新しいパートナーが出来るか?」「再婚できるか?」が不安。とにかく新しい生活に対して不安だらけ。
 
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💐 ワンポイントアドバイス 💐
ケース1に該当する方で地格基本数が8画の方は注意が必要です。なかなか別れることが出来ずに時間が経過。気が付けば子供も独り立ちして夫婦二人きりの息苦しい生活が続く可能性大です。
地格基本数が4画の方は離婚そのものを考え直したほうが良いかも。
まず自分自身の生活力をアップさせて子供も引き取れる状態になってから。
 
ケース2に該当する方で外格基本数が1画の場合は今後も義父母とのトラブルが避けられそうにありません。大人の対応を取れないようなら離婚も視野に入れたほうが良いかも。外格の基本数が9画の場合は離婚を念頭に置いた対応をするべきです。
 
ケース3に該当する方で地格基本数が2画の方はもう少し踏みとどまって考えましょう。対応を急ぐと裏目に出ることもあります。地格基本数が3、5画の方は前向きに離婚を検討しても良いかもしれません。