アテネのアクロポリスを徹底解剖!

はじめに

こんにちは!記念すべき第一弾は、アテネのアクロポリスについて書きたいと思います!アテネの街には世界一周時に行って、ギリシャ文明にエキサイトしたことを鮮明に覚えてます。
まあ、私のこのnoteは世界遺産の勉強なんですけど、私の性格上、全部知らないと気が済まないんです。ストイックにやってしまう人間なのです。なので、事細か~にいろんな方向に脱線しながらまとめているので、興味のあるところだけでも読んでもらえると嬉しいです。

概要

ー古代ギリシャとヘレニズムー

世界遺産名   :アテネのアクロポリス (Acropolis, Athens)
世界遺産保有国 :ギリシャ (Greece)
登録区分    :文化遺産
登録年     :1987年
登録項目    :(ⅰ), (ⅱ), (ⅲ), (ⅳ), (ⅵ)
構成要素    :丘の上にある古代ギリシャ文明を象徴する建造物たち

地理

https://www.google.co.jp/maps/place/%E3%82%A2%E3%83%86%E3%83%8A%E3%82%A4%E3%81%AE%E3%82%A2%E3%82%AF%E3%83%AD%E3%83%9D%E3%83%AA%E3%82%B9/@37.9715999,23.7237751,17z/data=!4m5!3m4!1s0x14a1bd1837f5acf3:0x5c97c042f5eb0df6!8m2!3d37.9715321!4d23.7257494?hl=ja

アテネの歴史

アテネには紀元前2000年前から人が住んでいたとか。(ちなみに紀元前2000年は、考古年代で言う青銅器時代です。人類が青銅器や文字を使い始めた時期ですね。)

そしてこのギリシャ界隈に、文明が誕生します。それがミケーネ文明。ミケーネ文明はギリシア本土の文明で、ヴェントリスが発見した線文字Bで知られます。この線文字Bってのは、まあ線上文字です。むっかしの文字。どうやって解読したんですかね、ヴェントリスさんは。
考古学は詳しくないですが、そんなミケーネ文明が終焉した後、この地域では文字を失ったんです。今考えれば衝撃的な事実ですが、そんな文字なき時代を暗黒時代と呼びます。まさに暗黒。

まあそんなギリシャでは前8世紀頃に、アクロポリス(=城山)にポリス(=都市国家)がどんどん形成されていきました。たくさん、1000くらい。

画像1

つまりアテネのアクロポリスは、ポリスが形成されたアクロポリスの一つですね。若干わかりにくい写真ですけど、城山の意の通り、かなりのの上にこの遺跡は存在しています。そんな丘の上に形成されたポリスが世界遺産に登録されているんですねえ。

さて、そんなアテネのアクロポリスなのですが、一度戦禍で壊されてしまいます。その原因となったのが、ペルシア戦争です。

ペルシア vs ギリシア

紀元前500年ごろ、ギリシャの都市国家と、近隣の大国アケメネス朝ペルシアとの間にペルシア戦争が。そこで、ギリシャの諸都市はタッグをくんでペルシアに対抗しようとデロス同盟が作られました。(結成前478年)

で、ギリシャはペルシアに勝利。その中でも頑張ったのがアテネだったため、勝利を祝してアクロポリスの構成要素の一つパルテノン神殿が再建されたのです。

パルテノン神殿(the Parthenon)

画像4

まずはアテネのアクロポリスの中心であり、代表的建造物であるパルテノン神殿。これはドーリア式のマスターピースです。
正面に17本ずつ、側面に8本ずつの柱が建ってます。(計48本)

このパルテノン神殿はアテネの守護神アテナが祀られてます。ちなみにこのアテナはオリンポス十二神のうちの一人です。アテナは戦いと知恵の神。かっけえ。
このギリシャ神話に関しては後述しますね。ギリシャ神話知らずして古代ギリシャなんて理解できない気がして。ちなみに「パルテノン」とは、「処女の部屋」という意があるとか。キリストの母マリアも処女状態でイエスを生んだとされてるし、一体何なんでしょうか。
この建設には、デロス同盟の資金が使われたらしい。

分かる人にはわかるんですけど、このパルテノン神殿、UNESCOのシンボルとして使われています。(UNESCOホームページ参照)

パルテノンロゴ

ディオニソス劇場(Theater of Dionysus)

