備忘録:ポートフォリオ作成の5つの重要ポイント

今日、Dribbbleから来たメールマガジンで駆け出しデザイナー向けのポートフォリオ指南記事を見つけたので読みました。

 https://dribbble.com/stories/2019/10/21/5-design-principles-for-building-your-first-portfolio?utm_campaign=2019-10-24&utm_medium=email&utm_source=courtside-20191024

内容的には「一般論」ではありますが…。

ポートフォリオ制作の方針で悩んでる人には役に立つかも…と思って、備忘録をTwitterに投稿しようとしました。

ところが…スレッドが10近くになってしまいましたとさ。
というわけで、noteに書くことにしました。

記事本文の内容以外も書かれているので、本文に書かれている内容それ自体を詳しく知りたい場合は、リンクから飛んで読みましょう。

1. 戦略=デザインの目的を考える→それを書き出し→実際にデザインする

普段のデザイン同様に「なんでポートフォリオを作るのか」という目的から考える必要があります。

そもそも、そこを明確にしておかないとデザインの方向性が定まりません。

ポートフォリオを作るにあたって考えるべき点
*なぜポートフォリオを作るのか
*誰に見てもらいたいのか
*あなたはデザイナーとしてどういう人か
*何を一番伝えたいのか
*どの作品を見せるか(内容以外にも見せる順番や分類含む)
*閲覧者となりうる人はあなたに何を求めているのか

以上の点をひたすら書き出していきます。

書き出したら、項目別にまとめていきます。同時に優先順位もつけていきます。

2. シンプル・情報を探しやすく・使いやすく

「超当たり前じゃん!」といわれそうな項目です☺

しかし、「誰に見てもらいたいのか」「何を一番伝えたいのか」さえ分かってない人がどうやって探しやすい構成を作るのでしょうか?

なので、最初に目的を考えることはとても重要です。

また、ポートフォリオは通常「仕事をいただくための情報を開示するところ」なので、相応の理由がない限りド派手なアニメーションや効果は不要です(それが出来ることを売りにしたい場合は作品集でやればいいと思います)。

もちろん優れた操作性、PCやスマートフォン双方で閲覧しやすいデザインにすることも重要です。

あと、ブランディングが出来るデザイナーであることを売りにしたい人以外は無理してロゴを作る必要はありません。

コーディングの能力をアピールしたい人は、頑張って1からコーディングしてポートフォリオサイトを作るべきですが、デザインのスキルだけ分かってもらえればいいという人は、既存のサービスを使ったほうが楽です。

3. 特に気に入った作品・プロジェクトを厳選

たとえ数が少なくても、大好きで情熱を注いだもの、自分が自信を持って世に送り出せるものを作品集に展示します。

数多く載せればいいと言う意見は出てきそうだけど、数を増やせばいいからと適当に作ったもののデザインの意図なんて人に伝えられるのでしょうか💦

少なくとも私には無理です🙀

自信を持って「これは私が作ったもの」と言えるものを掲載し、それらの作品一つ一つに価値があると信じましょう

(本文中に書かれていたこと:大学等の課題も誇れる内容ならば載せたほうが良い、とのこと)

駆け出しだと実績がなくて不安なので「自分の作ったものなんて大したこと無いよー」って言ってしまいがちですが、自信がなさそうにビクビクしてる人に仕事をくれるとはとても思えません。

4. 作品制作の過程を詳しく記す

掲載する作品についていくつか詳しく情報を記す必要があります。

それによって、あなたがどういう方向性でデザインをする人なのか、どうやって問題解決のアプローチをするのか、どんなスキルを持っているのかなどなどを伝えられます。

各作品ページに載せる内容
*タイトル
*作品の画像
*課題
*目的
*課題解決方法
*制作過程(アイディアスケッチ、ワイヤーフレームなど)
*結論
*作品制作から学んだこと
*制作期間(本文中には記載されてなかったけど、これを見るクライアントは多い模様)
*使用ツール/言語

人となりは作品集とは別に自己紹介のページを設けて書くはずです。
それでも、具体的にどんなアプローチで問題解決をする人なのかは知ってもらったほうが、仕事を発注する側も安心するでしょう。

5. 思い立ったが吉日

やる気になったその時に始めたほうがいいのは言うまでもありません。

なぜなら、後回しにすると…。

.。oO{あっ、可愛い猫の動画だ…! まずこれを見よう}
.。oO{美味しいチョコレートを買ってきたから、先にそれを食べよう}

…という感じで先送りにしていき、やがて忘れてしまう可能性が高いのが、人間という生き物だからです🤦

おわりに

冒頭で紹介した記事にも実際のポートフォリオの事例が紹介されています。
また、Google先生に「ポートフォリオ 画像」「ポートフォリオ 作り方」などで聞くと、相応のサイトが見つかります。

それでは、私もポートフォリオの目的を考えることにします。

👋

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