ドラマ

今日、久しぶりに大勢の前で自己紹介をしました。
自分のことを話すとき、いつもなにを話したらいいかわからなくなります。
自分の好きなものはたくさんあるけれど、
誰かと話すきっかけになるものを言ったほうがいい。
そんな時選んでしまいがちなのが、「ドラマが好き」という話題です。

わたしは連続ドラマが大好きです。
映画にすべきお話とドラマにすべきお話は違うと思っていますが、わたしはドラマが好きです。
連続ドラマは、1週間に1回のペースでいろんな気持ちを届けてくれると思います。
自分のなれない職業、自分とは違う価値観の人の考え、自分とは違う境遇、自分とは違う選択。
「似ている」と感じることもあるけれど、必ず自分とは違う瞬間がある。
それを短めの時間で何度も教えてくれる、それがドラマだと思います。

わたしの人生を支えてくれる「Nのために」というドラマがあります。
湊かなえさん原作の作品で、基本的に小説の実写化はドラマの方が劣ると感じることが多い中、この作品はドラマも小説に負けない魅力を持っています。
親との関係、地元への気持ちにとても似ていると感じるところもありながら、
さまざまな愛のかたちや、自分の行動を選択する際の基準など、知らないこと、知った方がいいことをたくさん教えてくれる。

大好きなこのドラマの話を、わたしが自分のことを知ってほしいと思う相手には必ず伝えます。
好きなドラマを教えることって、価値観や性格をバラしているみたいで少し恥ずかしく感じてしまう。
でも、ドラマがこんなにもわたしの人生に組み込まれているものなんだ、と感じた今日でした。

今1番好きな「死にたい夜にかぎって」、いつも好きな朝ドラと仮面ライダーについてはまた今度。