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NO.15刑務所の事件送致
刑務所の中では日々色々な事が起きています。
その中の1つが、懲罰行為を越えた刑事事件です。
実際に目にして経験した内容の1つ です。
刑務所では普段から受刑者に対して受刑者同士の身体への接触は暴行として扱うので接触は絶対にしないようにと、訓示が行われています。
そんな中、雑居においてＡがＢを10数発殴る、蹴るの暴行を行いＢは血を吹き出すという大きな暴行事件が発生しました。
しかし、この暴行事件は起
NO.14刑務所の懲罰と事件送致
刑務所では決められた事を守らなければ処遇に関する法律に基づく職員の指示に違反する事になったり、
受刑者遵守事項に違反することで懲罰になってしまいます。
しかし、懲罰行為がエスカレートすると刑務所側の対応も変わって事件送致となります。
受刑者同士だと被害者が被害を訴え無くても刑務所側が一方的に刑事事件にも出来るようです。
実際にあったのは事件送致案件は
·刑務官の胸ぐらを掴む
·ハサミを持ち刑務官
NO.13刑務所の懲罰
刑務所の中で生活をしているとよく問題が発生します。
よくある問題とはストレスが溜まる、不安なことがある、イライラするなど人間関係で発生した原因が多いと思います。
雑居で生活をしていれば朝、目が覚めたら隣に他人がいて、何をするにしても人の目に晒されていて、仲が良い人が居れば少しは軽減されるけど、仲の悪い人がいれば気を張った状態なので精神的に休まる事はありません。
普段から揉め事で連行(違反行為を職
NO.12 受刑者の給料
刑務所では懲役作業をすると対価として作業報奨金が支払われます。
このお金の目的としては出所後の生活資金の為と、在所中に生活するうえで物品の購入や家族の生計の援助等にも使うことが認められていますが、物品に関しては報奨金の月額の類分の１しかつかえません(今は)。
2類なら2分の1、3類なら3分の１、 4と5類ならその類分の1と類によつて変わってきます。
報奨金は1時間当たり6円〜40円前後とされている
NO.11刑務所の職業訓練
刑務所の中では出所後の就労を促進する為に職業訓練が実施されています。
刑務所によっても受講できる科目も違うし、全ての刑務所で職業訓練を受講出来るわけでもありません。
全国から受講者を集める総合訓練施設。
管内、他の管区内の受刑者を一時的に集める集合訓練施設。
自所の受刑者のみを選定し訓練していく自庁訓練施設などがあります。
全国では53科目の職業訓練が実施されているようです。
職業訓練の条件として
NO.10 刑務所のお盆休み
もう少しで刑務所のお盆休みが始まります。
お盆休みといっても特に土·日·祝日の休みと変わりはありません。
ただその休みが長いだけです。
令和4年は8月11日〜17日で7日間の休みでした。
祝日と矯正処遇日を含めてですが···
しかし、8月2日から職員のコロナ感染で工場が稼働停止になったので一応16連休でした。
その間は矯正処遇日と同じカリキュラムでした。
お盆休みも休日と同じで9時から指定の録画T
NO.9 刑務所で買える物は
刑務所の中では色々な事に制限があり、自分が使用する物品などもその1つです。
生活するうえでお金が無くても問題はありません。
しかし、自分の私物と官物(刑務所から支給品)では使い方も違います。
私物は使用量、交換時期を何も気にしなくていいが官物は違います。
チリ紙(ティッシュペーパー)は300枚一束を1ヶ月以上持たさなければいいけません。
歯磨き粉、歯ブラシ、タオルは3ヶ月以上使用する事。
石け
NO.8 受刑者の風呂事情
刑務所の中では一般社会と違って好きな時間に風呂に入ることは出来ません。
週に2回、火·木曜、3回、月·水·金曜を交互に繰り返していきます。
暑い夏でも汗を沢山かいても決められた日にしか入れませんので体がべとつくし臭くなるので最悪です。
入浴時間は15分間で体を拭いてから出てこなければいけません。
まずは入浴場に入るところから説明します。
入浴場に着いたら順場に脱衣所に入って行く。
入浴場の脱衣所は
NO.7 受刑者の楽しみは 甘シャリ編
刑務所の中だけど楽しみに思える事
もあります。人にもよりますが···
刑務所の中でもちょっとした変化が楽しみに思え、それを目標にしていた人もいました。
ここではその一部を紹介したいとおもいます‼️
·祭日にでる甘シャリ(お菓子)
·集会(お菓子)条件有り1、2、3類
·私本購入の配布日
·誕生会
·パン食の日
·クリスマス
·年末年始
·各行事(カラオケ大会、運動会)
などがあり、お菓子が出る時
NO.6受刑者は何を食べてる 朝食編
刑務所では朝.昼.夕と必ず食事が出るが一般社会の人が思っている程美味くはない。
そのご飯は臭い飯とも言う人がいるが、理由としては雑居の中にトイレがありその匂いの中で食べる為とも言われたり、主食が白米7割で麦が3割な為、独特の匂いがあるからと言う人がいる。
その臭い環境の中で好きな物を食べるとやっぱり美味い。
なら匂いでなく味の問題と思う。 主菜のおかずも味が薄くて美味しくはない。
昔は味が濃くご
NO.5 受刑者の1日は始まる 平日編
毎日、決められた時間に必ず起きなければならないのが刑務所です。
なかなか刑務所の1日の大まかな
スケジュールを細かく知る人は少ないと思うので、どの様に過ごしているかをお伝え出来たらと思っています。
6時45分にチャイムがなり一斉に起き出して布団をたたみ始め、部屋によりますが掃除を始めてから洗顔をする場合と掃除をしないで洗顔をする場合があります。
洗顔が終わったら部屋の中央に机を合わせて廊下に向き座
No.4 刑務所の暑い夏
暑い夏は毎年刑務所にやって来る。
梅雨入りはまだいいが梅雨が明けると気温が上がり本当に大変だ。 7月末位から30度を超えてきて建物の中はもっと暑くなっている。 刑務所で仕事をする工場は2階建で 1階はとても涼しく快適に過ごせる。でも2階は、とても暑く外気温よりは3.4度は高くなっている。 担当台の温度計を見ると38.39度の時もあったが作業は続けなければならないが熱くて集中が出来
No.3 受刑生活で大変な事
高い塀の中で生活をしていると大変な事が沢山ある。 それは人間関係が一番だ。 刑務所に来た時から見ず知らずの他人と共同生活が始まるからだ。 自分が来る前から生活しているからルールがあり、そのルールの中で合わせていかなければならない。 刑務所側が示す生活のルールがあるがそれもほんの一部。 自分達が生活しやすい様に限られた中でやっている。
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No1.受刑生活を振り返って
はじめまして、これから定期的に皆さんに受刑生活での出来ごとを伝えていきたいと思いますのでよろしくお願いします。 内容としては受刑生活の中で経験した事、自分の目で見た事、そこで思ったことなど幅広い内容を伝えていけたらと思います。
No2.受刑生活で失ったもの
今振り返ってもハッキリとわかる。 全てのものが無くなったという 事が··· 普通に考えれば分かることを。 だがその時は考えられる気持ちの余裕が無かったが、うすうすは気づいていた。こうなることを···
その結果、家族を失ない親も受刑中に亡くなった。
自分の勝手な行動で被害者を出した事を反省だ。 全て失なったとは言ったが、こんな自分に対して2人