木村さんのSNS中傷問題に伴うNHK「クロ現プラス」放映と、難病である私の10年以上に及ぶ被ネット中傷体験から思うこと



先日、NHK「クロ現プラス」にて

プロレスラー木村花さんの自死に伴い、
SNS誹謗中傷問題について、取り上げていました。
https://www.nhk.or.jp/gendai/articles/4425/index.html

私も
2008年から、
某ちゃんねるの「音楽家中傷スレッド」、又
2010年からは、
Twitterにて事実無根の中傷と伴うストーキングを10年間に渡り受け続け、
それはFacebook、ブログ、note、nana等、
ネットの至る所にまで派生し続け、

SNS企業の「中傷削除の強化」発表以後も、
askFM等の「質問アプリ」へ中傷を書き込む事でによって、第三者(もしくは第三者のふりをした犯人自身が保有の別アカウント)に私の中傷をツイートさせる事で拡散させる手口を、
毎日50件は少なくとも被害を受けていました。

この犯人は当初から、「(私を)ネット検索で毎日探しまくっている」旨を書き込んでおり、
明らかに「ストーカー」でもあり、
また、
私が以前勤めた職場で私に身障者ハラスメントを日々執拗に行っていた人物しか知り得ない情報を幾度もツイートしていた為、
誰が犯人かも私自身は早々に特定が出来ていました。
このアカウントは自ら、その職場である「霞ヶ関を文字った」という名前を匿名アカウントに表していました。

中傷の内容は一貫して、
「私を貶める嘘情報」「私の難病やその知識の間違った流布」「弱者ヘイト」等で、
2010年の当初から、複数の保有アカウントで一斉に攻撃したり、多数派意見を装ったりしており、
2014年辺りには少なくとも50個程のアカウントを保有していた事は、
私のツイートに、40個以上の全く同じ名前のアカウントが一斉にRTする事が度々繰り返された事から判っていました。

そうした事実をSNSで伝えても、
そもそも中傷アカウントの嘘を信じて私から離れる人も大変多く、
また、中傷アカが私自身と私の難病を必死に「精神疾患だ」と流布していた事から、
事実を伝えても「精神疾患だから妄想だろう」という態度で接せられる事も大変多かった。

私は複数の難病を抱えているが、
そのうちの一つの近い病の患者会からは、中傷アカウントの嘘の流布をきっかけに、差別と中傷、排除を受け、また、専門医からもブロックをされてしまったため、難病の特定と治療開始が3年間も遅らされるという「実害」も受けている。

そのため、
当時2010年から数年間に渡り私は、
Twitterへの正式削除申請を何度もしましたし、
警察へも何度も相談をしましたし、
中傷削除団体へも問い合わせましたし、
TwitterジャパンCEOアカウントにも1通ツイートを送りましたし、
ネットジャーナリストにも問題改善を取り上げてほしい旨のツイートをしました。

が、
Twitter社は、中傷どころか、明らかに私のなりすましアカウントですら、未だ削除をしていませんし、
県警サイバー担当者は当時、私が発声困難且つ寝たきりゆえのSNS利用にもかかわらず「SNSを利用する人がバカ」と言うだけで何も動きませんでした。
(これは、春名風花さんからも「ぼくも全く同じ事を言われた」と返信を貰ったので、当時の県警もしくは警察組織全体のサイバー担当者の「面倒回避の常套句」だった可能性大。)
中傷削除団体では「未成年のみ対応」と言われ、
TwitterジャパンCEOに至っては、敬語で失礼ない相談として1通のみツイートを送ったにもかかわらず、即ブロックを受けました。都合悪いものは排除で知らん顔、というTwitterジャパンの本音的姿勢は、その時に既に体感するに至りました。
ネットジャーナリストにも結局無視で終わりましたが、暫く後に、ネットジャーナリスト本人がたまたま私同様の目に遭った様で、それを激怒した旨の記事をネットで知りました。

中傷アカウントが作成した大量のアカウントは、
いわゆる立派な肩書のアカウントで
私や難病や弱者また野党の批判や嘘の流布や、ジミン党の称賛を行い、
弱者や患者、精神疾患になりすましたアカウントで、
私に「いいね」を押したり、野党支持者に媚びてスパイ活動をしたり、
野党支持者になりすまし、わざと暴言を書き込む事で、野党支持者が醜い人達のように見せかけたり、
そうしたつかい方をしていました。

