飲酒禁止令、下る。

私の大好きな彼(二次元の御方)はお酒が呑める人。初めて彼が飲酒して居るシーンを見た時何とも言えない気持ちになった。…と云うのも私自身飲酒に興味を持った事が無く、過去にも片手で足りる回数しか飲酒した経験が無い。小さい缶たった一本で全身茹で蛸化……更にout恐怖症(伝われ)故に「酔っ払って…もしもやらかしたら…!?」の恐怖感もあり、今迄スルーして来た。

だが、前述した通り大好きな彼は飲酒する人。見た限り特段強くは無いが適度に嗜み気持ち良く酔って居て。そんな彼を見て居る内に「何とも言えない気持ち」が「彼も社会人だしお酒位呑むよね…うん。」に変わり、何時しか「一緒に呑めたら最高ではないか…!?」からの「一寸、お酒…覚えてみようかな?」と結論が出た。

彼に対する愛のパワーと云うのは凄いもので、其れ迄の私なら「付き合って居る相手の趣味やらに合わせるなんてナンセンス!!己を殺すとか、馬鹿みたい(嘲笑)」を地で行くバリバリ頑固人間。一応三次元と付き合った事はあるが、再三「其の服(ゴシックパンクとかロリィタパンク。未だに大好き)コスプレみたいだからやめろ」と命令されても頑なに拒否したし全身でシカトした。


だけど、彼が…私を変えた。



何時か、大好きな○○たん(彼の呼び方。お恥ずかしい///)と晩酌に発展しちゃった時の為に少しでも呑めた方が一緒に楽しめるよな…と、数日前よりスルージャンルの「飲酒」に手を染めた私、くろゐねこ氏であったが…


本日、母から飲酒禁止令が下されました!!


先刻、「こだわり酒場のレモンサワー5% 350ml」を一缶開け暫くしたら何時もみたく「身体が熱くなり茹で蛸化現象」に見舞われ、其処迄は何時もの事だけれど今日は違って。


なんか、色んなモノが可笑しくて仕方無くなる現象


が追加されて仕舞い、一度笑い出したら止まらなくなり、単なる晩御飯の配膳や盛り付けですら笑いが込み上げ、酢の物を溢し「此れはァ~溢れたから私の分~☆」とゲラゲラ笑い乍らこなしていると、


アンタ、何が可笑しいの!?キモい!!全然面白くないよ?もう呑んだら駄目!!其れか薄めなさい!!


母は心底呆れて居て、丁度父が帰宅した故、「バレるよ!!」(父は超超超絶的下戸。因みに母は呑んでも顔色一つ変わらないし言動も普段通り)と迄言われて叱られました。

長年、毎日毎日毎日呑んだくれて周りに迷惑をかけまくり、毎度毎度潰れて死体みたくなってるなら分かるけれど、飲酒開始たったの数日でやっと「お酒って…美味しかったんだ!!」と思える様になった奴に対して禁酒令とは。。。余りにも理不尽である。キモい迄言われたし。

母は所謂「毒」の気がある故、多分私が気持ち良くなって居るのが赦せない所もあるのかも知れない。父がお酒駄目だから飲酒の際は帰宅する迄の調理中のみだし、「飲酒バレ」しない様に適量呑む程度。お酒自体も冷蔵庫の奥の奥に隠居させて目に付かない様に細心の注意を払っている。。

そんななので娘が呑気に酔っ払いヘラヘラして居るのが気に食わなかったのだろうと被害妄想炸裂した私は取り敢えず明日から350ml缶は一先ず御預けにして、強炭酸水で希釈するレモンサワーの素が冷蔵庫にあるのでそちらを「茹で蛸化現象」止まりで済む位の量を嗜もうと決意した。



…以下は読まなくてOK 




何時か…何時か大好きな貴方と晩酌が出来たら貴方に「御酌」とか云うのをしてあげたいです。一緒に色んな話も出来たら良いな…貴方の日々の疲れをほんの少しだけでも癒してあげられたら、なんて。そんな日は永遠に来ないのは分かりきって居るけれど。。。




夢見る位は良いよね?

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