茶素

99年生まれ、大学生。春から東大経済学部を休学して山梨県北杜市で田舎暮らしをしています。心と身体のつながりに興味があります。

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99年生まれ、大学生。春から東大経済学部を休学して山梨県北杜市で田舎暮らしをしています。心と身体のつながりに興味があります。

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    東大経営学科の私が就活を辞めて、田舎暮らしを始めるまでの話

     2020年12月、私は東京を離れて山梨の田舎に移り住むことを決めた。その時は、決断したというよりも、その選択が心の中心に存在するという感覚だった。 「東大生なのにもったいない」 「逃げているだけなんじゃないか」 そんな言葉は自分の内からもう聞こえて来なかった。  私は今大学3年なので、4月から休学して山梨県北杜(ほくと)市に移住する。まだ卒業のための単位が残っているので、1〜2年したら一旦東京に帰ってくるけれど、少なくとも数年は山梨に住もうと思っている。あまり先のことは分

      • 音による癒し

        音による癒しが必要だった。

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        • 日記

          また深いところに潜っていきそうな感じがしたけど、割と耐えた。

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          • 日記

            4月は旅をしようと決めていた。 この1ヶ月、たくさんの人に会った。 ありとあらゆるタイプの人に会った。 しばらく会ってなかった人にもたくさん会った。 幼少期から今までお世話になった人にもたくさん会った。

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            日記

            部屋に飾っていた薔薇の花が枯れてドライフラワーみたいになって、なにもかも忘れたくて下北沢の遊歩道の小川に捨てたあの頃と心の柔らかいところは何も変わっていなくて、ヒッピーの集まりみたいなところで買ったアマゾンナイトのネックレスは19ヶ月つけて、飽きて外した。アマゾンじゃなくともせめて日本の大きな川に還そうと思ったけれど先延ばししているうちに5ヶ月がたった。ピンクのポリエステルの布団カバーは安っぽいから、みどりのオーガニックコットンをかぶせた。お香を焚く。火はいい。煙はいい。私は

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            ふたつの世界とその間

            東京から田舎に移住して2年がすぎた。 私がここで見た世界はこれまでとは異世界のように違っていて、そのすべてが新鮮で、衝撃だった。 木や土の手触り、心と心のやりとり、暮らしをつくること、ゆったりと流れる時間、流動的なコミュニティ、芸術、身体、感性。 一言では言い表せないから思いつくことばを並べるとこんな感じ。 それはそれは素晴らしい世界で、私はほんとうにここでの暮らしが大好きだ。 一方で、自分の中に抜け切らない都会の血が流れているのを感じる。それはときに強く自分の心を揺り

            ふかい眠りのはなし

            たまに、休眠の時期に入ることがある。 突然、眠る以外のなにもできなくなって、30時間くらい眠り続けることもある。 眠りが深くて長いのは小さい頃からだけど、山梨に来てから子供の頃よりもよく眠るようになった。 あくせく働いたり遊んだりして、頭の中が現実のあれこれでいっぱいになっていると、突然身体がフリーズして動かなくなる。 眠りの時間がきた、と思う。 深い深い眠りに入ると、起きている時と寝ている時、どちらが現実なのかわからなくなる。 眠りたくなるのは「帰りなさい」という合

            田舎暮らしについてよく聞かれること(利便性・友達・仕事・畑・家探しなど)

            東京から山梨県北杜市に移住して2年が経ちました。 田舎暮らしには大分慣れて、田舎の人になりつつあります。 この記事では、田舎暮らしのあれこれについて、よく聞かれることを書いていこうと思います。 田舎って不便じゃない?結論から言って、全然不便じゃないです。思い返すと不便だと感じたことがほぼありません。なぜなら、 車があればドアtoドアで行きたいところに行ける。 スーパー・コンビニ・ドラックストアまで車で5分。 Amazonが翌日配送してくれる。 ネットで世界中の情報

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            毒を吐く・踊る

            いつからだろうか。 人に好かれたいとか、嫌われたくないとか、出る杭になりたくないとか、全然思わなくなった。 思わなくなったというくらいだから昔は思っていたのだけど、いつの間にか、「自分にもそんな時があったなぁ」みたいな感じになってしまった。 「人から嫌われたくない」という気持ちが一切なくなった自分が、大丈夫か?と思う時がある。 苦手な人がいると愛想笑いも出てこないし、気に入らないことがあったらすぐ言ってしまうし、人から嫌味なことを言われても「そんなことを言ってしまう心が

            なぜ生きるのか。

            かなり衝撃的な本に出会ったので紹介しようと思います。 と言っても読んだのは3ヶ月くらい前なんですが、 あまりの衝撃に「やばい」以外の語彙力を失ってしまい、ようやくじわじわと言語化できそうになってきたので感想を書きます。 (私の感想は原作をかなり薄めた感じになってしまっているので、気になる方は先に原作を読んでみてください。) ヴィクトール・E・フランクルの『夜と霧』 優秀な脳外科医・精神科医だったユダヤ人の著者が戦時中にナチスの強制収容所に収監され、妻子を殺され、2年の

            ないことの豊かさ。循環的な暮らし。

            最近「note楽しみにしてます」ということを言ってもらえる機会があったので、半年くらいサボっていたnoteを再開しようと思います。 今年6月に愛用のMacBookが突然動かなくなりました。 修理に出そうにも修理代が4万くらいかかるということで、なんだか気が重くて先延ばしに先延ばしを重ね、半年くらいパソコンなしの生活を送っていました。 2020年はコロナ禍でオンライン授業だったこともあって、起きている時間の3分の2くらいはパソコンに向かっていたというくらい身体の一部と化して

            夏野菜が続々と収穫シーズンを迎えています🍅 ビヨンド自然塾の畑には、30種類以上の多種多様な野菜と無数の生きものが共生しています。 収穫が宝探しみたいでとっても楽しい! #自然農 #夏野菜 #田舎暮らし