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『料理』と時間の旅

こんばんは、ちゃつねです。


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調理師免許を持つ母の元で育った私は 5,6歳の頃には母と一緒にオムライスを作りはじめ 小学校の頃には 簡単な料理の基本を伝授してもらっていた。私自身、免許こそ持っていないけど それが財産となり「人より 少し料理ができる」というアイデンティティーになっている。
でも、そんなことを考えたのは大人になってからの事で、子供の頃はただ切ったり、炒めたり、和えたりがリアルおままごとをしてるようで楽しかった。高校になると、その日に食べたいものを母にリクエストすると必ずこう返ってきた「いいよ。作りな!」

『え?そういう意味じゃないんだけど、、、』

さらには、バイト代で実家5人家族分の食材を買ってつくる所までがセットだった。今思うと変わったルールだが、私も拒否せずにやっていたんだからやはり当時から作るのも食べるのも好きだったんだと思う。


食べるということ以外に自然と『食』から得た、感性や感覚は多い。


なので、私も息子には2歳くらいのときからキッチンは出入り自由
(揚げ物の時以外は)にしている。
息子も、脚立を運んで来ては横で眺めたり 「やってみたい」といえば
包丁の使い方も教えたり・炒め物を任せたりしてみた。


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記念すべき、息子(当時3歳)初料理?はサラダのカットとトッピングだ。
レタスやハムは手で切らせて、パイナップルは包丁を使って一緒に切った。
スライスチーズもあったのだが、トッピングの過程で食べられていった。


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捏ねさせるところから


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       4歳には卵を割って黄身を移したりできるまでに。


無邪気に、そして真剣に楽しむ息子の顔を眺めながら
子どものころ、同じように楽しんでいた自分の姿を重ねる。
そして、同時にその時の母の思いも感じる 不思議な時間の旅をするのだ。


ちゃつね



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