「間違った正義」という間違い。

「間違った正義」という間違い。

近年なのか、昔からの事なのか、
「間違った正義」という言葉が横行しているけれども、

私は「間違った正義」など、無いと思っている。

それは、
「間違った正義」なのではなく、
「正義のふりをした"間違い"」以外の何物でもないと、
私はずっと主張してます。

それを行うヒトは皆、
内心の隅では正確には「間違い」だと解っている筈です。
それを「正義」を建前や盾や自己都合免罪符にして
実行しているだけ。
本質は、「間違い」で、その自覚は実は内心あるのです。

そのヒトはおそらく、
他者を殴る事を「間違った行為」だと知っているでしょう。
他者を言葉で一方的に殴る事も、同じという自覚はある筈です。

世間が「間違った正義」などと
甘やかした妥協で語るが故に、

「正義のふりをした、正義に見せ掛けた、
正義のナリスマシをした、間違い」をしているヒトビトが、

付け上がって、益々それを行っているのです。

「間違った正義」ではなく、

「正義にナリスマシた間違い」と、

ちゃんと、教える「義務」が、
年長者もしくは知恵者、
そして「社会」には、
私は、あると思う。

堂々と「それは、正義にナリスマシた間違いだ、」と

皆、仰って下さい、。

2020.5.5筆