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【自由研究】AI画伯Midjourneyは「ぽこピー」のファンアートを描けるのか?

最近、TwitterでAIに絵を描かせるサービスが流行っている。機械学習への関心が高まり「Dream」などといったサービスが作られている。今、Twitterで流行っているのは「Midjourney」。Discord上でコマンドを叩き、英文を入力すると絵にしてくれるサービスとのこと。自分は、絵を描くことができない。だからVTuberのファンアート描いている人を見ると羨ましく思う。ふと思った。AI画伯に指示を出すことで、ファンアートが作れるのではないか?

「実際にやってみた」

↑Midjourneyの使い方はこの記事を参考にすると分かりやすい。

AI画伯はVTuberの夢を見る

Midjourneyより生成

まず、AI画伯はVTuberを描写することができるのか検証してみた。特殊な概念は我々が外国人に日本語を教えるように、解体して分かりやすく伝える必要がある。VTuberはVirtual YouTuberと解体してみた。

今回は「ガチ恋ぽんぽこさんとピーナッツくんが激辛カップラーメンを食べる」様子を描写することを目標とした。

前段階として、「2人のVTuberが激辛ラーメンを食べる」様子を描写してもらうことにした。呪文は「Two Virtual YouTubers eat too spicy ramen」である。

出力された画を見ると下二つが興味深い。まず左下だ。「Virtual」の表象として、カップラーメンにラーメンの絵を刻むことを選んだ。確かに、一つの絵の中で異なる次元のラーメンが描かれており「Virtual」の表現として鋭い。そして、右下の画。人ではない存在が大きな辛そうなラーメンに向かおうとしている。これはまさしくYouTuberよりのVTuberといえる。企画に挑戦するタイプ。そして、人ではない存在が2人いる。まさしくぽこピーのスタイルであろう。

では、ガチ恋ぽんぽこさんとピーナッツくんは召喚できるのだろうか?

ガチ恋ぽんぽこさんとピーナッツくんを召喚してみた

Midjourneyより生成

まず、問題となってくるのは「ぽこピー」をどのようにAIに教えるのかだ。分解して、ぽんぽこさんから考えてみる。特徴は忍者と狸だ。ガチ恋はどう表現すれば良いのだろうか?ぽんぽこさんの挙動を見る限り、彼女にとってのガチ恋像は「恋に恋する」って感じだろう。DeepL先生に「恋に恋する狸」と入力してみたら「A raccoon in love」と出てきた。そこに忍者を足して、「A Ninja raccoon in love」とした。

次にピーナッツくんだ。人型のピーナッツでどうだろうか?「a humanoid peanut」と定義した。

そして呪文を構築する。「A Ninja raccoon in love and a humanoid peanut eat too spicy noodles」で出力してもらった。

しかし、AIにはピーナッツくんは狸と対等な存在であることは認知できなかったらしい。右下に着目してほしい。「ピーナッツマシマシのラーメンを食べる狸」となってしまっていた。またAIにとって忍者狸は、服を着せれば良いと思っているらしい。あまりいい結果が得られなかった。

次は、ピーナッツくんをなんとか描写してもらおう。

AI画伯が描く「ピーナッツくん」とは?

Midjourneyより生成

「A humanoid peanut」でピーナッツくんを召喚できなかったので、細かく情報を伝えてみることにした。

ピーナッツくんの特徴を簡単にまとめると下記となる。

・ピーナッツ
・大きな目を持つ
・赤いスカーフを巻いている
・白いパンツを履いている

これを英文にする。

「A peanut who wears a red scarf and white pants has giant eyes」

実際に出力された画を見ると驚愕した。ひょっとするとAIが知っているピーナッツの形とピーナッツくんの形は一致していないのではと思うほどに異様な造形のピーナッツくんが生成されてしまった。しかも、スカーフの巻き方も知らないようだ。やたらとスカーフの質感がリアルな不気味な人形と思しき造形が生まれてしまった。

軍艦島に来たぽんぽこさんを描いてみた

Midjourneyより生成

気を取り直してぽんぽこさんのファンアートを描いてみることにした。先日、ぽんぽこさんが世界遺産である軍艦島を訪れていたのでそれを絵にしてもらった。日本風に描いてもらおうと考え、葛飾北斎風にしてくれとAIに指示を出した。「A Raccoon disguised as ninja on Hashima Island painted by Hokusai Katsushika」で出力された結果が上の画だ。

和テイスト、寓話感溢れる絵が完成したものの、葛飾北斎は忍者狸は描けないらしいことがわかった。また、軍艦島を端島としたことで、軍艦感が出せなかった。これは失敗したなと思った。

所感

今回、「Midjourney」を使用してぽこピーのファンアートを作ろうとした。しかし、指示の出し方の難易度が非常に高かった。そして将来、AIに文字で指示を出して創作することが職業スキルになってくるのではないかと感じた。

実際にDiscordやTwitterでは的確な指示により生み出される緻密な世界観が流れてくる。実際に生成されるものは運であるが、自分の欲しいものを得るためには運を掴むための指示が必要。どのようにしたらAIが自分の思い通りに動くのか?これはプログラミングに近いスキルが必要だなと感じた。

そして、絵が上手く描けない人でも、それなりに面白いものを生み出せる点でAI画伯アプリは面白いなと感じた。

他にもAIでいろんな画を出力させたが、それは別記事で紹介する。


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