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【TPOに合わせるって何?】〜最強デート服のためのたった一つの工夫

こんにちは。チアハンサム公式スタイリストの【YUTA】です。



連日大盛り上がりの“チアハンサム”。

明日のデート服に男性の悩みに、予想以上の数の女性たちが応えていらっしゃいますね。



私たち【公式スタイリスト】の出番も増え、普段とは別の関わり方でお客様にサービスを提供できるので悪戦苦闘しながら楽しく関わらせていただいています。



今回は【公式スタイリスト】のうち唯一の独身であるYUTAが!

勝負デートに使う”TPO”についての大きなヒントと、最強デート服を叶えるたった一つの工夫をお伝えします!




まずTPOとは!?一度整理

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よく聞く”TPO”について整理しましょう。

T(Time)...時間。礼装では夜ほどフォーマルな服装が求められる。
P(Place)...場所。室内、屋外、公共の場所、プライベートな場所etc..
O(Occasion)...場合。ビジネスorプライベートなのか。

このような意味合いです。


起源は一説によると、日本では1964年の東京オリンピックの頃に使い始められただそうで、

当時終戦後の復興真っ只中の日本において時間と場所によって服装を変える文化が無かったため、海外からの観客を迎え入れるための準備として使われ始めたと言われています。


現在における使われ方としてはもう少し含蓄に、”TPOに合わせた行動を!”=「空気を読め」

という意味合いでも使われるようになったとか。


なんとも日本人らしい意味合い。笑



もともとビジネス用語ではなく、相手に不快な思いをさせないための配慮(逆説的に馬鹿にされない)その一つの指標に過ぎないのかも知れません。


※諸説あります。



デートにおけるTPOなんて分からなくて当たり前。男女のデートに決定的に足りない指標:Flow(フロー)。

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婚活サイトやテレビでよく

『デートには、TPOに合わせた格好じゃないと!』

と仰られる女性を拝見します。それ自体とても貴重な意見です。あまり声に出して言ってくれませんからね。


正直あまりピンと来ない男性が多いと思います。


なぜなら時間=会う時間、場所=会う場所、機会=デート。これで終わっちゃいますもん。男性の思考は非常にシンプル。いち早く結論に結びつける思考ですからね。


これでは男女の溝は深まったまま。



世の中の男性よ。

一つ、Flow(フロー)という考え方を加えてください。

デート服のTPOと、最強思考:Flow(フロー)とは

T(Time)...時間。朝or夜?一日or数時間?
P(Place)...場所。どこで会うのか。「新宿」とか「銀座」とか具体的な場所で、その辺に多そうな服装を意識すると良いです。
O(Occasion)...場合。お相手との関係性。初めてのデートなら清潔感推し。複数回なら少し自分の好きな格好を出しても良いと思います。
F(Flow)...流れ。当日のスケジュール。公園からレストランなのか。一日ショッピングなのか。何かしらのアクティビティがあるのか。デートの開始から終了までの流れ。

このTPOに足すFlow(フロー)の考え方が重要な理由としては、

良い大人の一日のデートにおいて現地集合・現地解散はあまりしないはず。デートには必ず流れがあって、場所が移り変わるからです。


(飲みに行く、と現地で集合したとしても現地解散!は、私も数ある相談の中で航空関係の方くらいの激忙しい超モテ男性くらいです。)



Flow(フロー)を意識すると、大切な人とその日どこに行くのかが明確にわかります。

よくあるデートを例に挙げていきます。

例A:)①公園で散歩デートの後、②遊園地でアトラクションを楽しむ。最後は③綺麗なレストランで楽しむアクティブ寄りな一日

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アクティブで動きやすいシーンが多いです。動きやすい服装が最適です。間違ってもスーツや、事情が無い限りネクタイなどは避けたいデート。スニーカーや、Tシャツなどカジュアルなアイテムがあると印象がいいですね。


例B:)①映画館で映画を見て②近くのモールでショッピング。美味しいワインが有名な③地下のイタリアンのお店で、映画の感想を語り合いながら過ごすイタリアンナイト

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①②③が全て屋内です。動くというよりはお洒落な雰囲気を楽しみたいから、スニーカーよりも革靴、Tシャツよりもジャケットなど、フォーマルなアイテムが馴染みます。イメージは銀座。


このように、一日のデートの流れをFlow(フロー)にして

どこに行き、そこに”屋外が多いのか、屋内が多いのか”、”アクティビティ重視なのか、雰囲気重視なシーンなのか”、”賑やかなのか、静かなのか”。


どんなシーンが多いかを明確にすると、ご自身のデート服がラフすぎるのか、キメすぎているのかがわかると思います。



そして、全体のバランスをみて、

アクティブな場所(屋外)が多ければ、カジュアルなアイテム(スニーカーやTシャツ、ショーツなど)を

落ち着いた場所(屋内)が多ければ、フォーマルなアイテム(ジャケットや革靴やスラックスなど)をコーディネートの中心に取り入れることが重要です。



公園でネクタイしてたらキメすぎて目立ってしまうし、良いレストランでTシャツはもったいない。経験則、場の調和を大切にする女性はそういった違和感に敏感です。


お相手との関係性がまだ浅いほど、こういった違和感を与えないことが大切なのでは無いでしょうか。




最強デート服には、コーデの幅を持たせるひと工夫!

とはいえ、そんなの簡単にわかれば苦労はしない!

そうです、一筋縄ではいかないのがファッション。とりわけデートというまだ互いによく分からない関係で評価評定される運試しみたいなもの。


様々なシーンでも対応できるように、デート服に”幅を効かせる”という工夫をしましょう!


”幅を効かせる”とは、

カジュアルにもフォーマルにもハマるコーデを目指す!

ということです。



具体的なやり方は以下の通りです。



ショーツ+Tシャツのカジュアルな組み合わせに、フォーマル要素を一つ足す!

こちらはTシャツ(ポロシャツ)ショーツのコーディネートに、フォーマルな革靴(ローファー)を合わせたスタイリング。

すごく上品に纏まりますね。


これならちょっとした高級ブティックやデパートに行ってもおかしくないですし、屋内で雰囲気を大切にしたいシーンにもおすすめです。


Tシャツ、ショーツ:カジュアルな要素
革靴(ローファー):フォーマルな要素


カジュアルなコーデに、反対の要素(=フォーマル)を1つ足すことが重要です。



ジャケット×スラックスのフォーマルな組み合わせに、カジュアル要素を一つ足す!

こちらは、ポケットつきのカジュアルジャケットスラックスを合わせた大人の休日コーディネート。

ジャケット×スラックスといったフォーマルな組み合わせなのに、キメすぎていませんね。


スニーカーを合わせれば、少し公園を散歩したり遊園地で雰囲気を楽しむくらいなら全く問題ありません。

ジャケット、スラックス:フォーマルな要素
ポケット付きのデザイン:カジュアルな要素


フォーマルな組み合わせに、カジュアルな要素を一つ足すことが重要です!



嬉しいことに、カジュアル×フォーマルがミックスされると奥行きが出てお洒落になります

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カジュアルな組み合わせに、フォーマルなシャツとスラックスを足したり、

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セットアップというかちっとした組み合わせの外しに、カジュアルなスニーカーを合わせたり。


まとめ

あなたにとっての最強デート服は、Flow(フロー)という一日の流れの中でお相手に「違和感・不快感を与えない服装を」という思いやりと、前述したスタイリングの一工夫で簡単に実現することができます。


とはいえ、100人あったら100通りのデートプランが存在します。


迷ったらご相談ください。



スタイリスト一同、お待ちしております。



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