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旅、25日目 西馬音内盆踊り

メイキング・オブ・マイnoteページを一日お休みし、鹿児島滞在記に戻ります。

検査の数値の値が一部悪く、外出禁止令が出ていますが、いまだにそれが解かれず、週明けの検査結果次第となりました。

この間、いつもの治療の代わりに、治療を再開するための治療(ややこしい)を受けに、一時的に別の病院に行っていました。

錦江湾のすぐ近くで、病院の窓から真正面に大きく桜島が見えます。
残念ながら、院内は撮影禁止。そこで病院帰りに、十歩ほど遠回りして一枚だけ桜島を撮ってきました。寄り道不可の今はこれが精一杯。交差点をわたったら、もっといい写真が撮れるのに、とちょっと残念です。

今日も噴煙がたちのぼる。

さて、背中に聴診器を当てていた先生が何かつぶやきました。
「秋田」
は?
どうやら私がきていたTシャツの柄に反応したようなのです。
「秋田?」
「あ、はい。私、ここの踊りが好きなんです」
「そうなの。東北では相馬踊りが有名だけど、秋田は知らないな」
「そうですか。ここの踊りも有名なんですよ」
「へえ、そうなんだ。で、秋田まで見に行ったの?」
「いえ、私が踊るんです」
「踊るの?そうなんだ。へえ!じゃ、注射に行ってきてね」

また別の日。
治療の治療の結果を見るために採血へ。
先日、秋田、とつぶやいた先生が言いました。
「注射は終わったんだね。じゃあ、今日は採血ね」
「はい。でも今日の数値が悪かったら、今日また注射してもらってこいと言われているんです」
そのままお辞儀をして退室しようとしたら、先生に呼び止められました。
「うちの注射は上等だから大丈夫!」
で、検査結果はダメとオッケーのちょうど中間。
翌日も採血となりました。

根拠はなくても、励ましが嬉しい。
どこでも気さくに話しかけられることが多いのですが、お土地柄でしょうか。

さて、久しぶりに西馬音内盆踊りのことを話した日、踊りたくてたまらなくなり、マンションに帰ってから、YouTube動画を音源にして踊りこみました。

そうしたら、同じ日に、燿(hikari)さんからもこんなコメントをいただきました。

スローモーションのような動きのダンスでも、深いヒーリングが起こります。

頭でコントロールせずに、身体の動きたいように動かすと、バネが緩むような動きが起こるので、オススメです!

燿(hikari)さん

西馬音内盆踊りは、それなりにテンポがよい踊りですが、試しに音源なしで、超スローテンポで踊ってみました。

あ、ここは手と足の動きが乖離している。
ここは顔の向きが動きについていっていない。
右足より左足の方が踏み込めていない。
左手の動きが生きていない。
……

普段意識せずに踊っていた部分に違和感が次々に出てきて、体と対話をしているような気持ちになりました。燿(hikari)さんが書いてくださった、バネが緩むような動きは実感できませんでしたが、気持ちの良いひとときでした。

そういえば、踊りの会を師匠から引き継いだ時に贈られた衣装にまだ一度も手を通していないなぁ。来年は現地に踊りに行きたいな。


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