そもそも、皆が私の言う真実を信じなかったのは、
私が、非正規を経た寝たきりだったからです。

その逆の反応のようにして、
皆は、素晴らしい(嘘の)肩書のアカウントが流布する嘘の言葉を信じていきました。。

(ちなみに私は、2010年の時点で、2016年に鳩山由紀夫氏本人の口から発覚した「普天間移設の御破算は、外ム省の故意の偽情報が原因」件について、Facebookでの某鳩山政権普天間移設関係者とのやり取り上を皮切りに、その調査を訴えていました。この関係者から伝えられた御破算の経緯に対して、私は省内での経験則から疑問を感じたからです。
この件に関しても、一貫誰にも信じては貰えなかった。
個人的には、あの時すぐに調査を行っていれば、当時の民主党政権はあの様な終り方にならずに済んだかも知れないし、
それは、現アベ政権による様々な愚行が、
その後この国になされずに済んだかも知れない、という無念として、私に残っている。

ちなみにこの中傷ストーカーに関する中には、
外ム省やFacebook社から異様に思えるブログ訪問があった直後に私のFacebookアカウントやブログが乗っ取られ使用不可にされる事も起きています。)

また、同「クロ現プラス」のこの記事
https://www.nhk.or.jp/gendai/kiji/186/index.html

に書かれているように、
見てみぬふりを「推奨」する人達にも、
正直、大変、落胆と憤慨、また情けなさを感じました。
そういう人達には、
「親切」をする際に、「人を選んで」するのだろうなぁ、という偽善社会が感じられてしまった。

そうした風潮が今の政権を作り出したのでは?とすら、今は思います。

私がネット中傷に対して思うのは、
上の記事に書かれている事とほぼ同じです。
が、
私の場合、
彼女と違って、ユーチューバーのような「地位肩書」や「応援者」が
「非正規の弱者」ゆえおらず、
中傷ストーカーに遭った10年間、ずっと孤立の一方でした。

中傷ストーカーは、そもそも、
私の交流を妨害し、信用をなくさせ、孤立させる事を目的としている様でした。
それは、私が省内で見た彼らの悪行を
私に流布させない為だったのかも知れません。
が、
彼ら自身が、そもそも私自身に、裁判なら負けるような事を幾つも行っている当人なのです。

その孤立のため、
Facebookの復旧どころか、
その後乗っ取られたスマホの復旧にも
私は長期間を取られます。

そのため、治療もリハビリも音楽も交流の復帰も
かなりの長期間、停滞に至っています。
人生をこわされたも同然で
これ自体が、かなりの「犯罪」に思います。

私は偶々、
子供の頃、既にネグレクトやいじめ、リアルストーカー(当時はストーカーという概念が社会になかった為、これまた誰にも理解しては貰えなかったのですが。)等に遭っており、
厭がらせ行為への「耐性、免疫」があったため、
それが10年間に渡っても「自死」に至りはしませんでしたが、
それは偶々で、
普通は10年間もされ続けたら「自死に至る」と云って過言でない例です。

(実際、外ム省にて彼らに同様の身障者ハラスメント等の執拗な厭がらせをなされ続けた上、明らかに故意の冤罪で理不尽な契約中途破棄をされた際には、
マスコミの知人に省内で見た事や経緯の全てを書いたものを投函し、最上階から飛び降りようと思っていました。
そのくらいの事をしないと、省内や嘘つきなジミン党政権の改善も、非正規や弱者障害者への差別改善も、なされないと思ったゆえでした。
今でも、
あの時、それを実行していれば、それらの改善が10年早く社会でなされたのではないか?との想いにかられ、自死実行を止めた事が、正解だったのか不正解だったのかと、自分を責める気持ちになる事が、
特に今の政権では度々あります。)

また、今回の木村さんの件を経た意見として、
「著名人は営業上SNSを離れられないが、
それ以外の人は、SNSから離れれば良い」という理屈で
ある種の一件落着にしてしまっている人々がいますが、

そもそも、私がSNS利用に至ったのは、

「発声困難(声帯麻痺)」且つ「寝たきり(難病)」だったからです。

寧ろそうした立場の人達こそ、「社会との交流」のために、
SNSが、著名人以上に不可欠であるべき筈だのに、
(著名人で利用していない人はごまんといますし。)

SNSやネットの「危険性」や「弱者ゆえのネット環境の脆弱さ」ゆえに
使えない人達は、恐らくごまんといます。

それを「見てみぬふり」して
このネット中傷を「テキトー」とも言えるウヤムヤで終わらせようとする人達は、

もし、弱者支援をなさっていたとしても
それは個人の余興か偽善にも私には思えますし、

もしくは、「知性不足」ゆえの行為に
私には見えるのです。

2020.6.5筆