親の悪口を言う女性について

婚活中の女性の皆さん、お元気ですか？

知り合いの独身女性に、頻繁に親の悪口を言っている方がいます。周りも優しいから聞いてあげるのですが、その光景をよく見ます。この方の結婚は遠いかもしれないと、私は思ってしまいます。

世の中には実際、本当にひどい親がいるのもまた事実です。その子供は相当辛い思いをしたでしょうし、本人にしかわからない辛さもあるのだろうと思います。悪口を言われて当然の親なのかもしれません。しかし、それでも親の悪口を口にしないという方もいます。ひどい親であっても、悪口を言う方と言わない方がいるというのが事実です。

ある本の中で、社長の悪口は口にしてはいけないということが書かれていました。いろいろと本を読んでも忘れてしまうことが多い中で、この言葉は頭に残りました。新卒で入社した会社の社長は、独裁者的で今でいうブラック企業の典型のような会社の社長でした。社員が社長の悪口を言うのは日常的でした。私は本に書かれていたことが引っかかって、社長の悪口だけは言わないようにしていました。ドラマであれば、その姿を誰かが見ていて昇進につながったとなりそうですが、実際そうはなりませんでした(笑)。でも私は、社長の悪口というのは言ってはいけないのだなと体感として分かってきたのです。
社長がいてその会社があります。その会社に自分がいます。社長の悪口を言うということは、会社にいる自分を否定することになるんだなということが、体感として分かってきたのです。悪口を言うたびに自分を否定することにつながる、これは自分にとって良くありません。本に書いてあったことの意味はこれかと思いました。
親の悪口というのも、こういうものではないでしょうか。親がいて自分がいるわけです。その親の悪口を言うということは、悪口を言うたびに自分を否定することにつながるのではないでしょうか。
自己否定を繰り返している女性に、幸福は訪れるのでしょうか。何より、男性から見て魅力的な女性に映るのでしょうか。

なんだか固い話しになってしまいました。すみません。
親の悪口を言ってはいけない理由をもう一つ。
それは、潜在的な男性心理を分かって頂きたいのです。男性は、この女性は自分の親を大事にしてくれるかなという目で女性を見ています。これは、ほぼすべての男性といってもいいでしょう。付き合う前でも、付き合ってからでもこの心理はあります。飲み会中でも、遊んでいても無意識にこの心理は潜んでいます。
そんな男性の前で親の悪口を言ってしまうなんて、マイナスアピールをしてどうするんですか、ということなんです。サッカーで言えばオウンゴール。味方のゴールに強烈すぎるシュートを叩き込んでいます。
逆に言えば、この女性は自分の親を大事にしてくれるだろうなと思わせることが出来たら、これは相当強いプラスのアピールです。これが出来たら、その男性を操れちゃうんじゃないのというくらい強力です。
婚活中の女性には、たとえしたたかに、計算高く、あざとくあってでもこのアピールを狙って頂きたい。自分の可愛さを狙うあざとさは、テレビ受けはするかもしれませんが、男性に通用するかどうかは疑問です。でもこのアピールは、あざとくであってでも強力です。この男性心理を、ぜひぜひお忘れなく。

あなたに幸が訪れますように。