勝利に大貢献したアテネなので、いろんな著名人(ソクラテス、プラトン、アリストテレス etc)が勝利と繁栄を謳歌しにアテネに移り住んだようです。これによってアテネは芸術や哲学も発展。そんな芸術都市でが盛んに上演されたのがこのディオニソス劇場。ここでは、3代悲劇詩人(アイスキュロス、ソフォクレス、エウリピデス)の劇が上演されました。ちなみにギリシアにおける劇は、祭絵の奉納として行われたそうです。

ディオニソス劇場の写真はうっかり撮り忘れたんですけど、この劇場のほかに、音楽堂もありました。

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この円形劇場は、イドロ・アディコス音楽堂。ここでは夏にオペラやコンサートとかも実際にやるらしいです。ディオニソス劇場はここまで傾斜きつくないけど、まあこんな感じで中央に舞台的なのがあって、客席があります。

エレクティオン (the Erechtheion)

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この女神さまみたいな人達が柱になっているのが、エレクティオンです。こちらはイオニア式。
少女像が6体、柱になってます。実際にこの建物に使われている婦人像はレプリカで、実物はアクロポリス博物館に貯蔵されてるよ。まあ、レプリカにしても、ギリシャ感あっていいですね(語彙力)
このエレクティオンは、アクロポリス博物館ホームページにこう書いてあります。

The area around the Erechtheion was considered the most sacred of the Acropolis. The Erechtheion was a complex marble building in the Ionic order, an exceptional artwork. The eastern part of the Temple was dedicated to Athena, whilst the western part was dedicated to local hero Boutes, Hephaistos and other gods and heroes. Thus, the Erechtheion was a temple with multiple functions, housing older and newer cults, and the site of the ‘Sacred Tokens’, the marks made by Poseidon’s trident and the olive tree, the gift of Athena to the city of Athens.
(引用元:Acropolis Museum ホームページ)

まあまとめると、いろんな神様のために作られたよと。ギリシャ神話は想像以上に奥が深そうですね。

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この6人がまっすぐ見つめる先には何かあるのでしょうかね。わたしもこんなに重たい物でもびくともしないような強い大人になりたいなと思います。

ニケ神殿 (the temple of Athena Nike)

最後にこちらニケ神殿です。こちらもイオニア式の建物。
この”ニケ”とは、


ギリシャ神話で”勝利”を擬人化した女神
(参照元:世界大百科事典 21)

つまり、この女神ニケはアテナにつき従う女神さまです。「サモトラケのニケ」って有名だけど、これはサモトラケ島で発見された勝利の女神像ということです。
アテナは勝利の神様として崇拝され、戦争に貢献したんですね。

ちなみに、この”ニケ”って”Nike”って書きますね。そう、ナイキとも読めるように、有名スポーツブラントの名前の由来となったそうな。気になる人は調べてみてはいかがでしょうか。

プロピュライア (Propylaia)

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そして建造物最後の紹介はプロピュライアです。
これはアクロポリスの入り口にあるやつですね。門みたいな。
荘厳な門が私たちを出迎えてくれます。

オリンポス十二神

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最後にざっとではありますが、このアテネのアクロポリスでも非常に重要なギリシャ神話について少しかじります。
まあ、有名なオリンポス十二神ってのがありますね。
(/の後は英語読み)

・ゼウス(主神・天空・雷の神)/ジュピター
・ヘラ(結婚の神)/ジュノー
・ヘスティア(かまどと家庭の神)/ヴェスタ
・アフロディテ(美と愛の神)/ヴィーナス
・デメテル(農業の神)/セレス
・ポセイドン(海の神)/ネプチューン
・ヘファイストス(火・鍛冶の神)/ヴァルカン
・アレス(軍神)/マルス
・アテナ(知恵と戦争と平和の神)/ミネルヴァ
・アポロン(太陽・芸術の神)/アポロ
・アルテミス(月・狩猟の神)/ダイアナ
・ヘルメス(競技・商業の神)/マーキュリー

以上です。

まあこのギリシャ神話についても、また今度詳しくまとめたいと思います!
それではまた~

【参考文献】
・くわしく学ぶ 世界遺産300(世界遺産検定2級公式テキスト)第2版 2017
・世界史のミュージアム

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今年からビジネスコンサルタントとして東京で働きます。 旅が好きで、世界の事をもっともっと知りたくて、世界遺産について勉強しています。 一年ほど前に約半年間かけて世界一周もしました。一気に30カ国ぐらい。 世界一周で訪れた国を交えながら、世界遺産についてまとめていきます!

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